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戦艦長門の軍艦旗について
俳優の石坂浩二さんが、戦艦『長門』の軍艦旗を呉市の「大和ミュージアム」へ寄贈した。
軍艦旗は、3.6m×5.4mの大きさで、艦尾に掲揚されていた。
というニュースが2006年頃にあったけど、
この【軍艦旗というものは一つの艦に一種類の大きさしかないものかどうか】
分かる方がおられれば教えてほしいのです。
新造時の写真などを見ていると艦尾のポールに対して比率が違うものもあるようなので、、、
実は幅2メートルほどの軍艦旗が手元にあります。長門に乗組中負傷して退役した方が軍艦旗の交換時に廃棄するものを記念に貰ってきたそうです。
手に入れたのは30年ほど前になりますが、最近実家の整理をしていたら、行李の中から出てきました。

「戦艦長門の軍艦旗について」の質問画像

A 回答 (2件)

まちがっていたら撤回しますが、軍艦旗は国籍を表示することが第一義なので、陸軍とちがい消耗品の「需品」あつかいです。

海軍、軍艦は国際法で定められた旗のかかげ方があり、ハッキリと見えることが前提なので割り切ったものです。

また、軍艦がかかげる旗は海軍旗条例で決められたものであり、陸軍のように歩兵・騎兵の連隊が創設されるときに「軍旗として」下賜されるものではないからです。

なので、廃品をもらい受けることはありうると思います。

大きさは何種類もあるとおもいます。潜水艦などは、バスタオルの小さめ位の大きさです。

海上自衛隊の舞鶴地方隊の博物館には、秋津島が沈没するときに回収された軍艦旗があります。正面に飾ってあるので、やはり貴重品のようです。防衛図書館などに問い合わせてみるのを、おすすめいたします。私蔵されてしまっては、もったいないとおもいます。
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この回答へのお礼

貴重な回答大変ありがとうございました。

大きすぎて全部が見えませんが、画像を入れてみました。
四隅が特に痛みが激しいです。約1.94×1.27メートルです。
縮みや伸びがあるかもしれませんが、正規のサイズに適合しますでしょうか?

お礼日時:2010/08/25 22:21

石坂浩二さん寄贈のものが本物かどうかは、まだちょっと議論が有るみたいですが…



まだ敗戦前なら、正規の軍艦旗は確かに予備も含めて数種数枚(単位は枚で良かったかな?)は搭載していたはずですが、「下賜品」扱いの員数管理を受けていたはずなので、「交換時に廃棄するのを貰ってきた」というのはちょっと考えづらいです。
絶対無かったとは言いませんが、正規員数の品なら、本来的には「軍に返納」しないとダメなので。

ただ、それ以外に一般祭礼用(わかりやすい例では、戦死者の水葬の時に棺を包む奴とか)の「軍艦旗デザインの旗」は、「消耗品」として多数積んでますので、そういうのは退艦時に、例えば戦友が寄せ書きしたものを貰って降りたり、新品のまま貰ったり…ってことはあるでしょう。
私の親戚筋にも、そういうパターンで貰ってきたといういわれの軍艦旗を大事に持っている家があります。

あと、真性の軍艦旗は、実際は「特に大事な時」しか掲揚せず、普段は「消耗品の方」を使うという事はあります。これは簡単な話で、潮風ですんごく痛むから。
新造時では、海上公試運転が終わって正式に艦籍を持つまでは、まだ正規の軍艦旗は下賜されていないので、臨時の軍艦旗を掲揚しているというケースは良く聞きますね。
現代でも、海上公試運転時は船主の国籍旗や船主の社旗ではなく造船所の旗を掲揚しますし。

あとは、軍艦旗の構造が気になるといえば気になる。
赤ストライブが「染め」だったら、少なくとも正規の軍艦旗ではないです。
正規の軍艦旗なら白布と赤布を縫製してますから。
ただ、白赤縫製でも上記のパターンで正規の下賜品ではないものもあります。
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この回答へのお礼

丁寧で詳しい回答ありがとうございました。
大変参考になりました。

画像を見ていただきたいのですが、初心者でよくわかりません。
白赤縫製で仕上げてあり、麻のような手触りですが、ほつれたところを
良く見ると、絹のように思えます。

お礼日時:2010/08/24 03:16

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