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シェリー・マン・アンド・ヒズ・メンのライブ盤「ブラック・ホークvol. 3」を以前買って聴きました。コンテンポラリーにしては珍しく、ずっしりとした、いい音だと思いました。発売元はワーナーパイオニアです。
コンテンポラリーの国内盤は、キングにせよ、ビクターにせよ、ずっしりとした重みに欠ける音が気に入らなかったのですが、パイオニア盤は「いい音だなあ」と思いました。
残念ながら、コンポラのパイオニア盤は中古レコード店ではあまり見かけません。ワーナーパイオニアがこのレーベルを発売していた時期はものすごく短かったのですか?

A 回答 (6件)

>世界初のステレオ盤ってこれですか?



これが世界初のジャズのステレオかどうかはわからないのですが、私が驚いた54年の録音、というのはこのレコードのOJC復刻盤でした!
オリジナルでステレオだったら多分デカデカとSTEREOの印刷やシールの貼り付けなどがあるんじゃないかと想像しています^^
(OJC盤は裏面のDコリンズの方はモノーラルです。片面のみステレオという変態七拍子揃った盤?です。とおインチカップリングなので仕方ないのかもしれませんね。それを考えると、OJCの企画ができた時点で倉庫を捜したら偶然ステレオのマスターテープが出てきた!ということかもしれません。こういうディープな部分はoshietenickさんにお任せします^^)

>コンポラの緑色

これはステレオ盤の再発だけそうなんです。
モノーラルのほうはOJCに至るまで一貫して、再発でもオリジナル通り黄色に黒字で変わり無しなのがこれまたジャズ世界不思議発見の旅ですね^^ キングだけ間違えてモノも黒で出したのがほとんど唯一ではないでしょうか?
そうそう、ジョンケーニッヒ時代の新録音ステレオは、黄色というよりは若干オレンジがかったような地色でしたよね。
黒がなくなってしまったのはなんだか安っぽく見えてがっかりしたのを思い出しました。

お父様の時代はステレオとモノと区別することが一種のステイタスだったけれどステレオが当り前の時代になってしまったせいで区別の必要がなくなったからでしょうか・・・
ロゴマークがレスの時代はCRだったのが、ジョン社長時代にはCrと小文字になったのも、なんだか落語家の世界の親子師弟関係みたいだなあ^^と思ったものでした。
安っぽく見えて、というと、ワックス仕様や金粉銀粉のセンターラベルや超厚紙ジャケットがあたりまえだった昔のレコードは本当に給料一ヶ月分にふさわしい仕様だったと感心しますね!
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この回答へのお礼

そろそろ店じまいですね。
ケーニッヒ親子の間で世代交代というか経営の引継ぎがあって、それがキング、パイオニア、ビクターという日本国内発売権の変遷に関わっていたというお話は大変聞き応えがありました。
Altosaxさん、そろそろ本を書いてはどうですか ^_^?
ありがとうございました。またよろしくおねがいします。

お礼日時:2005/11/20 11:09

またまた恒例のアルツハイマーです。



>http://www.uni-duisburg.de/AVMZ/frohne/discos/co …
こちらに出ている7000番台の解説をごらんになってみてください^^
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この回答へのお礼

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r1 …
↑世界初のステレオ盤ってこれですか?
なんとなく気になる一枚ではありますね。
コンポラの緑色のセンターレーベルも初耳だったので、今後そういうことも念頭に置いて廃盤さがしをしたいと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/11/19 21:31

