プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

わたくし15歳ぐらいまでは普通レベルの麻雀の腕前を誇っていたのですが、どうにも牌を積むのが苦手で、途中から付いていけなくなり、その後は10年に一度ぐらいしか麻雀をせず、社員旅行などでやったとしても、屁みたいな奴にバンバン当たられてしまう始末です。プラス積むのが遅いので、完全になめられます。

私は子供の頃には、同級生の家で麻雀をしていました。そこには居候がいて、眉毛が刺青で出来ていたことから、我々はその人(年のころなら40歳程度)のことを 「眉毛のオッサン」 と呼んでいました。ある日オッサンが言いました。
「そんな待ちで上がれるかいな~」 私は 「リャンソウみたいな眉毛で、何ぬかしとんじゃ!」というセリフを押し殺し、このように言いました。
「先のことは分からんやろ」 するとオッサンがこう言いました。
「い~や、分かるで~。わしは牌を伏せとっても、それが何か透けて見えるんや~」

その一言で私たちは燃え上がりました。コタツの上の牌を全部伏せ、オッサンに当てさせるゲームの始まりでもあったのです。オッサンは伏せた牌を指一本で10センチほど移動させ、「この手ごたえはコレやな」などと言いつつ、次々と並べました。すべてを並べ終え、オッサンは牌をひっくり返しました。
牌はそれぞれの種類で分けられ、且つ順番も寸分たがわず並んでいました。その日以来、眉毛のオッサンは、私たちのアイドルとなったのであります。

今思う、親指の肉球でこすっても全部を当てるのは難しいものを、卓にこすり付けただけで当てるというのは、とうてい無理、あれには絶対タネがあったはず、いったいどのようなタネがあったのでしょうか、心当たりのある人がおられましたら、どなたか教えてください。

A 回答 (4件)

長いですがよろしければご覧ください。



考えらることはいくつかあります。

1.その麻雀牌がイカサマ用の「仕込み牌」だった。
2.普通の牌だが「ガン牌」が容易な牌だった。
3.「眉毛のオッサン」が特殊能力の持ち主だった。
4.「1.~3.」の要素が合わさった結果だった。

-------------
1.その麻雀牌がイカサマ用の「仕込み牌」だった。

これはいわゆる「手品用のトランプ」のようなもので、「ガン牌」とも呼ばれます。

マジシャンが「手品の種」を買っているのは最近ではよく知られるようになりましたし、ミスター・マリックの登場でマジックは「仕掛け」と「鍛錬」によって「魔術レベル」のことまでできることは常識になりました。

最近の牌ではなく昔の「竹牌」ならけっこうな仕込みが可能です。
このガン牌といわゆる「積み込み」というイカサマ技を組み合わせるとそれこそ「魔術」のようなことができます。

『ガン牌』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80% …
『小島武夫のイカサマ 元禄積み』

『伝説の雀鬼:桜井章一』
http://www.youtube.com/watch?v=C7YLGf9WtQw&featu …

2.普通の牌だが「ガン牌」が容易な牌だった。

普通の牌でも「竹牌」や「使い込んだ牌」なら「ガン牌(の技)」がある程度可能です。

3.「眉毛のオッサン」が特殊能力の持ち主だった。

常人には「絶対に不可能」と思える「特殊能力」を持つ人が現実に存在します。

少し話がそれますが、レインマンや山下清画伯で有名になった「サヴァン症候群」の能力の一つに「一瞬で膨大な量の情報を記憶する」というものがあります。映画の中で出てくる「使用済みカードを全部覚える」「床に落ちた大量の爪楊枝の本数を言い当てる」などの能力は実際のモデルとなった人物がいますし、山下清画伯は記憶だけで絵を書きました。

・レインマンのモデルになった人
『驚異の記憶力 (3/5)』
http://www.youtube.com/watch?v=Ij8zbeqAiko&featu …
・山下画伯のような能力を持つ人
『Savant Drawings サヴァンの画』
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1394567

