
夏山しか登った経験がないので、
これからの時期に着る、アウターの購入を考えています。
冬山に行く可能性もありますが、基本的には秋に着ると思います。
長袖のインナーにフリースを着て、その上からはおるアウターを買いたいです。
レインウェアは持っています。
この場合、ハードシェルとソフトシェルと、どちらを先に購入すべきでしょうか?
レインウェアはあるのだから、ゴアのハードシェルなどは不要、
ソフトシェルで動きやすさや適度な防風性と透湿性、
保温性を求めればいいと考えていいですか?
それとも、ゴアのレインウェアを持っていても、
さらにゴアのハードシェルを持つor着る方がいいのでしょうか?
(ちなみに、ウェアでもジャケットでも長く使いたいので、
あまりレインウェアをアウターとして着続けたり、
ジャケットをレインウェアとして着続けたりするのは控える方向で考えています)
教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
No.3
- 回答日時:
こんにちは
たしかにレインウエアを雪対策や寒気対策に着用を続けると劣化は早くなると思います。ただし経年劣化する場合もありますから、一概に通年着用しているからといって寿命が極端に短くなるということはないと思います。ただ、ハードシェルはご存知だとは思いますが、レインウエアと違って転倒したときに少しでも滑落しにくいように表面処理されていたりするので、やはりできれば両方持っている方が良いと思います。
経済的な面で今買い揃えるのが難しいのであれば、今は秋山や冬の低山で、将来冬の高山に備えるという面からでも、やはりソフトシェルでしょう。ハードシェルを脱いだ時にも防風性がある程度確保されます。また、アウター無しでの行動が多くなると思いますから。(ソフトシェルすら脱ぐこともあると思います。その場合に私は下着の上にジップシャツを着用している方が良いと思います。ハードシェル購入までは降雪時や強風時にはレインウエアで兼用する)
最近の衣服の種類の多さにはびっくりしますね。私が冬山をやっていたときはアクリル下着、3シーズン用ウール山シャツにダブルヤッケでした。この格好で11月~5月までの北アルプスに対応しました。予備にウールのセーターと分厚い羽毛服も持っていきましたがこちらはあくまでも防寒用でした。
>やはりできれば両方持っている方が良いと思います。
はい、ソフトシェルを着ていっても、
レインウェアとしてハードシェルは携帯することにします。
まずは、ソフトシェルを購入することにしました。
ご回答、どうもありがとうございました!
No.2
- 回答日時:
先の質問にも回答させていただきました。
>冬山に行く可能性もありますが、
→すいません。冬山は門外漢なのでno1さんのようなその筋の人の回答を御参考に。
>長袖のインナーにフリースを着て、その上からはおるアウターを買いたいです。
レインウェアは持っています。
→長袖インナーにフリースを着てその上にソフトシェル・・ソフトシェルとフリースの厚さにもよりますが、結構暑いですよ。登る山にもよりますが。御参考までに、モンベルの2011~2012fall&Winter衣類カタログで示されているレイヤリングシステム例ですと、
(あ)秋~冬(無雪期)のトレッキングの場合、アンダーがジオライン3Dサーマルロングスリーブジップシャツ(ある程度厚みのある化繊の長袖Tシャツ)、その上にノマドジャケット(アウターとして紹介されていますが、ミドラーとしても使用可能な中厚手のソフトシェル)のみです。
(い)秋山ハイクや低山トレッキングの場合2つ示されていて1つ目は
(い-1)アンダーが(あ)と同じ、その上にライトシェルパーカ(薄手のソフトシェル。冬のミドラーとして使用可能、春山でのアウターも可能。)のみです。
(い-2)アンダーがウイックロンジップシャツ(化繊のTシャツです。)、その上にライトシェルジャケット(薄手のソフトシェル。いー1とほぼ同じ。)
と、アンダーとソフトシェルの組み合わせで、その間にミドラーは入れない構成になってます。暑いだけでなくno1さんの解説の通り軽快でなくなりますし。(あまり重ね着が多いと、腕周りとかが動かしにくくなります。)
なお、レイヤリングシステム例ですが、ハードシェルが不要なわけではなく、当該カタログには(あ)(い)いずれも、「完全防水のアウターウエアを」「携行しましょう」となっています。
雪山はまた違うレイヤリングなんですが、とりあえず秋のトレッキングだとして。
ちなみに子供を背負って登る私は、高尾山は12月でもTシャツ一枚だし、2月の蝋梅を見に長瀞の宝登山でもTシャツ一枚です。子供の重荷の分と低山だということを割り引く必要はありますし、休憩用にフリースも持って行きましたが。登りって、陽だまりだと、結構暑いんですよ。
>この場合、ハードシェルとソフトシェルと、どちらを先に購入すべきでしょうか?
