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僕は今大学1年生なのですが、高校3年生の頃からクラシック音楽に興味をもつようになりました。
最初は聞いてるだけだったのですが、自分の好きな曲を弾けるようになりたいと思いました。
それで今年の4月から音楽教室に通っていて個人レッスン(ピアノとヴァイオリン)を受けています。
ヴァイオリンは趣味程度ですが、ピアノは本気で取り組んでいます。

本当は高校生の頃から通いたかったのですが、経済的に苦しかったのと大学受験があるいうことで通えませんでした。
その代わり、大体の楽譜は完璧に読めるようにしました。

今はまだ有名な曲は何一つ弾けないですし、
当たり前の話ですがコンクールに出て優勝したいなんていう無謀な夢は持っていません。
ただ将来的に「ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番~第3番」を弾きたいと思っています。
どうせならミスすることなく弾きたいですし、誰が聞いても美しい演奏だなと思ってもらえるように弾きたいと言うのが本音です。
(ちなみに手は大きい方なので10度の間隔なら何とか大丈夫です。)

でも音楽教室の先生も「この曲はミスせずに弾ける人は少ない」と言っていますし、
音大に通っている女友達も
「この曲は大学でも弾ける人は数えるほどしかいない。ましてやミスせずにとなるといないかも…」と言っています。
確かにコンサートなどでこの曲を弾いてるのを見ると「ミスすることなく弾くのは一生無理かもな~」なんて思います。

頑張ってお金を貯めまして、今は防音設備のあるマンションに引っ越して、毎日時間があればピアノを弾いています。
特に土日はアルバイト以外の時間はピアノばかりしています(試験の1ケ月前などは若干練習時間は減りますが。)
それでも大学卒業までに「ラフマニノフのピアノ協奏曲」を弾けるようになるのは当然100%無理だと思います。
(やはりピアノを始める時期が遅すぎたのが原因かもしれませんが…)

そこで質問なのですが、最近ピアノを始めたような人間に、
この曲をミスすることなく誰が聞いても美しいと思うくらい弾けるようになるのは一生不可能でしょうか?

出来ればマンションにずっと住むつもりで、社会人になっても仕事に支障がない程度でピアノを続けていくつもりです。
この曲の第2番・第3番は難曲と言われていますから、すぐに出来るなんて思ってはいません。
何十年かかってもいいので、とにかく死ぬまでにミスすることなく誰が聞いても美しく弾ければそれでいいです。
プロでも難しいのに素人が望めるようなことでないのは承知の上ですが、
クラシック音楽経験者の方でなくてもいいので、何か一つアドバイスよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

聴くのは好きな者です。

大学の頃はオーケストラで喇叭吹いてました。

さて、かなり難しい挑戦を試みられているようですが、はっきり言えば、ちょっと見当外れな挑戦、というしかありません。
オリンピックの演技種目じゃあるまいし、ノーミスの演奏ならいいというものではないのが藝術というものです。

ラフマニノフの協奏曲でノーミスと言えるのは、おそらくナナサコフの弾いた連弾のCDくらいでしょう。ご存知かわかりませんので補足しますと、ナナサコフというのはコンピュータープログラムによる自動演奏のことです。高い買物になるかもしれませんが、探してみて、とにかく聴いてください。確かにノーミスかもしれませんが、だからどうということがないのです。

それに比べて、ミスはあれども多くの名ピアニストが録音していますよね。作曲者ラフマニノフ本人しかり、古くはホロヴィッツからはじまって新しいのは・・・(最新はよく知らないや。アンスネスあたりか?)と、あまたある中、多少傷は見せつつもそれぞれが個性(音楽性)を発揮しています。

音楽演奏の上で大事なのはむしろ表現力の方です。
ましてやラフマニノフの協奏曲は後期ロマン派の暗い情熱を帯びた曲。
その情感をどうやって表現するかというのが実は醍醐味なんじゃないですか?
いくら指が完璧に鍵盤を叩いたとしても、それが必ずしも人の心を打つとは限らないものです。もちろん、完璧に弾こうとするのは大事です(最初からごまかそうとする演奏はダメでしょう)が、聴けるものになるためには、表現をどんどん深化させていくことが必要になり、それこそ一生かけてプロのピアニストが頑張っていることです。
指回りとかの物理的なテクニックというのはあくまで土台で、その上に表現の楼閣を建てるテクニックが音楽の大部分を占めているのです。
しっかりした土台もなく表現力ばかり追い求めていてもどうしようもないので、もちろん土台の方もゆるがせにしてはなりません。

