
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
この戦闘機はこれだけの機動性がありますよとパフォーマンスをするためにあるのでしょう。
理論的に考えるのであれば使用できそうですが、実戦ではミサイルを使用するでしょうし、そこまで接近して戦うこともないでしょうからあまり実用的ではないと思います。どのように動くか映像で見たことはありますが、かなりゆっくりした動きなので高速で戦闘中に行うのは無意味であると思いました。(開発者は色々念頭にあって作ったのだとは思いますが)
No.4
- 回答日時:
専門家ではないので、書物などで読んだ内容(記憶の範囲ですが)にて回答します。
(長文ですが…)クルビットは、コブラの途中で推力を偏向させて機体を強引にループさせる機動なので、推力偏向ノズル装備のSu-37(参考URLによると、今は不可能のようですが…)しかできないと思います。(他の方の回答のように、Su-27はできないのでは?)
目的としては、機動性の高さおよび信頼性(エンジン性能、失速しない)の証明といえるようです。
信頼性について説明すると、コブラのように急激に機首を持ち上げると、エアインテークからエンジンに供給される空気の流れが乱れ、最悪の場合エンジンが停止(または破損)する恐れがあります。そのような状況でも問題の無いエンジンは、信頼性が高いということになります。(黒煙は多少ありますが)
急激な機首上げやループは失速の恐れがあります。そのためクルビットやコブラが可能な機体(翼形状、翼断面の工夫などにより、垂直方向に急激な機動を行っても主翼表面から気流が剥離せず失速しない)は、高仰角をとっても失速しにくい優れた戦闘機であるという証明になります。
クルビット、コブラの空戦時の効果については、スホーイからは他の方の回答にあるように、「後方の敵機をかわして、有利な位置を取るための方法として有効である」という説明がなされたようです。西側航空関係者の意見として、「空戦時に有効な機動である」という肯定的なものと、「空戦時にパイロットは運動エネルギーの減少(速度の低下)を一番恐れるので、コブラはかえって危険」(=質問の通りですね)というものがあったと思います。(西側の言い分には、多少負け惜しみの匂いがします。うちのはできないという意味です)
個人的には、戦闘時には何が起こるのかわからないので、高機動、信頼性の高さは生存するためには重要だと思います。しかし現在の戦闘(米軍など)では、格闘戦に入る前に、早期警戒管制機に誘導された戦闘機から遠距離で発射されたレーダー誘導ミサイルにより撃墜されるケースが多く、空中戦の結果は、戦闘機の格闘性能以前の問題で決定してしまいます。なお、レーダー誘導ミサイルは相手の前方からも攻撃できます。最新式の赤外線誘導ミサイル(撃ちっぱなしOK)も相手の前方から発射できます。そのため、クルビット、コブラが可能という理由だけで戦闘機を採用する空軍は、まずないと思います。
では、下記URLで、クルビット(Somersault)、コブラをどうぞ。
http://aeroweb.lucia.it/~agretch/RAFAQ/display.h …
参考URL:http://www.ac.wakwak.com/~dora/aircraft/su35/su3 …
No.3
- 回答日時:
追加です、
クルビットやコブラは地上など離れたところからだとユルユルと見えますが、
ドックファイト中であれば少しの速度変化でも後方位置を取り戻せます(マッハ1では1秒で約350メートル移動します)、
基本的に現在の戦闘機同士の戦闘は相手の後方からの攻撃しか有効でないので、
バックをとられた場合にワザと失速させて相手をやり過ごす為に、
Su-37(27ではカナードも無いしベクタースラストエンジンでないのでクルビットはできなかったはず)のような高機動タイプの戦闘機が有利な立場に立てます、
昔のゼロ戦の「木の葉落とし」なんかもバックを取り戻す為の戦術ですね。
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