
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
エッセイといいましても、手法は数限りなくあることでしょう。
ですが、エッセイと呼ぶにはこうでなくてはならないといったルールのようなものはありません。一番手がけやすい書き方のコツといったものが、もしあるとすれば、精々次のようなものでしょうか。
まず、やはり、何を書こうか、それは考える必要があります。といっても、それほど難しく考えることもありません。考えても思いつかなかったら、ちょっと印象に残ったことを思い出してみてください。「道に子ネコがうずくまっていて、クルマに轢かれないかと心配した、そこへ、何人かの子供たちが現れた、みんなランドセルを背負っていて・・・」とか、そういったことかあれば書きやすいでしょうから。
でなければ、たとえば最近笑ってしまったことなどを思い出してみて下さい。我ながらドジだったとひとり苦笑したなどいう話が見つかれば最高です。なぜ笑ったことがいいのかというと、怒ったこと、不満だったこと、こうした話は読むほうも楽しくないからです。
文章は、ひとつのフレーズを長々と書かず、です、だった、などと読みやすい長さで切ることです。でも、次も、そのまた次も、だった、だった、だった、こればかりではあまりにも単調すぎて面白くありません。ここで、実例を見てみましょう。
苦手です。
困っています。
書くことになりました。
構わないのですが、
思います。
くださいませんか。
上に挙げた文末の部分はすべてご質問の文章のものです。上から、です、ます、ました、ですが、ます、せんか・・・、お分かりでしょうか、巧まずして、ただワンパターンで単調になることを避け、実に美しくバランスを取ってバラエティ豊かに並べられたこれらの文末、もうこれだけでも、エッセイを書く素質を立派にお持ちだな私は思います。
あとは、できるだけ簡潔に書くこと、ご質問の文章はとても簡潔で、読んでいて心地良いほど上手にまとまっています。同じ言葉をなるべく繰り返さないこと、ストーリーを常にひとつの方向に向かって進め、行ったり帰ったりして読者を混乱させないこと、最初はもうこんなことで十分でしょう。
プロのエッセイストたちは直接原稿用紙に書き記すものですが、私たちにはワード、というかワープロの機能が使えます。この機能は趣味として文章を書く者にとっては強い味方、途中で文章を足したり、削除したり、あるいは前後に動かしたりと自由に「推敲」できるからです。
ですから、まず、とにかく書き出して見ましょう。できれば最後のフレーズまで、思いつくまま一気に書き進めてみましょう。余計な言葉が入ってもいいですし、言葉が足りなくてもそのままで。それから読み返してみてください。おかしなところがあれば直しましょう。何か付け加えたかったら素直に付け加えましょう。
そして、最後に、今度は出来るだけ、要らない部分を削り取りましょう。こういう、文章を練る作業を「推敲(すいこう)」といいます。そしてまた、文章の重みは削り取った部分にある・・・という言葉があるぐらい、削り取った言葉が残った文章を輝かせるのです。しかし、ご自身が、これでは削り過ぎて面白くないとお思いなら、また、一番ぴったりと感じられる言葉を思いついて足してください。
最初はなんだかだらだらとして気に入らなかった文章も、こうして推敲を重ねるうちに、かならず、無駄のない、読んで内容の光景がよく分かる、すっきりした文章に生まれ変わるはずです。
私自身も趣味の範囲でエッセイを書きますし、幾つかの市販雑誌にも連載で掲載していただいたこともありますが、ちょっと慣れれば、誰でも立派なエッセイストになれると思っています。まして、ご質問者様には才能がおありだと思います。ぜひ頑張って、いえ、気張らず、飾らず、ただ思うままにお書きになってみてください。きっと、楽しくなって、ただ一度だけではなく、ご自分のご趣味にまでなってしまうと思いますよ。
回答くださった文章の構成や語句の選び方がとてもわかり易く、
私をぐいぐい引っ張ってくれます。
少し幸せな気分にもさせていただきました。
なるほど、文章はこういう風に書くものなんですね。
ほれぼれと眺めてしまいます。
さて、締め切りは迫っています。
気張らず、飾らず、ただ思うまま、
この言葉を見失わないよう注意して、頂いた数々のアドバイスを基に書いてみます。
ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
まずは、いろんな言葉を覚えていくようにしましょう。
本を読んだり、本の文章中に出てきた言葉の意味、正しい使い方を知る。
毎日、日記をとる。など。。。
私の下手な説明では伝えるのが難しいので、書店で販売されている、作文の書き方をご参考になられてはいかがでしょうか?
そういえば、私は言葉をあまり知らないです。
類語というのでしょうか、その持ち合わせが人より少ないようです。
最近は本もあまり読みませんし、読んでも流し読みがほとんどで、
ちゃんと理解しながら読む事を忘れていました。
ありがとうございます。
そこから改善していこうとおもいます。
No.4
- 回答日時:
ウマイじゃないですか。
最初の行は言い切り型の短い文で始まっていて、食欲ならぬ読欲をそそられます。
「”こう見えても”って筆者知らんがな、見たコトないがな」と言われかねないような、マジメにフザケた書き出しがいいですね。
コツなんて私にはわかりませんが、自慢は厳禁でしょうね。
誰でもが微笑むような失敗談なら読者の興味を引くのではないでしょうか。
お誉めいただき ありがとうございます。
ウソでもそう言っていただくと励みになります。
あっ!失敗なら他の方には負けません。
たくさんやっています。
そういうものの中から題材を捜すことにいたします。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
書店の実用書コーナーに行くと、文章を書くためのハウツー本があるので参考になさるといいでしょう。
また、できあがったものを、一度、誰かに読んでもらったり、一晩経ってから自分で読みなおしたりすると、客観的に見ることができますよね。また、「人様の目に触れるところにエッセイを書く」場合、基本的には、具体的な実体験を軸に書いたほうが楽んでもらえると思います。なるほど、そうですか・・。
具体的な実体験を軸に書く。
参考になるアドバイスありがとうございます。
一晩経ってから自分で読みなおす。
なるほど、これも参考にさせていただきます。
書いた直後は、思い込みがじゃまをして、誤字脱字なども見逃してしまいます。
最後にもう一度、心を白紙にして読み返すことにいたします。
No.1
- 回答日時:
今更上手さを求めない事なんじゃない?
小手先の文章は心を打たないんだよ。
一度きりなら。
貴方なりに表現したいものを、貴方の言葉で書く。
それが多少ざらざらしていても、不恰好でも。
伝えたい気持ちが含まれた貴方の言葉なら。
それはどういう形であれ届いていくんだと思うからね。
伝わったかどうかを確認する事なんて出来ない。
受け止め方は相手の自由。
だからこそ。貴方は貴方なりに自分自身に誠実に向かい合って、自分が伝えたいものを、自分の言葉で表現してみれば良いんだと思うよ☆
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