音楽のセンスは遠慮していくとどんどん逃げていきます。今からでも遅くない、頑張って追い掛けてみましょう。
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この回答へのお礼

なるほど…すごく参考になります、ありがとうございます。
>いくら指が完璧に鍵盤を叩いたとしても、それが必ずしも人の心を打つとは限らないものです。
あぁ~、すごく納得します。完璧に弾けるように努力することは大事だけど、一番大事なのは表現力だと言うことですよね?
確かにそうですよね。コンサート見に行っても、完璧な演奏よりも心に沁みこんでくる演奏の方が聞きたいですからね。

>高い買物になるかもしれませんが、探してみて、とにかく聴いてください。
ナナサコフか分かりませんが、そのような機械(?)を友達(質問文の人とは別の人)が持っているので、
一度聞かせてもらったことがあります。
その後ピアニストの人のCDを聞いても確かにさほど変わりなかったですね。
というか、どちらかというと他のピアニストの人の方が心がこもってるみたいで作品としてはよかったです。
機械はやはり心がこもってるはずがないので、感動もしませんでした(笑)
やはり回答者様のおっしゃる通り、表現力の方が大切なんですね。

今は基礎すら出来てない状態ですから、とにかく技術の向上を第一優先します。
でも表現力っていきなりつけれるものでもないので、表現力もつけれるように別で頑張ります。

貴重なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2009/12/10 20:54

素晴らしい目標(敢えて”夢”とは書きません、夢ではないから)をお持ちですね!読んでいて私まで嬉しくなりました。



まず、無理ではありません。大学入学後すぐ、ピアノを始めたなんて、本当に習いたかったんですね。それに、大事な事=防音の部屋を用意したなんて、すごいです。これでいつでも練習できますね。

とりあえずは、大学4年間は時間が確保できるのでしょうか。でもバイトや学業などで忙しいでしょうけれど本人の「やる気・情熱」次第です。3年間みっちり良い練習をすれば不可能ではない。普通の人や先生は「無理だよ」と笑うかもしれないけれど、あなたのやり方、信念次第。絶対出来る、と自分を信じる事。

まだ、20歳前後でしょう、いくらでもテクニックはつきます。40、50、60歳から始める人だって山ほどいます。良かったですね、早く気がついて。それに、あなたには行動力もある。

一日、2時間以上(8時間以上練習する人はざらにいます、)ピアノの練習をするという覚悟は必要です。それも、『続ける事』これが絶対条件。山あり谷ありでしょうが何年も続ける、『三年真剣に続けられますか』

良い話をしてあげましょう、ピアノの練習に、”体作り”はすごく大切です。上手く筋力トレーニング(筋トレ)するといいのだけれど。胸
(それを支える体幹、腹筋も)肩、腕、ひじから先、手首、など、ピアノをタッチする指に良い状態に完備されていると、良い演奏ができる。※これには少しずつ、少しずつ、筋力をつけていく事、でないと、肝心のピアノの練習に差し障っては本末転倒だから。軽い、ダンベルで自分の体をよく気遣いなからほんの僅かづつ、が良いと思うけれど。

良い指導者が必要なんだけど。それは大丈夫でしょうか。基本(指の形や、打鍵の力の落とし方、指、手、腕の脱力など)を正しく、きちんと熱心に教えてくれる先生だといいのですが。でも、あなたさえその気(ピアノが上手くなりたい!)があれば自然と道は与えられます。いつも、”ピアノの上達”にアンテナを張っておくこと。ネットでそれを調べたり、音楽書(ヤマハなど専門店)を探したりする事は常に必要。

何か、目標があって、それを叶えたい、と本気で思うなら『たくさんの手段があります』それをシラミツブシにまずやってみる。イチローは生活の全てが野球の為になるよう過ごしているそうです。(試合の間もいつもストレッチしてますよね、)あなたも24時間体制でピアノに生きてごらん、ラフマニノフ、夢なんかじゃ絶対ないよ。

