初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

フランスは日本人に対して冷たい人が多いのでしょうか。

来年以降もし機会があればスイスから国境を越えフランス北部の街にも
行ってみたいと思っています。

ただフランス人は日本人に対して冷たいとか意地が悪い人が多いって
書き込みをネット上で見かけますが、
実際そうなのでしょうか?

以前、個人旅行でドイツやオーストリアに行ったことがありますが
気さくな感じで明るく接してくれる人が多かったです。
フランスは冷たく接する人が多いのでしょうか。

A 回答 (5件)

 たしかに、こうしたネット上でも、フランス人は日本人に冷たい、パリでは不愉快な思いをした、そうした書き込みを見ることがあります。



 ですが、私自身が以前パリにステイし、その後も幾度か訪れ、多少は地方にも出かけても見た、そうした狭いエリアのわずかな経験でお答えするなら・・・・とりたてて「フランスは日本人に対して冷たい人が多い」と感じたことはありません。いえ、むしろ、彼らとて気さくで、明るく接してくれる人が多いと感じたぐらいです。

 こう考えてはいかがでしょう。私たち日本人の場合、たとえば日本の街中である日、フランスからの旅行者らしい方から何かを聞かれたら、どうするでしょうか。

 多くの日本人はフランス語が苦手です。彼らが訴える言葉の意味を理解できません。でも、私たち日本人は、まず彼らに親愛の情を示そうとします。私はあなたの敵ではありませんよとばかり、わざわざニコッと笑ったり、かすかに笑いながらダメダメと手を左右に振ったり・・・。

 ところが、フランスの人たちには、他人に対してニッコリする、あるいは二ヤッと笑う文化?が定着していません。意味もなくニヤッと笑うことは怪しい行為と誤解されかねないぐらいです。つまり、日本人が日頃社会的マナーとして互いに期待する「お愛想」の精神、それだけがやや欠けている彼らだと言っていいと思います。

 そうした人たちと接点を持つとどうなるでしょう。当然のことながら、無表情に両手の手の平を上に向けて肩をちょっと持ち上げて、残念ながら・・・貴方の言うことは理解できない・・・と意思表示をする彼ら、その姿は、お愛想に慣れ親しんだわれわれ日本人にとっては、「あんたの言うことなんか、まるで分からないよ!」とばかり、とても冷たく感じることになるはずです。

 しかもその上に・・・、よく見かけるのは生活習慣の違いから来る気持ちのすれ違いです。

 例えばカフェ、給仕君にはお客を自分の裁量で席に案内する権限が与えられています。日本からのお客が日本式にさっさと勝手に適当な席に座ってしまうなどという行為は彼らのプライドを痛く傷つけることにもなりかねません。
 あるいは、お店、かの地では、先客に応対している間は次の客に声をかけるような習慣はありません。次の客はただひたすら自分の番を待つのみです。
 さらには、商品を陳列棚から下ろさせて、あれもこれもと手にとって品定めをする、こんなことは日本では至極当たり前の光景、でも、かの地では、そこまでやるなら、せめてひとつは買うのが前提・・・、もし、ありがとう、見ただけだよ・・・とドアに向かったら、それでは彼らの感情を逆なでしてしまいます。

 こうした生活習慣の違い、感覚の違い、そうしたものから互いに不満が生じます。我々にとっては、フランス人はぶっきら棒で嫌味たっぷりなイヤな民族だと感じてしまい、彼らにしてみれば、なんだいあいつ等日本人はということになってしまいやすい。これではますます融和は難しいものになってしまいます。

 こうした感情のすれ違いをさらに深刻なものにするのが言葉があります。彼ら、ことにちょっと年の方ですと英語もあまり上手ではありません。

 こうして、互いに通じ合う言語を持たず、生活習慣が大きく違い、その上にお愛想やお世辞の精神がやや希薄な彼ら・・・、そりゃたしかに「彼らは冷たい」といった印象を抱いても不思議ではないと思います。

 でも、このわが国の街中で、観光客らしい外国の方から何かを聞かれたのに、無言で手を振りながら走り去る日本人、たまに見る光景ですが、私にはフランス人よりはこの人たちのほうがもっと冷たいと感じてしまいます。

 それどころか、ちょっと気心が知れてくると、いえ、こちらから積極的に一歩踏み出してみると、彼らフランス人はとても暖かい民族です。ラテン気質なのか、陽気で、笑顔が楽しそうで、やたらお節介で、ちょっといい加減で、かなり皮肉屋さんなパリの人たち。私は彼らの中で一時期過ごして、とても暖かいものを感じました。

 まあ、まとめて言えば、彼らはちょっとだけ日本人よりも「不器用』なだけなんです、そこを分かってあげましょう。


 

 



 
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この回答へのお礼

色々ありがとうございます^^

回答者様が書いてるとうり
「意味もなくニヤって笑うのは怪しい行為」っていうのはドイツやオーストリアでも
そうみたいです。
それゆえ、
ヨーロッパでは日本のように「お愛想で笑う」ってことはしない人が多いですね。

逆に、何か可笑しいことがあったときは
ホテルの従業員や店員、駅員とかでも「気さくな感じでゲラゲラ笑う人」も
けっこういました。(自分も嬉しかったです^^)

回答者様が書いてるカフェのことについても、
ヨーロッパのカフェは注文やお勘定の方法が日本と違いますね。
それをヨーロッパで日本風にやってると ウェイター(ウェイトレス)にしてみれば
「どうして日本人って礼儀知らずなんだろう?」って思うかもしれませんね。

