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岸惠子さんの小説『わりなき恋』が話題になっています。70代で小説(手記?)を書くパワーもすごいですが年下のビジネスマンとの恋愛そのものもすごいです。というか昨日人にすすめられて買ったばかりで週末の楽しみにとってあります。

 さて、みなさまの恋愛小説のおススメを教えてください。女流作家限定でお願いします。

私は
林真理子 とくに『不機嫌な果実』はテンポの良さに引き込まれました
以下彼女の作品はほとんど読んでます
村山由佳『ダブルファンタジー』
山本文緒『恋愛中毒』
が鮮烈な読後感を与えてくれた作品です。

A 回答 (7件)

私、林真理子って1冊も読んでないんですよね~たまたまですけど


1の方が仰ってることも一理あるかな(-_-;)
他の方の回答読んで思い出しましたけど、そういえば、
森瑤子さんの「情事」は、昔読みました。う~ん、私は、。

山田詠美は好きでした~もう殆ど内容は忘れちゃいましたけど、
「ベッド・タイム・アイズ」も透明感があってキレイでしたけど、
「ラバーズ・オンリー」って短編集は、凄く切なくて良かったです、。

岸恵子さんの小説「わりなき恋」ですか?話題になってるんですね。
年齢的にも読んどかなくちゃ(笑)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ありがとうございます。山田詠美さん。いまや芥川賞選考委員の大御所で、新人を発掘する慧眼に定評がありますね。綿矢りさ・金原ひとみ、そして西村 賢太。
西村が駅のホームのかけそばを「おそば」と呼ぶのをキュートと評する感性。とても好きです。山田詠美は『ベッドタイムアイズ』を読んでその続編?『ジェシーの背骨』までは読破した記憶があります。初期の村上龍のようなドロドロの性描写にちょっと辟易したのを覚えています。『風味絶佳』までみな単行本で買っています。『ラバーズオンリー』は文庫でも読んでみたいです。
ありがとうございます。山田詠美わすれていました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/19 18:22

こんにちは。



先日はお付き合いいただきありがとうございました。

女流作家は私、古い人しか知りませんので、
比較的新しいのかな?
そんな方でも幸田文、白州正子さん・・・
最近の方では小川洋子さんでしたか?「博士の愛した数式」?
まして恋愛小説となると・・・。
なら、出てくるなと叱られそうですが(笑)

やはり「源氏物語」でしょうか?
私などは面白いとも思いませんが、
あの時代を知るのには格好の読み物でしょうね。

今の若い方は、紫式部、あるいは清少納言の名前の、
由来自体を知りませんものね・・・
式部、少納言が位階であること、それを知ることから始めてほしい。

幸い、瀬戸内さんが面白く読み易いように書いておられるようです。
私がお薦め出来るとしたらこれくらいでしょうか?

ほう・・岸恵子さんの「わりなき恋」ですか?
彼女のエッセーは読んだことがありますが面白そうですね。
機会があれば私も読んでみたいと思います・・・

どう言うわけか「わりなき仲」とか。
こう言う言葉には直ぐ反応して魅かれます(笑)
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この回答へのお礼

こんにちは、ご回答ありがとうございます。

幸田文さんの文章に最初にであったのは、大学受験の国語の問題集でした。タイトルは忘れたけれど、エッセイの一文であったのか短い文章の中に濃密な情感と考察が描かれていて、文学の才能というのはこのようなものかと感銘を受けました。
とはいえ、むかしのことなので私の頭の中で向田邦子の『父の詫び状』と幸田文の「父 その死」が混同しているような状況です。
そうですね。自分の生まれた1950年代前半の時代を散策するのも心がなごむかもしれません。一度やってみたいです。
 白洲次郎はそのダンディズムにあこがれるところ大ですが、奥様の著作まではめが行き届いていませんでした。
小川洋子さんは知的な純文学でしょうか。しばらく縁がない世界でした。