以前、ピアノのレッスン、という雑誌に秋末直志という先生が、椅子の座り方から体の重さをどのように指に伝えるか、など、弾き方に非常に大切な極意を書いておられました。とにかく難曲を弾きこなすにはテクニックが必要ですから、それを正しく身につけないと指は早く自由に動かない。今の時代、ネットでも書籍(レッスン雑誌)でも沢山出ています。私など、ハノンくらいしか毎日の練習の最初に始めるキソ練習は知らなかったけど、コクトーだのほかにもいろいろな指の独立、矯正、の為の教則本はでています。

話は変わりますが、佐藤富雄さんの本など読んだ事ありますか、成功哲学、自己啓発の本を読むのも良いですよね。

将棋の羽生さんは、才能、って何だと思いますか、との質問に『続ける事』と答えています。私も今、目標を持っていますが、この羽生さんの言葉に出会えてラッキーだったと思う。(これが全てだと思う)

オーケストラをバックにあなたがラフマニノフのコンチェルトを弾いている姿が見えるよ。自信を持って、堂々と歩んでいこう!

この回答への補足

心強いご回答ありがとうございます!!
>とりあえずは、大学4年間は時間が確保できるのでしょうか。
>一日、2時間以上(8時間以上練習する人はざらにいます、)ピアノの練習をするという覚悟は必要です。
確かにそうですよね。今のところは大丈夫です。
音楽教室の先生にも毎日1~2時間程度は弾いておかないと上手くなれないと言われたので、
今は試験があろうと彼女とのデートがあろうと、毎日かかさず最低でも3時間は弾いています。
(2時間の練習が指によければ3時間はもっといいですからね☆)
土日祝・学校が休みの日などは8~9時間はピアノに没頭していますね…早く弾けるようになりたいので。

>ピアノの練習に、”体作り”はすごく大切です。
ですよね~、それ音大に通っている女友達に言われました。
「太ってたりすると演奏時間が長い曲は弾けないし、リズミカルな曲を弾く時は太ってると指が動かしにくい」
と言われたので、今年の6月くらいから体を鍛えています。(毎日走ったり、週2~3日はジムに行ったりしています)

>良い指導者が必要なんだけど。それは大丈夫でしょうか。
僕の担当の先生(女性)は昔何かのコンクールで優勝したことがあるそうです。
質問文に書いた内容を先生にも言ったら、先生は教室に通い続けれる間は全力で応援すると言ってくれましたね。
基本(指の形や、打鍵の力の落とし方、指、手、腕の脱力など)に関してはかなり厳しい方ですね。
弾いてる最中に基本が出来てないと軽く叩かれます。基本を何回も繰り返して間違えると徐々に叩き方がきつくなります(笑)
でも真剣に教えてくれているので、頑張ってついていくつもりです。
あと前述した音大の友達にも時々家に来てもらって聞いてもらっています。
(↑一度彼女に浮気と間違えられて困りましたね。それ以降は彼女が僕の家にいるときに来てもらっていますが…苦笑
ちなにみ最近は彼女とその友達が二人で遊びに行くほど仲良くなりました。いらない情報すみません)

>コクトーだのほかにもいろいろな指の独立、矯正、の為の教則本はでています。
>成功哲学、自己啓発の本を読むのも良いですよね。
やはり情報はしっかり調べておかないといけないのですね。
コンサートはよく行っていますが、レッスン雑誌や教則本などは読んだことがなかったです。
早速明日本屋に行って探してみます!!
成功哲学、自己啓発の本は気持ちを高く保つためにも必要ですよね。
ちなみにイチローさんの考え方をまとめた本は持っていますが、他の分野の方の本も読まないといけないですね。

>あなたも24時間体制でピアノに生きてごらん、ラフマニノフ、夢なんかじゃ絶対ないよ。
ありがとうございます!!
やはりイチローのような才能に満ち溢れている方でも、いつも野球のことを考えているからあれほどの大記録を出せるんですよね。
僕の様な凡人ならなおさら毎日ピアノのことを考えないといけませんね。

心強いご回答本当にありがとうございました。
上手く弾けるようになったら、彼女に聞かせてみたいです(笑)

1000文字に収まらなかったので、補足の欄に書かせて頂きました。

補足日時:2009/12/10 20:16
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