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ドイツ人にとっての24時間営業コンビニエンスストアについてです。
欧州は多くにそうですが、特にドイツでは休日法にて店の営業時間が規制されています。
日本のように、24時間営業のコンビニや飲食店はほとんどありえないのが実際だと思います。経験では、Munich Hbfでさえも、夏季深夜1時にはキオスクは云うに及ばず、ほとんどの店が閉まっていました。

現地ドイツ人にとっての24時間営業のコンビニエンスストアなどは生活上、必要に値するモノなのでしょうか?
郷に入った郷に従えで、ドイツに行ったら休日法の精神にのっとり、不便でもやりくりしていますが、当のドイツ人の意識はどうなのでしょうか?
(日本のように)24時間営業のコンビニや飲食店あればすごく便利、とか、休日法という法制の改定が必要ではないのか? とか、あるいは、いまのままで全然不自由無いという考え、どれなのでしょうか?

ご教示お願いいたします。

A 回答 (4件)

隣にドイツ人(20代)がいますので、聞いてみました。



都市部などは、日本と同じで24時間常に人々がうごめいていますから、もし年中無休のそのようなコンビニなどができれば、是非利用したいそうです。

ただし、休日法の精神は「時代に合っていない」とか、「不便」ということではないそうです。
ひとつには、労働者の健全な生活を守るためだということです。
消費者、利用者にとっての利便性を追及すれば、それは際限なくサービスの拡がりを進めることを意味します。
しかし、それだけを追求すれば、そのしわ寄せは労働者自身に跳ね返ってきます。

ドイツ人の彼にすれば、昼夜休みない24時間営業は、ある意味異常だそうです。
市場経済の原則に乗りっぱなしでは、いつか社会はおかしくなる。どこかで歯止めをかけなくてはいけない。そのひとつが休日法だということだそうです。

不便だとか、不必要という発想自体が、短絡的で子ども地味みているそうです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
>隣にドイツ人(20代)がいますので、聞いてみました。
本当に羨ましいです。
僕もドイツに旅行のたびドイツ人と直に話をし、自分なりに見聞を広めているつもりですが・・・日本にいる限り、聞きたいことは尽きないのが現状です。そしてその質問を直にドイツ人に聞けないのが現状です。

もし可能ならば、私の拙い質問
・ドイツの地ビールは偉大?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2882522.html
・ドイツ人によってのヒトラー
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2903519.html
についても聞いていただけますと幸いに存じます。

質問:ドイツ人によってのヒトラー は歴史認識の差異を生みかねないのは承知の上で、歴史と今の再認識の意味で、質問という形で記載させていただきました。
決して僕自身がその方向を肯定している節はございません。

僭越でございますが、その点をご判断・ご理解いただきますようお願いいたします。

補足日時:2007/04/08 03:09
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ドイツでは労働組合の力が非常に強く、労働時間などが厳しく規制されています。

そして多くのドイツ人は休みの為に働くという感覚でもって仕事というものを捉えていると思います。どちらの働きかけでこのような状況になったかはわかりませんが、日本とは大きく違っている点にはちがいありません。多分に宗教的影響があるのでしょうが。

現在ドイツではこの閉店法に対して規制緩和が続いていますが、まだまだ需要側も供給側も日本の意識とはかけ離れています。コンビニという営業形態はドイツには根付かない、あるいは、根付くべきではないと考える方がドイツ国内外に多くいると思います。がしかし、現在のドイツの失業率を考えると、そんなに悠長な事も言っていられないというのも事実です。コンビニのような営業形態が広まれば確実に雇用が増加しますから。

24時間営業の店が増えれば、治安面にも影響が出うるでしょうが、広まる前にきちんと対策を打てば問題ないでしょう。それよりは失業者の増加による治安悪化の方が懸念されます。消費者側の意識も、本当に良いサービスでもってすれば変わる可能性も十分にあると思います。
失業率の増加に対して苦い記憶のあるドイツにとって、1つの可能性にはなるのではないでしょうか。
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2年ほどまでまで、しばらくドイツに住んでいました。



この話題は、ごく限られた身の回りのドイツ人(学生やドイツ語の先生など)と話しただけですが、No.2の方の回答にある意見(便利だと思うしあれば利用するだろうが、それがいいとも思わない)は、わりあいポピュラーだと思います。

ちなみに、ドイツにもコンビニに近いものはあります。従来の閉店法のもとでもガソリンスタンド併設の売店は24時間・休日の営業も可能でしたので、そうした店は多数有ります。クルマの客、ガソリンをいれる客でなくても利用できるので、「なんでも割高だが、どうしてもとなれば行く」という話でした。

また、これは都市部だけかもしれませんが、薬屋は地域の店が交代で毎日どこかは深夜営業しています。飲食店併設の販売部門も閉店法の例外扱いのようで、カフェ併設のパン屋、お菓子屋やピザ屋の持ち帰りなどは休日でもあいており、飲み物などはここで調達できます。もちろん、すでにご指摘のとおり駅構内の商店も閉店法の例外なので、さすがに24時間営業は少ないと思いますが、平日夜10時頃までと休日日中は大きな駅ではスーパーなどもあいており、鉄道利用者以外でも買い物に来る人は多いようです。こうした形で、最低限のところはフォローしているということなのでしょうか。

参考になれば幸いです。
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2006年、開店・閉店・休業日を比較的細かく定めていた閉店法(Gesetz über den Ladenschluß)を決める権限が連邦から州に移管され、一部の州で自由化されつつあります。

また新しく法律を作っていない州では従来の規定です。法が緩やかになったといっても、日曜日や深夜に買い物に行く、という考えはあまりないように見受けられます。深夜営業(といっても午後10時までです)を始めたベルリンのある百貨店では売り上げが期待通りにあがらず、結局元の営業時間に戻したという話もあります。ベルリンの場合、原則的に月から土まで24時間営業が可能です。それでも、日本のコンビニのようなのはあまりないようです。ある意味で、消費者の権利より労働者の権利を重要視する風潮があります。便利である社会を求めるよりも、深夜や日曜日に低賃金で働かせるということに抵抗感があるドイツ人が多いのだと思います。また日曜日は安息日なので、宗教を大事にする人にとっては、やはり店が開いているのは受け入れがたいという面もあります。
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