→レインウエア=ハードシェルはすでにお持ちなのでは?と思ったら、「あまりレインウェアをアウターとして着続けたり、ジャケットをレインウェアとして着続けたりするのは控える方向」とありました。重くなっても、寿命を延ばすために使用頻度を減らすよう、2つ持っていく、ということですね。であればすでにレインウエア=ハードシェルはお持ちなわけですから、ソフトシェルもハードシェルも買いたい、という場合、機能がレインウエアとダブっているハードシェルは後回し、先に買うのはソフトシェルでしょう。
>レインウェアはあるのだから、ゴアのハードシェルなどは不要、
→うんうん。私ならそう考えます。でも雪山をやるようなハードシェルは、機能性が高いです。(例えば生地表面が雪はつきにくいけど、すべりずらくなっているとか、ピットジップがついていて、脱がなくても換気ができるとか。いろんな機能がついてます。ちょっと重くなりますが。)・・・★
>ソフトシェルで動きやすさや適度な防風性と透湿性、
保温性を求めればいいと考えていいですか?
→ 仮に、アンダー、フリース、ソフトシェルの組み合わせだとして、雨が降ったらソフトシェルをハードシェルに交換するようなシステムとするとしても、ハードシェルの重さが気にならないならそういう考えでいいのでは。(私は重さを気にしてしまいますが。)
>それとも、ゴアのレインウェアを持っていても、
さらにゴアのハードシェルを持つor着る方がいいのでしょうか?
→★で書いたとおり、春から秋までの無雪ならゴア等のレインウエアで対応できますが、機能性が高いハードシェルを使う選択肢もありますです。私にはそんなにお金が無いし、かみさんから「おんなじようなの買って!!」と怒られるのが目に浮かびます・・・。
あと、NO1さんの回答で気になる点ですが、
○「モンベルで言うと、保温性が低い方からライトシェル、ノマド、ロッシュというモデル」
→ ライトシェルより保温性が低い、ウルトラライトシェルというのもありますので、正確には、ウルトラライトシェル、ライトシェル、ノマド、クリマブロックロッシュ、パウダーシェッドの順ですね。パウダーシェッドはno1さんの解説の通り、通気性もなく、保温性と防風性が強くあまりミドラーとして使えないような特殊な立ち位置です。中に着込むと通気性もないので蒸れそうだしごわごわしそうです。
○「降雨時も短時間であればソフトシェルのままで十分凌げますし、心配ならストームクルーザーを持っていけば良いです」
→ 心配でなくてもハードシェルは持っていってください。無雪期の秋山で、降雨が短時間で終わる、もしくは降雨時に短時間で安全地帯に逃げ込める保障がないからです。モンベルの当該カタログのレイヤリング例でも、前述したとおり、ウインタースポーツやアイスクライミングの例を除き、完全防水のアウターウエア(ハードシェル)を携行するよう、アドバイスがついてます。
私もソフトシェルを着て白馬乗鞍のどでかいケルンのあたりにいたときに、雨に一時的に降られ、すぐやんでまた降りだし、となったので、「見せてもらおうか、ソフトウエアの撥水性能とやらを」と、何か大きな勘違いをして、そのまま雨具を着ないで栂池自然園まで下山してみました。結局雨は降りやまず。で、20分くらいは問題なしでしたが、徐々に肩あたりから濡れてきて、栂池自然園についた頃には、雨が上がったにも関わらず、下着まで全部ぬれました。で、雨が止んでみんな雨具を脱いでいるのに、寒くて逆に雨具を着込むことに。んで自然園内を冷たい思いをしながら散策する羽目になりました。(気づいたら着干し状態になっていて、ロープウエイに戻る頃には大分乾きました。ゴアテックス恐るべし。)
バカの見本の体験談で恐縮ですが、やはりハードシェル(レインウエア)は必携です。
モンベルのカタログには、レイヤリング例まで載っているのですね。
とても参考になります!
