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 独学でクラヴサンをやっています。鍵盤楽器をはじめて3年めになります。今は、バロックやロココのフランスの音楽を弾いています。ラモーやバルバトル、デュフリ、ロワイエなどを弾いています。さて、最近になってクラヴサンを始める本来の目的であるバッハを弾くことを思い出しました。そこで、バッハ初心者の定番であるインヴェンションの楽譜を手に入れて挑戦してみました。でも何か弾きにくいのです。と言うより弾けないのです。フランス物ならまあまあ難しいものでもひけていたのでショックです。バッハというかドイツ物はいろいろためしましたが、何故か弾けません。私は個人的にはフランス物は左手が主に伴奏のようなものなのに対してドイツ物は左手もまた別のメロディーを弾いているからだと思います。これが対位法というものなのでしょうか?フーガはその発展ですか?これを勉強しないことにはバッハは弾けないのでしょうか?こんな私に何かいい練習法はないでしょうか?バッハを弾くことが夢です。

A 回答 (2件)

インベンション(二声のインベンションと三声のシンフォニア)は、おっしゃるとおり、対位法のライン上にある曲集で、同じところにフーガもあります。

フーガはインベンションよりは複雑だと思います。その分、曲も長くなりがちです。
この手の曲は二声の場合、右手で弾いた旋律とほぼ同じものを左手でも弾く事になり、つまり、左手も右手も独立して、バイオリンが2本でデュエットしているような感じになります。

練習は、もうこれは、左右別々にするのが面倒くさいようでいて、一番手っ取り早く弾けるようになると思います。
8小節ずつとか小分けにするのもおすすめです。

あと、指使いを楽譜に書き込むことで、音と指番号がぱっと眼に入ってくるので、全く書かないよりは、特に迷いが出るところや弾きにくい所は書く方が良いと思います。
校訂者の指使いが印刷してあっても弾きにくかったら音楽の流れを変えないようであれば、自分の弾きやすいように変えても平気です。

なにしろ、右手と左手が左右対称なのに同じ旋律を弾いたりする訳ですから、例えば右につられて左も同じ方向へ行きそうになったりすることはあります。なので、楽譜に自分の注意を引くように矢印なんかを書き込んでおくのも有効だと思います。

私はCDを聞きながら、左手パートにあたる部分を鼻歌で歌ってみたりすることもあります。
ずっと弾いてると「あ、慣れてきた」と思える時が来るので、頑張ってくださいね。
あ、それから、多分楽譜をご覧になったら分かると思うのですが、難易度の順番には並んでません。2番より3,4番の方が比較的簡単です。私の場合は、1番>3番>4番>8番とか結構ばらばらにさらった記憶があります。
もしかしたら、インベンションよりも、フランス組曲の方が質問者さんには弾きやすいかもしれません。対位法にこだわりがなかったら、フランス組曲もおすすめですよ。

ちなみに、私は20年以上ずーーっとバッハをピアノとパイプオルガンで弾いてきて、最近クーペランのオルガンミサやグリニーをやり始めたのですが、弾き慣れてないのでやっぱり戸惑っています(笑)。
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この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございました。さっそく左右別々で練習してみようと思います。フランス組曲も好きなのですが、BWV894のような曲もいつか弾けるようになりたいので、インヴェンションからこつこつと練習しようと思います。資料を見てフーガも勉強します。これからの道のりが少しですが見えてきました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/11/14 23:28

ご質問の曲等の中で 他のものは ほとんど知り得ませんが


バッハのインヴェンションに反応しましたので ご参考程度に
述べてみたいと思います

参考URLの

で 冒頭のワンコーラス目は 二つの曲を1本のギターで
同時に演奏しています
彼が ここまで完璧な録音にこぎつけるまでには
血のにじむような 孤独で地味な練習をコツコツと1000回程度は
したかと推察されます
バッハのインヴェンションほどは複雑ではないにしろ
世の中に送り出すだけの努力の跡が聴いてとれます

ゆっくりでいいので 確実に飽きることなく
「弾けるようになってやるんだ!」の情熱を継続して練習されんことを
祈ってやみません
 

http://www.youtube.com/watch?v=VvmfsivdavQ
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