
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
私は第二次世界大戦のドイツ軍をモチーフにしたファーストも好きですが、明治維新をモチーフにしたゼータの方が好きです。
原作版というか、小説版のゼータではカミーユの精神崩壊はシロッコを倒した後に戦うことになってしまったロザミアの死で決定的になります。
質問のシーンもありますが、そこまでにカミーユの精神崩壊は始まっていてエマもそれに気付いていた矢先のシーンです。
人の記憶というものは余分な物は忘れてしまってストレスにならないようになっていますが、まれに記憶力が良すぎてそれがストレスになってしまう人も居ます。
カミーユの場合はさらに、ニュータイプという他人の気持ちが理解できるという能力を持っていますので、その中でも最も強烈な死の瞬間の気持ちを感じてしまい、それを蓄積してしまうという悲劇的なキャラクターです。
ですからこのシーンは、異常な行動を始めたという事を表現したものだと思います。
それでも最期まで戦えたのは、サラやフォウなどのカミーユを理解してくれる人たちがカミーユの精神を支えたからだと思います。
とまぁここまで書きましたが真相は富野監督にしか判らないし、観た人がそれぞれに感じたままでいいんじゃないでしょうかね。
ご回答ありがとうございました。
Zは明治維新がモチーフなのですね。
小説版も読んでみようと思います。(最近気になっていた)
私の恩師が、
『人間は、忘れるという素晴らしい能力がある』と言っていました。
嫌なことを忘れられないというのは大変ですね。
No.6
- 回答日時:
No4です。
ダンバイン・エルガイムが挙げられてましたので少しだけ前の回答に補足します。
先の作品を未見だと書いてましたので質問者さんはご覧になっていないだろうと思いますが、Zガンダム以前に富野監督が送り出した作品に「伝説巨神イデオン」というのがあります。
実はこの作品の中でも「フォルモッサ・シェリル」というキャラが精神崩壊します。
シェリルというキャラは学者の娘で自分も学者の卵ですが男勝りでプライドが高いという設定です。
彼女が精神崩壊するきっかけは、絶望的な逃亡生活の中でふと惹かれた男性が目前で殺され、直後に自分とは対象的に家庭的な性格の妹を殺されます。
妹の死によって、今まで自分が姉らしい事を何もして来なかったことに気付き深く後悔します。
そしてその後、酒に溺れる事によって辛うじて正気を保っていたシェリルを理解してくれる男性をも戦いの中で失ってしまい次第に精神崩壊してしまいます。
「自分の精神をコントロールできる限界を超えたという事だと思います」
そしてカミーユに関して私なりの解釈ですが、精神崩壊についてのヒントは劇場版にて変わったカミーユのセリフにあると思います。
例えば
TV:「ハマーン・カーン!お前は戦いの意志を生む源だ!生かしてはおけない!」
映画:「ハマーン・カーン!貴様は戦いの源を生むだけだ!」
映画版ではカットされてた印象的なセリフを挙げると
「ハマーン・カーン!わかった、お前は生きていてはいけない人間なんだ!」
「こういう奴は生かしておいちゃいけないって。わかるはずだ、みんな、みんなにはわかるはずだ!」
こうやって映画版と比べてみると分かりやすいというか、面白いんじゃないかと思います。
死んだ人の声が聞こえたりする演出に否定的な意見もあるようですが、単なる肉の塊でしかない人間に宿る精神や意思というものを説明できる人は居ないんじゃないでしょうか。
ニュータイプという設定の元になった、意思の存在が空間を越えるという説を紹介しておきますのでこれも参考にしてみてください。
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E5%8C%B9% …
2度のご回答ありがとうございました。
おさるの話もびっくりです!!
劇場版カミーユはだいぶまろやかになってましたよね。
言葉にしにくいですけど、それが崩壊しなかった一つなのでしょうね。
(でも、あなたたちです!!っていう台詞は、違和感を覚えたり・・・。)

No.5
- 回答日時:
No.1ですが
ところで、質問者さんは「聖戦士ダンバイン」はご覧になりましたか?
