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ドラムの楽譜記号について(ハイハットオープンについて)

○が音符の上に書かれているのはハイハットをオープンで叩くという事だと
以前このサイトで質問して教えてもらったのですが

―(○)―↓(○の後の横線と下矢印はつながっています)や
|―(○)→(最初の縦線と横線はつながっています)
は、その部分のハイハットはオープンの状態で叩くとも以前質問した際に教えてもらったのですが

その、矢印の部分の効力が分かりません。
曲によって違うのでしょうか?
それともその小節だけ?とかあるのでしょうか?

私は今アニメ「けいおん」のDon't say "lazy”の楽譜を少し練習しているのですが

上記の記号の矢印の部分の効力がその小節だけでないとなると
曲の80%以上はハイハットをオープン状態で叩く感じになってしまいます。
(ちなみに、Youtubeでけいおん Don't say lazyと検索するとドラムを叩かれている人の映像が出てくるのですが、それを見てみたのですが、映像ではハイハットをオープンにしているかどうか分からなかったので質問させていただきます)

曲の80%以上のハイハットをオープン状態で叩く事って普通なのですか?


この前スタジオでドラムを叩いたのですが、
ハイハットをオープンにすると、
私が練習している曲は16ビートなので、1小節に8回ハイハットを叩くのですが

オープン状態で叩くと1回叩いたらその音がその後も少し持続するので
持続しているハイハットの音の上にまたハイハットを叩くので、
ピアノでペダルを踏み続けたまま弾いてる感じで、なんか音が途切れず気持ち悪く感じましたが
ドラムとはこういうものですか?

教えてください。
お願いします。

A 回答 (1件)

こんにちは。



その「Don't say lazy」という曲を聴いてみましたが、こういった
ロックで激しい曲でしたらハイハットオープンを多用することは考えられます。
ただ、私なら一曲通してオープンではなく、オープニングやサビなど、すべての
パートが音を思い切り出している部分を中心に使うと思います。

ちなみに、この曲は16ビートではなく、8ビートです。You Tubeの演奏の
中にもありましたが、こういったテンポが比較的速い曲は4分で叩くことも
多いですね。

<クローズドハイハット>
クローズはつま先に力を入れ(極端なときはかかとを上げて)上下のシンバルを
しっかりと閉じます。スティックのチップ部分か、あるいはショルダー部分で
軽く叩きます。

<ハーフ・オープンハイハット>
クローズの状態からかかとをおろし、足全体がペダルの上に乗っている状態
(上下のシンバルは緩く閉じている)で叩くと、ビートを刻むのにちょうどいい
オープンの音になります。これは音もそんなに持続しないので、8分で叩いても
うるさくないです。細かく分類すると、これを「ハーフ・オープン」といいます。
市販の楽譜では音符の上に「半丸」が書いてあることが多いです。

<オープンハイハット>
左足のつま先をさらに上げるか、完全にペダルから足を離した状態(上下の
シンバルが完全に離れている状態)で叩くと、いわゆる「オープン」の音に
なります。フィルインに絡めたり、キメで使ったりすることが多いですが、
ヘヴィメタやロックなどの比較的激しい曲ではビートを刻むときに使います。


イメージ的には
クローズ→チチチチ または チキチキ
ハーフオープン→シャシャシャシャ シャシャシャシャ
オープン→ジャンジャンジャンジャン ジャンジャンジャンジャン
といった感じでしょうか。


以下は蛇足です。
クラシック以外の、ジャズやロック、ポップスなどのジャンルは、市販
されているような細かな楽譜を見てCDを録音することはあまりなく、
曲の構成やおおまかなコードが書かれただけの簡易的な楽譜を見て、
演奏者の個性や発想を生かして録音します。

市販されている楽譜は、出版社の人間がCDなどの音源を耳で聴いて、
聴き取った音符を楽譜に書いて作ります。(採譜、俗に耳コピとも言います)

ですので、演奏者の演奏を100%忠実に聴き取ることは単音楽器の
独奏や歌唱でもない限りかなり難しく、また100%忠実な楽譜があった
としても、それを演奏するときに100%忠実に再現しなければいけない
ものでもありません。

ドラムの楽譜というのは、採譜した人の感覚で記譜されている部分が
大きいですから、実際の演奏を忠実に再現しているわけではありません。
採譜者が「こういう風に演奏しているだろうなぁ」と想像で補っている
部分も多々あります。
ドラムを長くやっている上級者でも、全パートが爆音をかき鳴ら
している中から、ドラムパートの、しかも音量が小さいハイハットを
正確に聴き取ることは不可能ですし、正確に聴き取り正確に演奏する
ということにあまり意味はありません。

はっきりいってオープンだろうがクローズだろうがどっちだっていい、
ハイハットだろうがライドだろうが、そのときの演奏のノリで演奏者が
勝手に考えて叩いて全然かまわないわけです。

初心者のうちは、とかく市販の楽譜に指示されている通りに「Aメロは
ハイハットクローズ、Bメロはハイハットオープン、サビはライドで」
なんて几帳面に考えてしまいがちなのですが、曲のビートが作り出せて
テンポがある程度キープできていれば、ドラムなんてのは「適当」に
叩いちゃって全然かまわない楽器なんですよ。

でもそうやって適当に叩いても、気持ちのいい演奏になるのが上級者なんですね。
プロなんて、ライブなんかほぼアドリブでやってるくらいですから。
小節数や反復のタイミング、せいぜいコードとバンド全体でキメるフレーズが
ちょこっと書いてあるようなメモ程度の楽譜を当日直前に渡されて、演奏したりします。

もちろんそんなことができるのは、練習や演奏経験の積み重ねがあるからで、
初心者のうちは市販の楽譜の指示通りきっちり叩くというのも、大切な練習の
ひとつだと思います。
そうやって自分の引き出しを増やしていけば、いつのまにか「楽譜の再現」では
なく「自分の演奏」ができるようになってきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
分かりやすかったです。

以前質問をした際に1小節でハイハットを8回叩くといったら
それは16ビートですと言われ
8ビートだと思ってたので、これは16ビートなんだと覚えてしまいました。
やっぱり8ビートでいいんですね。

お礼日時:2010/07/25 09:01

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