>フリースの厚さにもよりますが、結構暑いですよ
そうなのですね!
ソフトシェルにフリースのような保温効果のある厚みのあるものもある、
ということを考えたことがなかったので、
そういう方が荷物も減るとか、新しい視点を学びました。
その上で先日ショップに行ってみたら、気付けたことが多くありました。
レインウェアとしてのハードシェルは、常時携帯するようにします!
いつもご回答いただき、感謝しています。
No.1
- 回答日時:
先の質問にも回答させていただきました。
秋から冬でも積雪がない山、という前提でしたら、ソフトシェルが良いと思います。「雨」に対してはレインウエアで対処できるわけですから、雨以外の気象条件に対応するには、ソフトシェルの良いモノがあれば非常に快適です。
冬山(積雪がある山)であっても、多くの場合はソフトシェルの方が快適です。雨に対しては、短時間ならソフトシェルのままで切り抜けることも十分可能です。ほとんどのソフトシェルには強力な撥水加工が施されているので、短時間なら十分ソフトシェルで凌げます。まあメーカーによって撥水加工の良し悪しはありますけどね。
ハードシェルでなければダメ、という場面は、長期の山行くらいです。
パンツは積雪環境でなければレインウエアのパンツで十分です。
積雪環境であっても、低山や軽いスノーハイクくらいでしたらレインウエアのパンツでも使えるのですが、ちゃんとしたオーバーズボンは欲しくなるでしょう。
このパンツはハードシェルの方が良いです。日本の雪は湿雪が多いので、ソフトシェルのパンツでは不足です。
ハードシェルのオーバーパンツは、やはりモンベルが良いですね。アルパインパンツで決まり、という感じです。
http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?catego …
まあ、ゴアテックスのオーバーズボンを購入するのはもう少し先のことかもしれませんね。
秋の山に話を戻します。
ソフトシェルって百花繚乱、言い換えれば魑魅魍魎の世界です。ハードシェルは最近はいろいろバリエーションが増えてきたモノの、根本的に雨や激しい風雪から身体を守る、という「コンセプト」によって設計されています。
ですがソフトシェルはその基本コンセプトが数多くあり、ほとんどモデルの数だけ設計思想が違うので、選ぶのが難しいのです。ツボにはまればとてつもなく快適ですが。
ソフトシェルをすごく大雑把に分類してみます。
1.中間着としての用途を考慮したもの
これらは「さらに上にアウターを着ることがある」のが前提の設計をされています。つまりアウターと言うよりは「防風性と撥水性を持たせて多少の悪条件までは対応できるようにした山シャツ」という考え方です。
フードはなく、袖口や裾もシンプルな造りにして上にアウターを着た際にゴロつかないような配慮がされています。
このタイプの定番中の定番は、モンベルのライトシェルジャケットでしょうね。
モンベルのソフトシェルは基本的にこのタイプのモノが多いです。
これらのソフトシェルは、基本的にアンダー、ソフトシェル、悪条件下でハードシェル、というレイヤリングになります。むろんアンダーとソフトシェルの間に中間着を入れても良いのですが、それだとソフトシェルを導入するメリットが薄くなります。レイヤーを1枚減らすことによる軽快感はこの手のソフトシェルを導入する大きなメリットの1つですから。
つまり、気温条件等による保温性は、主にアンダーで調節することになります。また、ソフトシェルそのものも保温性が様々に設定されているので、ソフトシェル選びが重要になります。
モンベルで言うと、保温性が低い方からライトシェル、ノマド、ロッシュというモデルがあるので、どれを選び、どんなアンダーと組み合わせるかは、行く山によって考える必要があります。
2.アウターに徹した造りのもの
