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イージーオーダーでスーツを作りましたが試着をしてみたところ
どうやら上着のサイズが小さいです。
シングル2つボタンなのですがボタンもとめられない程窮屈です。
お店の人は「ボタンが止められる様に4cm程大きくし直します」と言います。
私はスーツに関して素人な者で適当に手直しされるのか心配です。
手直し後にチェックすべき事項がありましたら教えてください。
高価な買い物なので10年くらいは着れる様にと買いました。

A 回答 (4件)

 日本の場合、服を作る際、生地の縫い代をあまり多く取りません。


縫い代を多く取ると、縫製やアイロンがけにより手間がかかる上、
生地の用尺が余計に必要になるからです。
 おそらく、上着の身幅(胴廻り)を出すといっても、半身(片側で)
1cm少々がいいところだと思います。ですから合計で2cmもしくは
2.5cm程度。当然4cmには足りるはずもありません。
 ところで上着の背中のベントはどのようにされましたか?
センターベントですか、それともサイドベンツですか?
サイドベンツの場合、ベンツの切れ込みが両サイドにあるため、
上着を全体に大きくすることは出来ないのです。そのような意味では
センターベントとノーベント(背中に切れ込みのないもの)の方が
サイズを大きくする場合には融通が利くものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。センターベントです。いい加減に修正された感じです。今度は胸ポケットに財布等を入れると胸のボタンが締現在工場判断で作り直し?を行っています。もういい加減にしてほしいものです。

お礼日時:2009/10/07 13:12

 ニューヨークにて注文服のビジネスを行っている者です。


 紳士用に用いられるスーツ用の生地は、その多くがウール、
つまり羊の毛であるわけですが、これがくせもので、加工されて
生地になってもまだ生きている素材なのです。どういうことかと
いうと、呼吸し水分を吸い込む、さらには気温の変化によって
生地そのものが動いている、つまり毎日生地のサイズが伸びたり
縮んだり変化している、それがウールなのです。しかも生地の
織り方や重さ、そして原料の違いなどにより、その率、伸びたり
縮んだりするパーセンテージが異なるのです。作る側からすれば
極めて厄介な素材なのであり、その上日本の太平洋側は、季節による
温度差、湿度差が極めて大きいため、世界でも紳士服の作製には
もっとも厳しい地域のひとつなのです。
 このような理由があるため、ユニクロは高級スーツには手が
出せないのです。ユニクロは工場生産を極めて厳密に数値化出来る
合成繊維製品の生産において最大の力を発揮するのです。
 よって、工場という名前の場所で作ってはいても、スーツとは
決して工業製品とは成り得ず、工芸品の領域にあるものなのです。
 欧米の一流縫製工場では、生地を裁断する前にサンプルの生地に
対し、水と熱によるプレス(スチームプレスのこと)を、実際に
服が出来上がるまでと同じ要領、回数を繰り返し行うことによって
最終的な生地のサイズのゆがみをチェックし、そのゆがみを数値化
してコンピューターへ入力、実際の服の裁断、作製の際にそのデータ
を活用し、服の型紙にマニュプレーション(いわゆる微調整)を行う
のですが、日本のイージーオーダー縫製工場では、未だ充分にこうした
ノウハウが確立されていないのです。故に作るたびに出来上がった
服が大きくなったり小さくなったりすることが起こりえるわけ
なのです。日本でいうフルオーダーが、何度目のオーダーにおいても
必ず仮縫いを行うのは、このプレスによる生地のゆがみを、発注者に
直に着てもらい、服のサイズを現物調整するためなのです。
 一般に日本のイージーオーダーにおいては既製服に比べて、
まだ生地の縫い代はある方だと思いますが、4cmも身幅を大きく
出来るほどの縫い代を取っているかどうかは疑問です。多分、上着に
ついては再作製の可能性もありえるかと思います。(当然無料で行う
とは思いますが)
 私に言わせれば、4cm身幅を出すことになったということは
論外です。なぜなら、スラックスのウエストサイズと、上着の胴回り
のサイズは一体のものであり、つまり上着の胴回りのサイズは、
スラックスのウエストサイズにそれなりのゆとり寸を加えることに
より、割り出していくものだからです。従って上着の胴回りが
ややゆとりがあり、少し小さくしましょう、という補正はありえても、
ボタンも止められないほど小さいということは、そのような極めて
基本的なサイズ確認や検品さえもが出来ていない、ということに
なるのです。
 一応、現在御自身が一番気に入っているスーツの上着の、
フロントボタンを止める位置のサイズを比較確認してもらうのも
いいかもしれません。
 ところで今の日本の20、30代の男性は、極端に細身のスラックスや
上着が格好良いと思っているようですが、一歩日本の外へ出ると、
全く違う価値観の中に放り込まれます。ヴィスコンティやフェリーニ
の映画を観ると理解出来るかと思いますが、まりおしりの形丸出し
のスラックスだと、ヤクザに間違えられるならまだいい方で、ゲイ
の男性だと間違えられ、大変な目にあう可能性さえあります。
 かつてのダボダボのソフトスーツから、20年の時を経て、針が
マ逆の方向に辿り着いたというわけで、10年経ったら今流行の
スーツは、ソフトスーツと同じく笑いの種になっていることでしょう。
 最後に、オーダーの打ち合わせの時間については、決して長くは
ないですよ。むしろその倍以上の時間をとってもおかしくありません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。返事が遅くなり申し訳ございませんでした。大変参考になりました。先日修正された上着を着てみたところ、4cmも大きく出来なかったらしく。相変わらず窮屈でした。再度修正しますとの対応でした。作り直しなのかは工場の判断らしいです。大きくした場所には折り目が入っておりました。今度はしっかりと修正して頂きたいですね

