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あるお寺に二人の人物が碁を打っているふすま絵があります。そのふすま絵は500年ほど前から伝わっていて、狩野派の作者の絵だそうです。何を描いているのかはお寺の人もよくわからないそうですが、私はその絵は「北斗七星と南斗六星」の話し(参考:http://www.asahi-net.or.jp/~NR8C-AB/afchnnanboku …)ではないかと思います。

その絵で二人が打っている碁なのですが、黒石だけで打たれている「一色碁」のように思われるのです。残念ながら一人の指先の、ちょうど碁石を持っているところがはがれてしまっているのですが、碁盤の石が黒石だけなのでそう判断されます。

それで、昔の碁は一色碁だったのではと思いネットで調べてみたのですが、それらしい情報を得られませんでした。碁の歴史をよく知る方、元々はどんな囲碁が打たれていたのかわかる方、ぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

説話や民話などでは、仙人や妖怪など超人的な存在が囲碁を打つときは、一色碁をやる、という設定が多いです。

この絵もそのパターンだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
#1さんの回答と併せて考えると、一色碁は常人には無理だから説話などで一色碁を打っているのは仙人や妖怪が多い、ということになりますかね。

となると、この絵で碁を打っているのは仙人の可能性が高い→よって、北斗七星と南斗六星の絵である可能性も高い、ということですね。

あとはやっぱりお寺の資料を探し出すしかないですが、これで北斗七星と南斗六星の可能性がかなり高くなりました。
とても勉強になりました。ご協力いただきありがとうございました。

お礼日時:2006/09/22 19:42

囲碁の起源についてはあまりわかっていません。


中国の春秋時代(紀元前770~400年頃)には成立していたとも言われますが、
確実な資料は漢時代や三国時代からになります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%B2%E7%A2%81% …

古代の囲碁は、ルール上は現在のものとあまりかわりありません。
ただ、白黒とも、最初に四隅の星に互い違いに置いてからはじめていました。
その程度の違いです。

一色碁だったということはありません。
囲碁の歴史については何冊か本を読みましたが、
(たとえば
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4004203430/
)
そういう事を聞いたことがありません。
また不可能です。
「目隠し碁よりも難しい」と言われるくらいで、
プロでもまずできません。

碁盤の上に黒しかないというのは、
画家の勘違いか、退色が原因ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

つまり碁は2500年以上も同じようなルールで続けられているということですね。すごい…!!

絵を見たところ碁盤にかつて他の絵の具がついていたような形跡はないのですが、退色という可能性もあるかもしれませんね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2006/09/22 19:27

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