>パイオニア盤は「いい音だなあ」と思いました



やっぱりそうなんですか、うらやましいですね。
パイオニア盤の帯に「輸入メタルマザー」(たぶんこれはスタンパの意味だと思うんですが)と大書されて刻印も鉄筆文字になっているじゃありませんか。
私は頭が悪い+耳が悪い+安物オーディオの三重苦でこの有難味がぜんぜんわかりませんでした^^;
スタンパーは、はんこの一種ですので使っているうちにちびてしまいますゆえに、ある一定枚数プレスしたらだめになって捨てるんですよ。
だから私は逆に使い古されたものが輸入されて来てのならやだなあ?と思ったものでした^^
輸入スタンパの国内プレスというパイオニア盤は限定盤でなくレギュラーカタログになっていましたので、これを一体どう処理していたのか私も興味持ってました。
販売数がそれほど期待できない商品ですから初回だけでレーベル契約更改になってしまい間に合ったのかもしれないし、セールスオーダーが入るごとにきちんとジョンケーニッヒの会社から新しいスタンパを作ってもらって再輸入してもらっていたのかもしれないし、はたまたたった一枚の版型で再プレスまでやったかもしれないしで、これはぜひosietecnickさんにも調べていただく価値?があるかもしれません^^
Contemporaryのワーナーパイオニア盤をあまり見かけない理由の真の意味はこの辺の事情も絡んでいるかも知れ無いですね。
アートペッパーやソニーロリンズのようなよく売れる盤もありますから、とても気になる所です。
また、新星堂レコード店の特別企画盤でもパイオニアを使用しましたので相当プレスしたと思われます。

>すみません。DJコピーってなんですか?

あれれ、ふつうにレコード屋さんでDJコピー、と記載されたレコードを見かけませんでしたか?
"PROMOTIONAL COPY" "NOT FOR SALE"とまったく同様の意味の別単語です。
プロモーションのためにラジオでかけてもらうためにDJの人々に配られたからです。

>センターレーベルに"Contemporary"とあります。"StereoRecord"というレーベルではないと思います。

STEREO RECORDS 株式会社、というのは、レスケーニッヒが社長で、センターラベルの印刷体裁もコンテンポラリーと同じでCONTEMPORARY RECORDSの文字がそのままSTEREO RECORDSにという文字に入れ代わっているだけのものです。
ジャケット表裏の体裁も同様で、唯一違いのあるところは楕円形にStereoの文字が入っているだけです。
どうやらステレオが珍しかった50年代に発売されていたみたいです。
キングが最初に出した国内版のコンテンポラリーには間違って?このSTEREO社のジャケットを表だけ使っているのがありました(なぜか裏はちゃんとcontemporaryになっていました^^)
ちなみにステレオのジャズレコードでは何が一番古いかなあ?と探してみたことがあったのですが、わたしの一番驚いたのは0JC盤でなにげなく買ったディックコリンズ-チャーリーマリアーノが疑似エコーではなくほんとのステレオだったので驚きました。(1954年)

次のお楽しみのターゲットのひとつになれれば幸いです^^
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すごい即レスにびっくりしました!^^



>それはともかく、このレコードのvol.2。いちおうオリジナル(セカンド・オリジナル?)を持っています。センターレーベルが黒地に金色の文字です。あるんです!

おお!さすがoshietenickさん!
金文字盤はステレオレコードレーベルですか、コンテンポラリーですか?
59年になるともうステレオレコードというのはなくなるのかな?

>vol.4(オリジナル?)は黒地に白い文字ですね。

銀ではなくて白ですか?
そういうのもあるんですね!
(DJDOPYではなくて?)

緑ラベルもあるので悩ましく楽しめますね!
緑はどんな素性かご存じですか?
(私は70年代ごろのステレオ盤再発が緑なのかなあ?と推測してるんですが)

>前述したようにこの作品はコンテンポラリーにしてはずっしりした音で、気に入っています。「さすが、ロイ・デュナン!」と思ってライナーノーツを見ると、
>
>"Sound by Howard Holzer"
>
>これはちょっと笑いました。
これは60年代に近い作品だからではないでしょうか?
パラティノ>デュナン>ホルツアーの流れでは?