結局 言葉だけでなく「慣習の違い」による双方の誤解なのかもしれませんね。

お礼日時:2010/06/20 13:03

こんにちは。

 日本を含め どこの国もそうですが 人によって違いますね。また、シャイな人と思うか 冷たい人と思うか こちらの感じ方によります。
パリに行って 角でウロウロしてたら 通行人の人がどこに行きたいんだ(多分)とか聞いてきました。
また、中級レストランに二人連れで入り 量の関係もあって サラダ、魚料理 肉料理をを一皿づつ注文したら シェア?と聞いて 取皿などを頼みもしないのに持ってきてくれたり、ケーキも一つだったのに はじめからサラとナイフ・フォークは一人分余計に持ってきてくれました。
ただし、交通期間の窓口で ある特別な切符を買おうとしたら 一ヶ所では自動販売機で買えと冷たく言われました(自販機の操作方法の一部が分からず困って窓口に行ったのに そしてその様子は係員も見てたのに)、別な駅の窓口では駅員さんが全部操作してくれました。この場合、初めての人だけだったらフランス人は冷たいと思ったでしょうし、後の人だけだったら親切だなと思ったでしょう。
ということで、人によると思うことにしています。
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この回答へのお礼

ヨーロッパの接客業は日本のようにマニュアルがないのかもしれませんね。
なので、その人のキャラクターがはっきり出てしまうような印象を受けます。

ドイツやオーストリアでも
すごく親切で気さくな人がいたかと思うと
すごく無愛想で「何様だと思ってるんだ!」
って言ってやりたくなるような感じ悪い人もいましたよ。

後者の無愛想な人の場合、日本でそんな態度をお客に日常的にやってたら
そんな人はクビになると思いますし、またそういう店は潰れると思います。

お礼日時:2010/06/20 13:31

「日本人に対して」というわけではないと思います。


夫(ドイツ人、見た目も「ヨーロッパ人」の風貌)がパリのカフェで意地悪されましたから。
(長い列に並んでやっと自分たちの番が来て、ショーケースのケーキ覗いていたら、「列の後ろに並べ」って言われたんですよ!さっきまで列の中で待っていたのを見ていたくせに!!・・・ん?日本人の私が一緒だったからそんなこと言われたのかな?)
優しい人もたくさんいるんでしょうけど、たった1人に意地悪された経験をしてしまうと「○○人は意地悪」って考えてしまうものなのですよね。
私も何カ国も旅行していますし長期滞在した経験がある国もありますが、冷たい、意地悪されたという経験はそのパリのカフェでだけです。
そういえば、フランス人がよく行くビーチリゾートで、こちらが微笑みかけてもブスっとした表情をされたこともありましたね。
このように、いったん悪いイメージを持ってしまうと、それを覆すのはけっこうたいへんです。
質問者さんは、やさしい、よいフランス人だけに出会えるとよいですね。
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この回答へのお礼

>優しい人もたくさんいるんでしょうけど、
>たった1人に意地悪された経験をしてしまうと
>「○○人は意地悪」って考えてしまうものなのですよね。

ところで意地悪をするのはその土地の人ではなく
どこか他のヨーロッパの国に働きに来ている外国人の可能性が高いと
いう話を聞いたことがありますよ。
(ウィーン在住の日本人と話す機会があって
その日本人が言っていました)

>フランス人がよく行くビーチリゾートで、
>こちらが微笑みかけてもブスっとした表情をされたこともありましたね。

えー?そんなこともあったのですか、、、。

私はスロバキアでトロリーバスに乗ってたら、
車内でたまたま中年女性乗客と目があいました。

そしたらその女性はニッコリ微笑みました。
私も嬉しくなって微笑みました。

たまたま私はラッキーだったのかもしれませんがスロバキアでは
親切に接してくれる人がけっこういました。
(酔っ払いやホームレスもいましたが近寄らなければ被害にはあいません)

お礼日時:2010/06/20 13:16

研修旅行でフランスに行く機会があったのですが


全然冷たい感じはしませんでした。
添乗員の方にも
「フランスの人は英語で話しかけても答えてくれないとか
冷たいという話を聞くかと思いますが、
それはフランスの中心地(市街地?)に暮らしてる方のことですよ」
という話を聞いたことがあります
実際旅行で訪れた地方の村の方は、とても暖かくのんびりとしていて
冷たい印象は受けませんでした^^

この回答への補足

オーストリアは英語とドイツ語をゴチャマゼで話してる人がけっこういました。
また東欧のスロヴァキアは
英語、ドイツ語、スロヴァキア語がゴチャマゼで、
「〇〇語で話す」っていうこと自体がナンセンスかもって印象をもちました。

補足日時:2010/06/20 09:36
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この回答へのお礼

>実際旅行で訪れた地方の村の方は、
>とても暖かくのんびりとしていて
>冷たい印象は受けませんでした^^

ああ、なんだか行ってみたくなってきました^^
(今年じゅうは無理ですが)

簡単な挨拶言葉くらいはフランス語を覚えて話したほうがいいでしょうね。
フランスでカタコトのドイツ語を話すってのはまずい気もします。
でも、地図を見るとフランスとドイツが隣接してる街もあるんですよ。

お礼日時:2010/06/20 09:27

そんなことはありません。


フランスは田舎に行くほど人も親切。
庭の花が綺麗で、垣根の外からボ~っと見ていただけで招かれて花束を頂いた事も有ります。
ただ年配の方で英語を話せる方は少ないので、もし英語で聞きたい事がある場合、私は若い方を選んでいます。
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この回答へのお礼

>フランスは田舎に行くほど人も親切。

ああ、良かったです^^

>ただ年配の方で英語を話せる方は少ないので

ドイツでもそうでした。

ドイツ語やオーストリアでは挨拶言葉とかをカタコトのドイツ語を話すと
親切に接してくれる人が多かったです。

お礼日時:2010/06/20 09:23

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