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今年も暑い夏になりそうですね。夏帯の事で質問させてくださいませ。絽の帯は芯無しと芯あり、どちらが締めやすいでしょうか?自分は芯無しの絽つづれしか持っていないのですが、やはり形がうまく決まらないような気がするのです。芯ありの長所、短所など、教えて下さい。

A 回答 (1件)

まず芯を入れて仕立てるのは染め帯です。

九寸帯と言います。
着物と同じようなハリのない軟らかい状態で売られていますから芯を入れないと帯として使えません。
着物用の生地を帯に仕立てる場合も芯を入れます。
ただしわざと芯なしで仕立てて兵児帯として使うような場合もあります。

そしてお持ちのような織りの八寸帯の場合は芯を入れる必要がありません。
綴れ帯のほか博多帯などもそうです。
帯地用の太い糸で織られているので厚みとハリがあります。

夏帯でなくても仕立て方はも同様ですが、夏帯の場合は絽や紗の染め帯、織り八寸では絽綴れ、博多紗献上などになります。
変わった夏帯には羅という織り方もあり、これも八寸です。

と言うわけで、長所短所というよりも必然性から九寸帯(染め帯)には芯を入れているわけです。
生地の状態で九寸幅なのでそう呼びます。芯の硬さや材質、色などは好みで選べます。
八寸は芯がないわけですから薄手の夏帯の場合はうまく決まらないという事もあるでしょう。
ただ、芯がないからこそ涼しいというものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。丁寧な説明を頂き、理解できました。なるほど、確かに博多帯などは芯は要りませんよね。やはり夏は芯なしの物がいいようですね。八寸でもきれいに着つけられるように練習してみます。ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/30 23:56

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