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中年の男性の四柱推命独学ビギナーです。
干合について本を読みつつ自分の四柱を例にして勉強を始めたのですが、流年を取っていったら2011年に「重複干合」という言葉が出てきましたが、どのように捉えればいいのか教えてください。

どなたか平たく、おじさんにも理解できるように教えてもらえませんか?

ちなみに
時  日  月  年
癸  甲  辛  丙
印綬    正官 食神
酉  午  丑  申
庚  己  己  庚
です。

年柱 丙と月柱 辛が辛-丙の威制の合で水化干合していそうですが、2011年の流年が辛卯で、年柱と流年が同じ辛-丙の威制の合で、水化干合となりました。

年柱と月柱は持って生まれた運命(宿命?)で、それに加えて2011年は辛-丙の威制の合で水化の意味が加わると思っていいのでしょうか?

それとも干合が重複した場合は別の意味をとらえるのでしょうか?
五行で「水」は喜ばしいらしいので、水化の干合で水が増えるので単純に喜ばしい事と思っていいのでしょうか?

どうぞ重複勘合について教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。

頑張っておいでですね。
おせっかいなおばさんがまた現れましたが もっと若いのがいいとかおっしゃらないでくださいね(笑)

干合は四柱推命の中でも難解で捉え方がさまざまなものだと感じています。
命式内の干合は、日主にからまなければ無視するという考え方や
年月の干合は干ふたつ消えたとする考え方もあります。
完全に化して他の五行になるとする考え方もあるようです。
これからお話ししますのは私が採用している考え方ですので参考になさってください。

私は隣接であれば干合すると考えています。その際、干はなくならないけれど化する五行を『帯びる』と考え、本来すべき仕事を『怠ける』んじゃないかなと。

ystraidさまの命式では年月が丙辛の合ですから、二つの干が仲良しこよしで水気を帯びている、と考えます。しっぽり、という図式でしょうか。
ystraidさまの命式では丑月生まれの甲ですから真冬の木です。
真冬に木に水を与えても根が腐るだけですので、まずは丙の温暖を求めて足元の氷を溶かしてやる必要があります。
そこで、この命式は用神を年上の丙にとります。ところが丙は辛の恋人とラブラブ状態で水気まで帯びて命式を暖める仕事を怠けています。
日支に根がありますから、自分が丙だということは忘れていないのは幸いです。
日主甲が機嫌よく存在するための丙を色ボケさせている辛が病ですから、これに喝を入れる丁を薬とします。
水生木と水が巡るのを喜としそうですが冬生まれの木にとって水が旺じることはただただ氷が厚くなることを意味します。

さて、こういう命式を持っているところに流年で丙が巡ってきました。
1対2の干合を妬合と言って 二股状態なので歓迎しません。
私は妬合になったら化する五行(この場合水)は帯びないと考えています。
なぜなら、干合は男女の交わりなので1対1じゃないと情を交わすことができないからです。交わす情が化した五行だと考えています。

ここで、丙は水気を帯びないのですが辛を取り合うために気もそぞろです。何かと動揺があります。
しかし命式全体から見れば欲しい照暖が重なってみえますから、落ち着きのない体温の高い人が二人そばにいるので 
こっちもなんだか落ち着かないけれどとりあえず気温は上がってるみたいだ、となりそうです。

妬合の時期は運気的になにかと波があるようですが、本人が意識して動揺しないように心がけて乗り切る時だろうなと思っています。
ystraidさまの場合、もともと根のない甲に卯の根が巡ってくるのですが、時支の酉につぶされてしまって根として役に立たないのがちょっと悲しいですね。
凍った水に丙が巡ると氷が溶け、木が根を出すまでに流される可能性があります。
転職や引越し、また 奥様のご実家がからむ問題などで動揺が暗示されます。(年があけてすぐに寅月ですから 大丈夫だろうとは思いますが)

…と、このように私は読んだわけですが 参考になりますかどうか。
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この回答へのお礼

ludaginos様ご教示ありがとうございます。
読んで思わず、伏してお礼を言上申し上げたくなりました。
今回の干合はもちろんですが、四柱推命とは奥が深いのですね。
その深遠な四柱推命を素人の私に平易にご教示いただけるludaginos様は観音様に思えてきます。イヤほんと。本当にありがとうございます。

>丙は水気を帯びないのですが辛を取り合うために気もそぞろです。何かと動揺があります
>丙は辛の恋人とラブラブ状態で水気まで帯びて命式を暖める仕事を怠けて
などは思わず「ウムムム!」と唸りました。

>丙を色ボケさせている辛が病ですから、これに喝を入れる丁を薬とします。
をすぐには判らず本を出してきて五行の相克を見ているくらいの素人ですが、ホントにありがとうございました。
頑張ってみます。いや頑張ります。

お礼日時:2008/02/26 08:09

お返事をありがとうございます。


四柱推命という学問は、書店の占いコーナーに並んでいる入門本だけでは計り知れないところがありますね。
私がお伝えしましたのは さまざまな考え方が存在する中で私なりにいろいろと考えてみてたどり着いた結論ですが
どの考え方が絶対なのかはいまだに誰にも判りませんから、
過去生に照らしたりしてご自身で「ああ、この考え方が一番しっくりくる」というものを
採用なさるのがよかろうと思いますよ。

実は、少し前から『あ、そうか!と思える四柱推命教室』というメルマガを発行しておりまして、
まだ始めたばかりですので干の性情の話をうだうだとやっているのですが
私のこの調子の説明で読者のみなさんにご理解いただけるのかどうか、という疑問を少し持っておりました。
お返事を読ませていただいて少なくとも余計に判らなくなられたわけではなさそうだと 私は勝手に判断いたしました(笑)

お読みいただいたご感想をいただけて感謝しております。こちらこそありがとうございました。
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