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No.11
- 回答日時:
高橋克彦さんの「広重殺人事件」なんてどうでしょうか?
これだけでも十分おもしろいのですが、
できたら「写楽殺人事件」「北斎殺人事件」を読んでから読むと
よりいっそう楽しめます。
高橋克彦さんの小説は最初に読んだ「写楽――」の印象が悪すぎて、それ以来まったく読んだことがありません。
ほとんどの方が絶賛している作品なのに、どうしてあんなにつまらなかったのかな?
しかし私はつまらないと思った小説ほど実は愛しているのです。「なぜつまらなかったのか」という興味でもう一度読めますから。
「写楽――」をもう一度読んでから他の二作にとりかかりたいと思います。
ありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
No.9のatonです。
既にご存知だったということで,すみません。
この種の質問については,質問者が知っているかもしれないと想定して答えなければいけませんね。反省してます。
これだけではなんですので,一応別の作品を挙げてみます。とはいっても,余りにも有名な作品ですので,既読の可能性がかなり高いのですが…。
アガサ・クリスティ『オリエント急行殺人事件』
うーん,芸が無くてすみません。
重ねての回答、恐れ入ります。
「オリエント急行」ですか。映画は見ましたが小説は未読です。
例の場面は覚えていますが、はて動機は何でしたっけ?
読んでみます。ありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
ちょっと「泣ける」というには弱いんですが,「犯人の動機で泣ける」を,「犯人にsympathyをおぼえる」に拡大解釈して…。
倒叙ものですが,刑事コロンボシリーズはどうでしょうか? 『忘れられたスター』とか,『祝砲の挽歌』とか,『別れのワイン』とか,けっこう味わい深いものもあります。たぶんノベライズ版もまだ入手可能だと思いますし,ビデオ(今はDVD?)でピーター・フォーク/小池朝雄の名演技を見るのも一興かと思います。
#倒叙は犯人視点で描かれることが多いので,
#犯人に共感しやすい形式ですね。
#倒叙は推理小説では無い,ということでしたら,
#間違ったお勧めということになってしまいますが…。
刑事コロンボは大好きで、ほとんど見ております。
ただ、このシリーズの犯人は社会的地位が高い人が殆どなので、なかなかsympathyをおぼえることはできないと思っていました。
しかしatonさんが挙げてくださった作品もあったのですね。
放映された作品は全てビデオにとってあるはずなので見返してみます。
ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
何をおいてもまず「砂の器」でしょう!…って書こうとしたら他の人が既に書いてましたので(笑)。
斎藤栄「空(くう)の魔法陣」(くうのまほうじん)を挙げておきます。これ自体一応独立した作品ではありますが、シリーズとなっている「水の魔法陣」「火の魔法陣」の順で読み進めていくことをお勧めします。全部読むとエライ量になりますが(^^;(「魔法陣」のシリーズはこの後も続いていますが、この3作シリーズほどまとまりのあるものではありません)
あと、これも古典的名作になってしまうのかもしれませんので、もうお読みかもしれませんが、森村誠一「人間の証明」「野生の証明」「青春の証明」の証明シリーズも挙げておきます。後になるほど「泣ける」というよりは「やるせない」感情に近くなってしまうのですが(^^;
魔方陣シリーズですか。たしか集英社文庫の分厚い本ですよね。
斎藤栄さんの作品は「殺人の棋譜」しか読んでいませんが(これも犯人の動機で泣けた記憶が)、魔方陣シリーズは傑作という評判を他の人からも聞いていたので本だけは所有しているはずです。読んでみます(また物置をほじくり返さねば)。
森村さんの証明シリーズは大評判になってから10年後くらいに読みました。三作品とも全て好きです。とくに「人間の――」は巧みに構築されたプロットに深く感動した記憶があります。再読したくなりました。
ありがとうございました。
No.7
- 回答日時:
貫井徳郎 「慟哭」 東京創元推理文庫
誘拐に絡んだ作品で、プロットも中々凝った傑作です。
是非オススメ。
なんせタイトルからして泣いています。
参考URL:http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cg …
凄いタイトルですね。
東京創元社の推理小説はガチガチの本格パズラーばっかり、というイメージがあって敬遠していたのですが、食わず嫌いというものでしょうか。
誘拐モノは好きなので、読んでみたいと思います。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
高木彬光の「破戒裁判」をお勧めしたいのですが、古書店でないと売ってないかも知れません。
角川と光文社から文庫が出ていました。
http://www.paburi.com/paburi/publisher/kb/author …
参考URL:http://www.paburi.com/paburi/publisher/kb/author …
タイトルから察するに島崎藤村の小説と同じテーマなのでしょうか。
教えていただいたURLによると「法定場面のみ」ということで、かなり興味があります。
なんとか探して読んでみます。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
有名な作品なので御存知かもしれませんが、ハヤカワ文庫から出ている、
クレイグ=ライスの「スイートホーム殺人事件」はいかがでしょう。
推理小説家の母を持つ三人の子供達が、お隣でおきた殺人事件の謎に挑む、
というコミカルタッチのお話です。
犯行動機も切なくて泣けますが、探偵役の子供が、推理を進めるうちに
容疑者の秘密の過去に触れて、同情して泣き出しちゃうシーンがあるんです。
デリカシーのある探偵のいる推理小説、というのは、ありそうで結構少ない
気がします。お勧めです。
「スイートホーム殺人事件」ですか。
たしか本が物置の中で眠っているはずです。
古本屋で買ったものの、なんとなく敬遠していたのですが、教えていただいたおかげで読みたくなりました。
ありがとうございました。
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