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皆さんはフランス映画について、どんな印象やイメージを持っていますか。

A 回答 (6件)

お恥ずかしながらフランス映画、つまり主にフランス人がフランス資本で制作された映画


はせいぜい200本くらいしか観ていませんし、ルイ・フイヤードの『吸血ギャング団』、
ジャン・エプスタンの『アッシャー家の末裔』、ルイ・デリュックの『雷鳴』などフラン
ス映画を語るに際して絶対に欠くことのできないの古典的名作やジャン・ルーシュに代表
される「シネマ・ヴェリテ」も未見です。1930年代の詩的リアリズムにしてもジャック・
フェデー、マルセル・カルネ、ジュリアン・ディヴィヴィエ等の代表的な作品を少しずつ
観た過ぎませんし、ヌーヴェル・ヴァーグにしてもさすがにゴダールとストローブ=ユイ
レは殆ど観ていますがそれ以外はエリック・ロメールやクロード・シャブロルと言った有
名どころですらやはり代表作数本ずつしか観ていません。フランス映画の極北とも言える
ジャン・ルノワールやロベール・ブレッソンと言った作家の作品にしても恐らくはそのフ
ィルモグラフィーの半分も観ていないでしょう。ですから、とてもではありませんが、フ
ランス映画の「印象やイメージ」を安直に語ることなどできるはずがありません。

ちなみに、『エイリアン4』のジェン=ピエール・ジュネや『WASABI』のリュック・ベッ
ソンなどは、彼らがたまたまフランス人(フランス出身)であったと言うことだけで、フラ
ンス映画ではありません。ジュネの『アメリ』はフランス資本で作られてはいますが、個
人的にはこれをフランス映画とは思いたくはありません。

余談になりますが、映画評論家の山田宏一氏が近著『何が映画を走らせるのか?』(草思社
刊)で非常に示唆に富むことを書かれていますので、参考までに記載しておきます。「誰
もがふたつの職業を持っている-自分の職業と映画批評だ」というハリウッドで有名な文
句を枕にして、「猫も杓子も映画批評だけはできる」という昨今の事態、つまり「シェイ
クスピアも読んだことのない文芸批評家、バッハの聴いたことのない音楽批評家、ラファ
エロも知らない美術評論家など」考えられないが、「清水宏の映画もエルンスト・ルビッ
チの映画もアベル・ガンスの映画も見たことのない映画評論だけはごく当たり前に認めら
れる」とに対する事態に対する苛立ちとも思える文章です。

「おそろしいと言えば有名人は有名人でその有名性にあぐらをかいて、無名人は無名人で
その無名性の上にあぐらをかいて、無造作に、好き勝手に、あれがいい、これがわるいと、
いとも気軽に言ってのけるという映画批評の実態である。」
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それほど多く観ているわけではないので、偏ったイメージです。

あくまで。
私が観た事があるのは、思い出す限りで言うと、
●フランソワ・トリュフォー
●エリック・ロメール
●ジャン・リュック・ゴダール
●レオス・カラックス
以上の監督の作品のそれぞれ何本か。
あと、なぜか「ラ・ブーム」(^^;)

トータルなイメージとしては、
●映画のスタイルに対する強烈な意志がある。
●俳優にも強い視線と個性を感じる。
●鮮烈なイメージを残すシーンが多い。
●概してうるさくない、静かな感じがある。
●小難しいというか小賢しいというか。

・・・ってな感じでしょうか?
個人的に好きか嫌いかと言われたら、正直そんなに好きではないです。
まぁ、ちょっとインテリっぽくて近寄りがたいけど、言う事は妙に気が効いてて、一目置かざるを得ないやつ、ってなイメージでしょうか?
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苦味がある映画が多いと思います。


ペーソスがきいている。

恋愛映画の表現が非常にうまいとも思います。
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映画大好き、いっぱい観てます。


フランス映画もそれなりに観ています。徒然に思い出してみると・・・
かくも長き不在、禁じられた遊び、死刑台のエレベーター、ニキータ、勝手にしやがれ、シェルブールの雨傘、天井桟敷の人々、デリカテッセン、エマニエル夫人、パピヨン、愛と哀しみのボレロ、リスボン特急。
こんなもんですかね。
名作もあるけど、概して好きではないですね。
外国との合作だと、太陽がいっぱい、フレンチ・コネクション、愛人/ラマン、家族の肖像とかが加わりますけどね。多少感想は変わりますが、やっぱり好きになれないですね。

ヨーロッパの映画は多くの作品が「暗い」イメージなんですよね、内容と映像とかがね。で、例えば、ハリウッド映画はハッピーエンドがキホンですが、ヨーロッパ映画はそうではない傾向が強い。良く言えば芸術的な作品が多い、とでもいいましょうか。

ごく個人的な意見なんですが、フランス語の「音(おん)」自体が嫌いなんですよね、蓄膿症みたいで。人気のある言語なので、好きな方には申し訳ないんですが。
私はロシア語の「音」が好きです。

なんだかんだ観てはいるのですが、結論は「進んで観たいとは思わない」です。
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観た映画は 飛行機の中で観た taxi と wasabi だけですが、金だして 見る価値なし。

 という感想。


トダバタのみで内容全くなし。  ま、フランス人が作るものじゃ そんなもんかも。
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エマニエル夫人しか思い出せないせいか、開放的な性というイメージかな。



後はアラン・ドロンのおしゃれなイメージ。
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