この回答への補足

すみません。DJコピーってなんですか? Googleで調べたら、「違法コピー」とか「コピーガード」とか、危険なことばが並んでたんですけど ^_^

少し間違いを書いてしまったので、整理して訂正します。

●vol.1 持っていません。\4500以内だったら欲しいですね。
●vol.2 米Contemporary盤。センターレーベルに"Contemporary"とあります。"StereoRecord"というレーベルではないと思います。黒地に金色の文字。
●vol.3 ワーナーパイオニア盤。
●vol.4 米Contemporary盤。黄色地に黒い文字でした(失礼しました)。普通のセンターレーベルです。このvol.4、"PROMOTIONAL COPY" "NOT FOR SALE"と書かれたステッカーがジャケットカバーに貼られています。"NOW AVAILABLE AGAIN"というステッカーもあります。本物のオリジナル盤ではないようで。

"Stereo"というレーベルは名前を聞いたことがあるだけで、よくわかりません。下記Webページに完全ディスコがあるので、よろしかったら分析して、また何かの機会のとき、ご報告くだされば幸いです。
http://www.uni-duisburg.de/AVMZ/frohne/discos/co …

補足日時:2005/11/19 11:33
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すみません、恒例の肝心な部分の書き忘れです^^;


ご質問の核心部分である、「なぜワーナーパイオニア時代が短かったか?」の直接的な理由は、
レスターケーニッヒが亡くなって、長男のジョンケーニッヒが社長になった頃、日本のレーベル契約がワーナーにいきました。
しかしジョンが社長になってから経営がうまくいかなくなり、ファンタジーに買収されてしまったゆえに日本から見るとビクターへレーベルが移ったように見える訳です。

ジョンの時代の作品群は、当時はあまり気を惹かれることがなかったのですが、今となってはコレクターズアイテム?になってしまいましたね^^
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この回答へのお礼

今回も貴重な情報をいただき、感謝しております。
やはりレコード会社に関係なさっていたんですね ^_^

それはともかく、このレコードのvol.2。いちおうオリジナル(セカンド・オリジナル?)を持っています。センターレーベルが黒地に金色の文字です。あるんです!
vol.4(オリジナル?)は黒地に白い文字ですね。
vol.3(パイオニア盤)はご指摘のとおり。
vol.1は持っていません。

前述したようにこの作品はコンテンポラリーにしてはずっしりした音で、気に入っています。「さすが、ロイ・デュナン!」と思ってライナーノーツを見ると、

"Sound by Howard Holzer"

これはちょっと笑いました。

お礼日時:2005/11/19 00:23

こんにちわ、


コンテンポラリーは長いことキングでしたが、80年代中期のごく短期間ワーナーが扱い、後ファンタジー傘下になるとビクターでしばらく落ち着きました。

私はちょうどこの時期ワーナーに出入りしていたのですが、当時のディレクタはカントリー/ブルーグラス専攻の方でしたのでジャズについては柳沢てつやさんに色々アドバイスを受けておられました。

ワーナー盤コンテンポラリーだけはなぜか金色の文字ですね。
私もこれには驚いて、金文字はオリジナルに忠実なのかと思い込んでいました。
(コンテンポラリーが入る前、ワーナーではアトランティックのかなり忠実なオリジナルレーベル復刻をしていましたので)

osietenick さんは金文字オリジナルをご覧になったことがありますか?
私はあれから20年近くがんばってみましたが、金文字オリジナル盤に出会ったことがまだありません。

(ワーナーブラザーズレーベルのステレオ盤のオリジナルは金粉の豪華なラベルで感動しました)

コンテンポラリーのステレオ盤は、当初コンテンポラリー社の別レーベルで「ステレオレコードレーベル」という冠でリリースされていました。
1956年からステレオを出していたこの会社は技術的に20年以上先を進んでいて、70年代の秋葉原家電販売店が販売したオーディオチェックレコードのソースにもなっていました。ロイデュナンって凄いですね!
デュナン公称の録音周波数帯域はたしか上限16000ヘルツだったはずなんですが、他の二万ヘルツまで収録した70年代レコードよりもずっと高音域が透明な感じに聞こえて私は一番好きなレーベルです。
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