「サヴァン症候群」の場合は想像を絶する能力と引き換えに重い知的障害を持つ人が多いですが、なかには障害なく特殊能力を持つ人も存在します。

・特に障害のない人
『驚異の記憶力 (2/5)』
http://www.youtube.com/watch?v=ZjuB_llGv30&featu …

4.「1.~3.」の要素が合わさった結果だった。

「ガン牌」と「特殊能力」が一緒になると「眉毛のオッサン」のやったことも「あってもおかしくない」と思えます。

--------------
(余談)

以下の動画の2分36秒のところで「頂点を極める人間はもともと常識から逸脱している」ということが語られていますが、前述の桜井章一氏なども「特殊能力」と「牌捌きの鍛錬」によって(真偽はさておき)「20年間無敗」と称されるような結果を残したのではないかと思っています。

『驚異の記憶力 (5/5)』
http://www.youtube.com/watch?v=Zh6-nfN3Lf8&featu …

フェイスブックを作ったマーク・ザッカーバーグ氏などもこのような類の人のように思えます。そういう視点で映画「ソーシャルネットワーク」を見てみるのも面白いと思います。

麻雀のイカサマ師(バイニン)の芸術的とも呼べる技を広く紹介したのは故・阿佐田哲也(色川武大)氏(の小説)です。

なかにはどう考えてもフィクションとしか思えない話もありますが、小島武夫氏のように名を馳せることはなくても「常識から逸脱した」市井の雀士(バイニン)にたくさん出会ったのであろうことは想像に難くありません。

『色川武大』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E5%B7%9D% …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

その中のどれかにあたりそうですが、今となっては証拠がありません。後ほどゆっくり、ご紹介のページを拝見させていただきます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/27 00:44

指で触って判断する盲配というわけでは無いようですね。


ちなみに私は白しかわかりません。イーピンですら間違えます。

麻雀の漫画によく出てきますが配についてる傷を覚えていくガンパイって奴ですしょうかね
手摘みだと落としたりいろいろで傷がつくことも多いですし、家で使い込まれたものならなおさらでしょう。
所有者の家の人ならもっと特徴的な細工があっても不思議ではないですが、実物を見ないとよくわかりません。

漫画のネタで卓に置いた際の音で判断してた、というのも何かでありましたが、あまりに非現実的です。オッサンが本当に超能力があったってのも同じなので、まぁそうなんじゃないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはり卓にこすっただけでは、分からないですよね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/27 00:46

9ソウは、卓にこすりつければゴリゴリするので、素人でも感触で分かります。

その他は鍛錬しないと難しい。とくに、例えば六萬と七萬を卓にこすりつけて見分けろというのは無理な話で、何かタネがあるのが普通です。
その方法は、(1)ガンパイ、(2)伏せる前の牌を見て全部覚えていた、のどちらかですが、稀に牌の種類ごとに温度差があると感じる人がいるらしい。そういった人は、牌をこすらずとも触っただけで分かるようです。先ヅモ禁止というマナーは、そういった特殊技能を封じるために作られた一面もあるようです。リャンソウのような眉毛のおっさんの素性が気になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

眉毛のオッサンの素性はよく知りませんが、当時ヤーさんの抗争事件が頻繁におこっていましたし、その場所から幾人かの暴走族会長や行く行くは大物組長なども輩出していることから、多分、抗争事件で逃げ延びたヤーさんがらみの打ち子ではなかったかと思う次第です。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/23 03:04

牌を卓に滑らせて種類を当てる事を羅紗盲牌(ラシャモウハイ)と言います。



牌を滑らせた際の抵抗の違いで、盲牌する事ですが、実際に可能かと言いますと一部の上級者であれば、全てとは言いませんが、そこそこ当てられるようです。

ただし記載されているような眉毛のオッサンのケースですと、羅紗盲牌と言うよりは、ガン牌の方が可能性は高いでしょうね。

ガン牌、つまり牌の一つ一つに小さな傷がつけてあったり、牌の背中が竹模様になっているものでは、その竹模様の細かな違いをすべて覚えていて、牌の種類を当てる事です。

>わしは牌を伏せとっても、それが何か透けて見えるんや・・
と言っていたので、ガン牌ですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

やはりそのあたりだったのでしょうか。ただの冷やかしなのですね・・・ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/05/23 02:55

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!