これらは「さらに上にハードシェルを着る」ことはほとんど考えていない造りになります。まあ早い話が、「雨なんて降らない」山でアウターとして着ることを想定したウエア、ということになります。
日本では北アの主稜線でもごく希に雨が降ることがあるのですが、まあ一般的には厳冬期の中級山岳以上での使用がメインということになるでしょう。
ただ、低山やスノーハイクでこの手のウエアは不適かというとそんなことはありません。降雨時以外はあらゆる条件下でハードシェルより快適ですから。降雨時も短時間であればソフトシェルのままで十分凌げますし、心配ならストームクルーザーを持っていけば良いです。超軽量レインウエアは冬のソフトシェル使用時の保険として有効です。ストームクルーザーはそのような用途にも使用できるくらい十分に軽いですから。
アウター型のソフトシェルはたいていフードが付いてますし、裾や袖口もきちんと調節できるようになっています。
モンベルでは、パウダーシェッドパーカがアウターに徹したソフトシェルですね。
ノマドパーカもフードが付いてアウター用途に少し振っているのですが、ベースが中間着型のノマドジャケットなので、そこまでアウターに振り切った造りではないですね。中途半端に見えますが、こういうのはツボにはまるととても面白いです。
私はこのノマドパーカ、積雪環境下ではない秋~冬の山や軽い低山のスノーハイクあたりにはツボにはまると思いますが・・・
ソフトシェルは最近では、裏地をフリース地にしたりして保温性を持たせるのが主流になってきています。
中間着のフリースを省略できれば着心地も運動性も非常に軽快になりますから、上手く使えばとても有効です。
ただ、重荷を担いでの深雪のラッセル、などのように運動量の変動幅が大きく激しい用途には、従来のような素直なアンダー、ミドラー、アウターの3層のレイヤリングの方が良いです。体温調節の幅が大きく、また細かく頻繁に調節する必要がある用途だと、3層の方が調節幅が細かく取れるので有利なのです。
でも、普通のハイキングやスノーハイクあたりだと、そこまで調節幅が細かくなくても良いんですよ。そうすると、保温性があるソフトシェルを使うことによる軽快感のメリットが大きくなります。
ここまでモンベルで説明しましたが、モンベルのラインアップは整理されていて、しかもカタログにも順番に並んでいたりするので非常に判りやすいです。
パタゴニアもソフトシェルのラインアップはとても充実していて良いモデルがたくさんありますが、ラインアップも並び方もランダムなので、かなり理解していないとベストマッチするモノを選ぶことは難しいです。
パタゴニアをいくつか挙げると、中間着型のソフトシェルではガイドジャケットが良いなと思います。ただしこれはかなりアウターよりの中間着型、ですが。
http://www.patagonia.com/jp/shop/womens-jackets- …
ナイフブレード・プルオーバーも面白そうです。実物をまだ見ていないので何とも言えませんが。
他メーカーにも面白いモデルはたくさんあります。
とにかくシンプルなハードシェルとは違い、ソフトシェルはコンセプトが非常に多様なので、品揃えが豊富なショップで片っ端から手に取って細かいところを調べ、さらに袖を通してみてそのモデルのコンセプトを理解することが重要です。
ソフトシェルについて、それぞれに「設計思想が違う」という点、
教えていただいたおかげで、そういう視点で一つひとつチェックするようになりました。
そういう視点で見てみると、動きやすさや着心地重視の高級なジャージのようなものから、
風除けや雨よけメインのものなど、本当に幅広く異なるのだと気がつきました。
「中間着としての用途を考慮したもの」か「アウターに徹した造りのもの」かについても、
最初に考える癖がつきました。
いただいたご意見、とても参考にしています。
いつも本当にどうもありがとうございます!
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