【大喜利】【投稿~12/28】こんなおせち料理は嫌だ

こんにちは。
音楽に関しましては全くのど素人でして、「この人は歌がうまい!」というのがイマイチ判りません。それゆえ、世間一般に言われる「美空ひばりはめちゃめちゃ歌がうまい」というのもあまりよく判りません。
そこで、音楽に関して鈍感な人にも判りやすいように、美空ひばりの歌のうまさについて専門的にかつ、判りやすく説明していただけないでしょうか?

ちなみに、母にもこのことについて聞きましたところ「私もかつてはよく判らなかったけど、30を過ぎたあたりから、うまいと思うようになった」と言っていました。
ということは、やはり私も美空ひばりのすごさを実感するのは、年齢を重ねてからなのでしょうかね…?

御回答よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

美空ひばりの歌の上手さは、一般の人は言わずもがなですが、特にミュージシャン(日本人だけでなく外国人も)の中では定評があります。

どんなときにもそのときの曲や雰囲気に合わせて彼女独特の声、歌い方で溶け込んでいく、そんなことができることが、プロのミュージシャン、音楽関連のプロ達の評価に繋がっているのではないかと思います。

彼女は非常に耳が良かったようで、新曲をステージで歌うようになったとき、2、3度聴いただけで練習をしないので、マネージャー(母)にどうしてなのかと訊ねたら、心配しないでいいのよ、お嬢(ひばりのこと)はもう覚えているからと言ったそうで、実際完璧に歌いこなしたという逸話があります。
また、音感も、音程も非常によく、オーケストラに音が少し違っていると言ったなどの話も聞いたことがあります。

それから、七色の声の持ち主と言う話もあります。

よく行く図書館にたまたま「美空ひばり珠玉集 全45巻」がありましたので、全部聴きましたが、そのレパートリーの広さは驚くべきものでした。

黄金虫、花嫁人形、赤い靴などの童謡、春の小川、荒城の月、城ヶ島の雨、かやの木山、からたちの花、砂山などの学校唱歌のような曲、かっぽれ、縁かいな、春雨、御所車、都々逸などの邦楽15曲、A列車で行こう、スター・ダスト、上海、エル・チョクロ、トゥ・ヤング、プリテンドなどのジャズ30曲余り、相馬盆歌、久保田節、斎太郎節などの民謡14曲、それから、同期の櫻、戦友、ラバウル航空隊、暁に祈るなどの軍歌12曲、いろんなジャンルの日本の音楽などが収録されております。

童謡のときは子供っぽく、学校唱歌でもクラシック調べのものはそのような発声、邦楽では全く別人のような声で邦楽独特の発声方法で歌い、ジャズになるとがらっと変わり、外国語のわからないひばりが耳から覚えて完璧に近い英語(外人談)とかスペイン語で唄っており、民謡、軍歌でも然り、ひばりの感性でそのときその曲に合わせて文字通り七色の声を使い分け、耳ざわりのよさと相まって長時間聴いていても飽きることはありません。
上手と言われている歌手は他にもいますが、曲によってここまで声、発声方法、歌いまわしなどを使い分けのできる人はいません。同じ人の曲は長時間聴いていると飽きてきます。

普通によく歌われている曲のみを聴いていたときには、上記のような評判は聞いてはいたもののそんなには感じていませんでしたが、美空ひばり珠玉集を聴いてからは、なるほどと感じ入って、すっかりとりこになりました。

機会があればこれらの曲を聴いた見て下さい、理屈抜きで美空ひばりの素晴らしさがわかります。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

ここでこれまでの皆様のごかいとうを統括させていただきますと、
「美空ひばりの歌のうまさというのは、物理的な上手さのみならず、群を抜いて情感を含ませるのが上手かった」ということだと判りました。
しかし、美空ひばりが私の趣味に合うかどうかは、個人の好みなのでそれは判らないし、実際にそれが理解できてはじめて美空ひばりの良さを語るべきであると理解しました。

皆様どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/02/19 18:26

いかに機械みたいに、コレコレの条件を満たして


いても、情感が伴わなければ、その人は【上手い
歌手】であっても【いい歌手】とは違うと思います。

それに【好み】の問題もありますから。
美空ひばりは確かに国民的な歌手だったと思いますが、
私は彼女の歌を聴いて感じ入った事はまだありません。
~それにずっとスター、売れ続けていたという訳では
 なく、矢張り彼女にも波があったそうです。昭和40
 年代には殆どヒットがなかったらしいですよ。
彼女の場合、幸いしたのは比較的早めに亡くなった事、
【歌手として】死ねた事だったでしょう。
~子供時代は、子供のくせにあんな化粧をさせて退廃的だ
 と結構叩かれていたそうです。彼女の母親の、強度のス
 テージ・ママぶりが反感を買った事も。ひばりが昭和30
 年代に、ステージにいる時に女学生から塩酸だかの劇薬
 をかけられた事件、ご存知ですか?(厚いメーキャップ
 が幸いして、大した傷にならず)
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

プロとして現役で死ねることは本望でしょうね、生きている間は散々叩かれても、死んだら大抵悪く言われなくなりますから…
そういう意味では、美空ひばりが生きている時代をよく知らない私などは、
当時の美空ひばりの凄さに、輪をかけた「凄さ」を、TVから聞かされているのかもしれません。
どんなにすごい人でも、臭いものには蓋をしないといけない部分てありますもんね。