Ζガンダムの演出プランはガンダムの系譜ではなく、Ζガンダムを作る前の「ダンバイン」や「エルガイム」辺りの印象を強く受けます。
インタビューでコロコロ主張を変える富野氏ですが、ひとつ確実なのは「アニメばかり見ていたらカミーユみたいに壊れるからアニメなんて見るな」というのがあの頃の富野氏の心境です。
イデオンでもないのにガンダムで大霊界やったり、とにかくΖガンダムとVガンダムを作っている頃の富野監督の心理状態は非情に最悪な状態にあったので、分析的な解釈を試みようなんて思っても無駄のように思っています。
誰が見ても「あぁ狂ってるなカミーユ」とは思いますが、最終的にああいうラストなので結果論として『精神崩壊』と見てしまいがちですが、バイオセンサーが死者を甦らせる訳もなければ最終回近辺の演出は常軌を逸しているので、「あれは演出プランでしかない」としか書けないのです。
富野監督自身がそれについてコメントしている記事などが無く答えが無いので、どういう見方をしたら自分が納得できるかでしかないです。
本来映像作品ってそういうものだから、それでいいと言えば言い訳ですが…。
「これが答えだ」っていう回答を探そうとしても出自が出せなかったら論拠が無いので正論はあっても正解は無いと思いますよ。
2度のご回答ありがとうございました。
ダイバン、エルガイムは、見たことがありません。
Zの頃の監督が、大分大変だったという事と、アニメばかり・・・のメッセージは、読んだことがありました。
見えないものが見えていたのかな・・・・・。
正解はなくとも、色んな見方を伺うのもまた楽しいです。
何度見ても謎が多いのですが、引き込まれてしまいます。
ほんとに、ガンダムにはまる予定じゃなかったのに、不思議です。
No.3
- 回答日時:
富野監督作品の解釈は結構難しいんですよね。
監督本人が自身の作品を後に否定したり、否定した発言を取り消したり否定したりと云う前歴の持ち主ですから。
さて、本題。
後半(2/3以降)は既にカミーユの精神状況は異常なレベルに達してますね?
崩壊も始まって来たりと・・・
ソレを踏まえた上での脚本上の進行に合わせての「演出」が一番「納得」出来るのでは無いのでしょうか?
小説版でも似た状況ですしね。
共通認識を持つ事自体「間違ってる」のかも知れませんよ?
ですから解釈は「人夫々」が妥当でしょう。
ご回答ありがとうございました。
あれでエマさんがぼんやりしたままだったら、無意識のままに、フォウに連れて行かれてたのかも・・・。
と、私なりの感想でした。
みんな死者に引っ張られてたのかもですね。
富野作品、難しいー!!
こんなにガンダム風呂に浸かる予定じゃなかったのに。
私は、ファーストの方が分かりやすかったです。
No.2
- 回答日時:
私はリアルタイムで見ていたのですが
「壊れ始めている」印象でやはり怖かったです。
エマのは一時的なものですが、カミーユはもっと壊れている
という事を表現したかったのでは?
エマを説得しているはずが自覚のないままに
取ってしまった行動だと思います。
ご回答ありがとうございました。
私は最近一気に見たのですが、
ロザミィが死んじゃう時と、カミーユのこれが、最強に怖かったです。
やっぱり、怖いですよね。
エマさんも一時的とはいえ、目がいっちゃってたし・・・。
あああ。
さらにそのまま何もなかったように戦いに戻るので怖さ倍増。
確かに、さらに壊れてる人を見たらびっくりして正気に戻るかも。。。

No.1
- 回答日時:
あのシーンでは確か「こんな世の中じゃ息苦しい」云々の話をしているはずです。
開放感を表現する意図で視的に演出された事で他意はありません。
富野監督は、逆シャアのときにも宇宙服無しでクェスを宇宙に出したり視的に物語を演出する人です。
ご回答ありがとうございました。
テレビ版だと息苦しくて・・って言ってましたね。
見た目的には確かに開放感!!でも実際は空気が抜けちゃう・・・。
劇場版だと、息苦しいがカットされましたよね。
『一瞬気絶してました』よりも、こっちの方がよかったなぁ。
クェスは、めちゃくちゃですね・・・。
最近、某アスカとちょっとかぶって見えるようになりました。
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