わりなき恋というタイトルについては、作品中で説明のような部分があります。主人公、笙子の好きな清少納言のひいおじいさんに清原深養父(きよはらのふかやぶ)という歌人がいて、
 心をぞわりなきものとおもひぬる 見るものからや恋しかるべき
という歌を詠んでいます。理屈ではどうにもならない恋という理性を越えた感情というのはなかなか大変なものでしょうね。
といいつつ、まだ本の扉から先にすすんでいません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/19 18:02

岸惠子さんの『わりなき恋』、ほんと、これはお勧め。


高年齢の女性の生と性をこれほど鮮やかにそしてさらりと小粋に描写した作品をほかに知らない。

紫式部の『源氏物語』
これも女流作家の恋愛小説。しかもこれは読み応えがある大作。いえ、暴露小説にジャンル換えしたほうがいいかな。
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この回答へのお礼

Nさんおひさしぶりです。そうですかもう読まれましたか。
>鮮やかにそしてさらりと小粋に描写した・・・
この一文に惹かれました。いまから読みたくなりました。

女流作家のスキャンダラスな作品には「ダブルファンタジー」も「不機嫌な果実」にも
かならず「衝撃的な言葉をまじえた賛辞」がつくのですが、私はそれに惹かれて読んでしまう
ようです。要するにスケベなんですね。
暴露小説の大家渡辺淳一やあの団鬼六先生がスキャンダラスな告白小説『不貞の季節』を書くとなんだか
哀感が先に伝わってきて少しも刺激的でないのです。不思議ですね。

それにしても、勧めてくれた知人も71歳の敬愛する経営者でしたが、「小粋」というところで
腑に落ちました。
早く読まなくちゃ。 ありがとうございます。源氏物語は古文の教師がへぼだったのでそのときのトラウマから脱していないようです。

お礼日時:2013/05/15 23:54

お礼文ありがとうございました。


森瑤子さんは、どれもハズレないですよ。ずいぶん昔に読んだので詳細な記憶はありませんが、例えば「カナの結婚」、「ダブルコンチェルト」、そしてデビュー作の「情事」など。

>「取材型」

納得です(#^.^#)  才能のある方は、体験してなくても、取材すればわかるんですね。謎が解明できました。

私のプラトニック恋愛なんですが、
夫は全て承知で、公認なんです。
自信があるから余裕で、嫉妬なんてしません。
それどころか、私の話を、下手なドラマより面白いって、楽しんでます。
でも、ご心配頂きありがとうございます(^-^)/
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この回答へのお礼

さっそく本屋を探しましたが、森瑤子作品は大型書店にもみあたらずアマゾンで「情事」を注文しました。

いや、プラトニック恋愛の話まですみません。やはり男と女は違うのですね。私もカミさんがプラトニックであるなら平気ですが、(肉体と精神の絆を信じているというのか)
最初の妻は私のプラトニックな恋愛に嫉妬して(私の言葉を信じずに)腹いせに自分の元彼と私に隠れて二年も付き合っていましたね。
 私が本当に、相手とプラトニックだとわかったら、先妻は自分から不倫を白状したのです。もう最悪の展開ですよね。
 女性不審、恋愛不信に陥ったときに救われたのが恋愛小説。それも女性の恋愛観を描いた小説ばかりをひたすら読み漁り、先妻のような心理状態もあるんだとわかり、それと同時に「自分は愛されていなかったんだ」という結論に至りました。
 悲しかったですけどね。

 男女の間にある深い溝 これは私の一生のテーマなのかなと思ったら悲しくなりました。
 しかし、中年以降いろいろ恋愛を重ねていくうちに、恋愛を単純に相性の問題だと考えたら
気持ちが楽になりました。
 自分自身も恋愛小説を書いて新人賞に応募して落選したことがあります。
 彼我の差は大きすぎます。ということでいまだに時々作品が読みたくなります。男の書く恋愛小説は抑制が効きすぎてつまらいないか、抒情的過ぎてつまらないかいずれかですね。
 
 作品のご紹介ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/15 23:19

唯川恵さんをおススメします!