お礼日時:2008/02/19 18:18

歌のうまさには二通りあります。



1、音程をはずさないとか、声が良いとか、
滑舌がいいとかいうごく当たり前の物理的なうまさ。

2,は1があって、なおかつ、聞く人がそこに感情や
気持ち動かされ、時にはドラマさえ浮かんでくる
というような極めて抽象的なうまさがあります。

美空ひばりは、2も持ち合わせていたのではないでしょうか。

声の抑揚や大小を使い分け、聞く人が何かしら感じる
歌い方だったのでは・・。

我々でも、電話口で相手の顔が見えなくても
相手が喜んでいるか悲しそうか、怒っているか、声の調子でわかりますよね。
これを歌に載せることができたのではないでしょうか。

普通我々が唄うと、音をはずさないことは器用なら
できますが悲しい歌でも、楽しい歌でもどっちも同じ
声の調子で唄っちゃうでしょ。

例えば「天城越え」と「およげたいやきくん」(ちょっと古いかな・・)
とあなたはどのくらい違う調子で唄いますか?
たぶん同じように唄うだけだと思います。
つまり音程に声を載せるだけ。

でもプロは、前者なら情念こもった感じで唄いますよね。
声だけ聞いていてもわかりますよね。
美空ひばりはそういうのが特別うまかったんだとおもいます。

「悲しい酒」と「柔」をききくらべればすぐにわかります。

でもまぁ、美空ひばりクラスは日本には美空ひばり一人しかいませんが
アメリカいきゃぁ、あのクラスはゴマンといます。
わたしもそういう意味では決してうまいとは思いませんが
でもまぁ、日本では群を抜いているんじゃないでしょうか。

「愛燦々」で
人は哀しい~かなーしいものでーすねー♪
なんてまるで自分に向かって話しかけているようで
、またほんとに哀しそうに唄うんですよ。・
所はほんとにそーだナー・・・と思うような歌い方です。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

>アメリカいきゃぁ、あのクラスはゴマンといます。

日本人は、普段の生活からも「あまり感情を表に出さない」というのがありますよね、歌の歌い方にもそういうのが表れてくるのでしょうかね?
アメリカ、恐るべし…です。

お礼日時:2008/02/19 18:08

>専門的にかつ、判りやすく説明


と言うのは不可能だと思います。
理由は、音楽そのものがメンタルな要素を多分に含んでいるからです。
聴いてみて感じないのなら合わないのでしょう。
逆に言えば「合う、合わない」の問題なので、人生経験云々が変われば「合う」可能性は有ります。
でも勿論一生「合わない」人もいます。

理屈で理解しても意味はありません。
更に言えば、理屈で理解した事を「自分の言葉」として発して欲しくもありません。

因みに私が彼女の偉大さを「感じた」のは20代前半の時でした。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

なるほど、歌というのは難しいものですね。私も自分が良いと思って力説したものでも、他人に判ってもらえないことがあります。
その辺りの人間的な感覚はどうにもならん、ということですね。
いつか、「美空ひばり」を私自身が感じて理解できれば良いなと思います。

お礼日時:2008/02/19 18:02

 そうですねぇ~。


私も相当な音楽好きだと思いますが。
美空ひばりは個人的には嫌いなんですが
上手い下手で言うとメチャメチャ上手いと思います。
世界的にも一流と言えるんじゃないですか。
 当たり前ですが「音程とリズムがしっかりしている」し
色んな表現が出来るし、なんと言っても「スケールがでかい」ですね。
因みに私が1番好きなひとは「ビリー・ホリデイ」です。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

嫌いな人を納得させるほどうまいのですね、
「ビリー・ホリディ」は聞いたことないので、探して聞いてみたいと思います。

お礼日時:2008/02/19 17:53

>あまりよく判りません。



では、あなたは美空ひばりと同じ発声方法で力強くおなじうたをうたうことができますか?
おそらく、無理ですよね。

よくうたを歌うときには腹式呼吸で、といったりしますが、普通の人にはなかなかそれが出来ません。
また、喉から発する声だけではいくらうまく歌ってもうまく聴こえません。
腹式呼吸で、喉から声を出すと同時に半分鼻から抜けていくように歌う人が
他の人にうまく聴こえる要因になります。

世の中で「うまい」と呼ばれている人たちの歌い方はみなそうです。
これは、演歌・ポッポス・歌謡曲に関係なく共通です。

貴方が聞いて、歌がうまいなぁ、と思うアーティストの声をよ~くきいてみてください。
上記の要件が絶対に当てはまると思いますので。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。

腹式呼吸についてはよくTVなどで取り上げられていますが、自分が歌を聴く分にはあまり注意して聴いてなかったと思います。

しかし、
>喉から声を出すと同時に半分鼻から抜けていくように
と教えていただきましたが、…その感じがよく判りません(泣
ずぶの素人には聞き分けるのが難しいです…

お礼日時:2008/02/19 17:50

知り合いのクラシックの音楽家も、美空ひばりを絶賛しています。


若い頃の歌を聞いても、いまの20代の歌手には到底及ばない巧さを持っていました。
不世出の天才歌手ですね。
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この回答へのお礼

ごかいとうありがとうございます。
でも、ahohdoriさん自身の見解をもっとお聞きしたかったです。

お礼日時:2008/02/19 17:44

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