お礼日時:2009/10/02 09:55

私もこれまでに何着かイージーオーダーのスーツを作った経験がありますが、ボタンが留められないほど窮屈な上着とは信じられない事態です。


イージーオーダーのスーツといっても、肩幅や胴回りなど計測されたことと思います。私の経験では、計測した後店頭にある見本のようなジャケットを羽織っておおよそのサイズなども確認しましたが、そのようなことはされなかったのでしょうか。
大きくすると言うと、たぶん背中や体側の縫い目をほどいて、布地の重なる部分を小さくして広げるのではないかと思います。
手直し後ですが、長く着るためには今の体型を保つということにつきると思います。オーダーで身体に合わせて作ったスーツですと、ほんの少しの変化で着られなくなりますから。
まして上着は既に大きくしてるので、どうにもならないと思います。
高価な買い物と書かれてますが、今時デパートなら既製服より安いくらいでイージーオーダーはできます。お店選びも要注意かと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。採寸に約20分、打合せに15分くらいかけ丁寧な対応でした。見本ジャケットも着ました。お店は有名なオーダー専門店です。ここまでは安心出来るのですが、仕上がりは最悪です。
「今の体型を保つということにつきる」やはり直されるとリスクを背負うのですね。そこら辺の保証も聞いてみることにします。

お礼日時:2009/09/25 23:06

以前勤務していた会社にイージーオーダー業者の売り込みがあり、グループ会社を含め担当窓口にされた者です。



イージーというその名の通り、厳密な採寸をする訳では無い為、初期段階ではサイズ不具合少し発生します。あくまで私が担当した場合の確率ですが、10人に1人~2人が再度修正をしていました。
初期は修正等を繰り返し、いずれはお客様に合う基本型紙を作成しますから、仕方ない部分も否めません。
また、私がお世話になった業者にはありませんでしたが、10万以上(全ては生地の価格ですが)出費したにも関らず、とんでもないサイズのスーツが来たとご立腹していたグループ会社の管理職も居ました。

私も2着目に作った際、上着が窮屈でしたので、修正してもらいました。
1着目が完璧だった為、何故2着目が?とも考えましたが、当業者は不具合は勿論の事、体型の変化による修正も1年以内は無料でしたので、あまり気にしませんでした。
おそらく、あなたの業者もサービス期間はあるでしょう。

ちなみに私も4着作成しましたが、其々が微妙に異なる部分はありました。
大した差ではなかった為、それらは修正依頼しませんでした。
納得のできない部分は遠慮なく修正依頼する事をお勧めします。

チェックすべき事項としては、袖の長さ、股下、左右対称、ボタン類・縫合部分のほつれ、内ポケット類・ステッチ等の仕様が希望通り出来ているか、ネームに間違いは無いか程度で、念の為シミや破損の確認もお勧めします。
後は暫く着用してみて気付いた際に依頼するという事で良いと思います。

私の場合は既製品よりもイージーオーダーの方が合っていた為良かったのですが、1度型紙を確立すれば2着目からは比較できますので、1着目をベースにする、もしくは、既にお持ちのスーツで、着心地が良いスーツと比較する事も考え方の一つです。

お気持充分理解できますが、完全なオーダーメイドと比較すれば、劣る部分はありますので、割り切りましょう。
私が気がかりなのは、ズボンのスリム化です。
最近街中でズボンをあまりにもスリムにしすぎて、明らかに足の肉の形が浮き出て居る人を見かけます。その件を取引業者や別の量販店でも確認しましたら、スリムにしすぎると、半年も持たずに破れるそうです。
縫合の破損に関しましては救い様がありますが、弱った生地を巻き込んで破損した場合は取り返し不能です。(継ぎ接ぎをすれば見た目は再生できますが、格好悪すぎですよね。)
くれぐれもやり過ぎにはご注意下さい。
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この回答へのお礼

こんばんは。大変参考になりました。幸いにもズボンはジャストフィットしていました。採寸に20分くらい要したのにどうしてこうなるの?と不安になってしまいました。出来上がり時にはチェックすべき事項を確認します。ありがとうございました。

お礼日時:2009/09/25 22:57

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