私も小池真理子さんや林真理子さん、山本文緒さんの小説はよく読みますが、「恋愛度」(?)でいったら唯川恵さんがダントツのような気がします。

おススメの作品は全てなので、どれか一つ挙げるのが難しい・・・
私は彼女の作品を40冊近く読みましたが、ハズレが一つもありませんでした。
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この回答へのお礼

唯川恵さんも好きな作家です。
最初はジュブナイルの作家かとおもうくらい、詩的でロマンチックな作品が多いですね。
確かにこれほど恋愛小説を書いている人はいませんですね。
肩ごしの恋人で直木賞を受賞したときは、ついにという感じがしましたが、もっと重い作品で
受賞してほしかったです。この人の作品はなぜか読後感が薄いのですが、金沢を舞台にした
小説など(確か加賀友禅の話がモチーフに使われ、どこか福永武彦の小説のような繊細さを
もった絵画的な作品でした。タイトルは忘れました。この人タイトルが上手ならもっと早く
直木賞をとっていたはず)印象深いです。

そうですか、女性のどろどろした情念とは対極にあるさわやかでそれでいて情感豊かな物語を
書くひとですよね。「恋人たちの失敗」・・これもタイトルよくないと思いながら本を手にしました。

ありがとうございます。もう一度出会いたい懐かしい。同窓会であまり相手を知らない素敵な同窓生
という感じです。この歳で読むとまた違った感じ方になるのだとは思いますが、素直に作家の世界に
ついていける気がします。
よいご推薦に重ねて御礼申し上げます。

お礼日時:2013/05/15 23:38

 こんにちは、お久しぶりです。


 私は、小池真理子さんの「恋」と「欲望」と「冬の伽藍」ですね。
 すごく面白かったです。特に「恋」は・・・
 あと、坂東眞砂子さんの「桜雨」も良かったですよ。
 
 林真理子さんの作品は、昔沢山読みました。
 「不機嫌な果実」は私も引き込まれましたね。
 
 
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この回答へのお礼

こんにちは、ご無沙汰いたしております。

小池真理子の「恋」私も面白かったです。最後に横浜(横須賀?)の自宅でのシーン
長編小説のしめくくりとしては、淡々としていて心にしみました。
前段で情熱が燃え盛り、もう一生恋なんかしない・・・そう誓う主人公が
どういう物語の終焉をむかえるのか気になって一気に読んだ記憶があります。
もう20年以上前なのでディテールはあいまいですが、思い返すと読み返したくなる
恋愛小説の名作。

坂東眞砂子さんの「桜雨」・・・タイトルから引き込まれそうです。
読みたいですね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/05/15 12:53

亡くなった森瑤子さんのは、小説もエッセイも全て読みました。


旦那さんがイギリス人で、とてもシャレたセンスを持っています。
彼女には、恋愛の厳しさを教わりました。本当の恋は苦しくて当然、男と女は、フィフティ・フィフティ、うらみっこなし、という事。ずいぶん参考になりました。

林真理子さんは、すみません、あの顔と体型で恋愛を語られても説得力がなくて(^_^;) 友達はハマってましたが、私はちょっと。。
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この回答へのお礼

早いご回答ありがとうございます。
プラトニックの恋愛中とのこと、くれぐれも配偶者さまに嫉妬されないようお気をつけください。
本人は制御しているつもりでも嫉妬の炎が配偶者を思わぬ不倫に走らせる例もございます。

さて、森瑤子先生、一冊も読んでいません。ロンドンを舞台にした小説では日経小説大賞の
『テムズのあぶく』という作品がありましたが、あんな風な静かな大人の小説なら読んでみたいですね。
どれか一冊おすすめくださるとうれしいです。

作家には「取材型」と「体験ベース型」とあるみたいで、林真理子も宮部みゆきも前者
男ですが渡辺淳一、村山由佳、小池真理子など後者のタイプでしょうか

ご回答ありがとうございました。森瑤子本屋でもう一度出逢ってみたいです。そうですか鬼籍にはいられたのですね。独特の高潔な美意識をお持ちの方と認識しておりました。

お礼日時:2013/05/15 12:36

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