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黒っぽい音楽が好きで、ロックメイン、ジャズ時々、その他という感じで聴いてきた者です。
学生時代、黙々と聴くようなタイプの人が通うようなジャズ喫茶で、傷で針が飛ぶ音も含めて、つかみどころのないまま、曲名も知らないままLPを聴き、社会人になって、ブルーノート名盤がCD化された頃に、ぼちぼち購入したりしました。理知的よりはエモーショナルな演奏、時代でいえば、ビバップ、ハードバップが好みです。(王道のマイルス・デイビスは、あまり聴いてません。コルトレーンは、苦手意識がありました)

感性は、十人十色と思いますが、ジャズの好きな方は、どういう魅力を感じているのか教えてください。昔、「ジャズ喫茶で、黙々と聴いていた人たち」に問うてみたかった質問です<当時、尋ねるのも、はばかれるような気がしたので‥(笑)

稚拙な言葉で、私見を表現させてもらうならば‥
「組織化された美、完成された美、イデアへの憧憬」が、(たぶん)クラッシックの魅力ならば、「相補的であったり、対立的であったりしながら、妥協することなく、究極へと研ぎ澄ませていく過程。対峙と矛盾を乗り越え、苦しさを突き抜けようとする」なかにジャズの魅力があるような気がしています。どちらも聴き込んでいる訳でないので、漠然とした印象でしかありませんが。
「いや、違う!!自分は、こうだ」とか「こんな視点もある」とかいう声を聞いてみたいです。できれば、お気に入りの一曲、またはアルバムを教えてください。

私が好きな一曲は、こんなのです。

Olé Coltrane - John Coltrane(1曲目)

「混沌とした世界」&野性的な生命の躍動感
アマゾンか何処かの密林を彷徨うような感じ。
アマゾンとジャズは結びつきにくいですが‥(汗)

生と死の衝動がぶつかり合うような
言葉では表せない「世界」ってありますか。

A 回答 (9件)

No.2です。


マイルスにご興味があるようですので
一応、ご紹介しておきます。

「Round About Midnight 」

とりあえず、マイルスがミュートを使ったタイトル曲を聴かないと
何も始まりません。

「Kind of Blue」

モード奏法を確立したアルバムですが
ジャズの歴史はこの1枚を生み出す為にあったと言っても良いほどの超弩級の名盤です。
ジャズは夜の都会に似合うといったイメージが出来たのもこのアルバムのせいかもしれません。

「Four & More」

速い4ビートのジャズでは、このアルバムほどの強烈なグルーヴをしりません。
マイルスのソロがひたすら熱いですし、ドラムのトニー・ウィリアムスの
シンバルを聴くだけでも価値があります。

「Miles Smiles 」

ウェイン・ショーター作曲の「 Footprints」がどんだけカッコ良いか。
トリッキーな「Freedom Jazz Dance」もナイスです。

「Bitches Brew 」

電気楽器とロック・ビートの導入して「フュージョン・ミュージック」を確立した超大作です。
アフロっぽいメロディも効いてます。

「On the Corner」

アフロっぽいポリリズムを駆使した非常にカラフルなアルバムです。
クラブのDJに支持されたのも頷けます。
マイルスは、短めですが、あくまで凄みのあるソロに徹してます。

「Pangaea」

同じ日に録音された「Agharta」とどちらの帯に書いてあったか忘れましたが
「マイルスが引退直前に見せた紅蓮の炎」っていうコピーが感じ出てます。
電気マイルス版「Four & More」ってところでしょうか。

「Tutu」

石岡瑛子デザインによるモノトーンのジャケットが激シブです。
マーカス・ミラーの、ブラック・ミュージックのルーツを思わせるカッコ良いアレンジですが
夜の都会に似合う点では「Kind of Blue」路線かも。

「You're Under Arrest」

マイルスがギャングの恰好をした、ふざけたジャケットですが硬軟織り交ぜた良い選曲です。
ハードなジョン・マクラフリンのギターも聴けますし
マイケル・ジャクソンの『Human nature』とシンディ・ローパーの『Time after Time』という
ポップな曲のカバーも素晴らしいです。

「Doo Bop」

制作途中でマイルスが亡くなった為、遺作になってしまいましたが
常に前進し続けたマイルスらしく、最後はヒップ・ホップをぶちかましました。
これがまた、泣きたくなるぐらい良い出来なんです。

ま。マイルスは何をやってもカッコ良いということで。

この回答への補足

「Four & More」「Miles Smiles 」「Bitches Brew 」
レンタルして、聴いてみました。

「Four & More」
トニー・ウィリアムス、素晴らしいですね。
このリズム隊だと、マイルスが熱くなるのは納得。
加速する疾走感、何ともいえないです。 
演奏は熱いんだけど、どこかクールな感じもして‥
ジャズ喫茶で聴いてたのが、こんな世界でした。
ジャケとか記憶にないけど、マイルスだったのかもと(笑)
このアルバム、私には直球ストライク。購入します♪

「Miles Smiles 」
トニー・ウィリアムスのドラムスの表現も、より多彩な印象を持ちました。
怒涛のドラムスに、マイルスも負けじと頑張っているような‥
ドラムソロかと思われるような(笑)
これも、いいな♪

「Bitches Brew 」
コルトレーンの「至上の愛」が「神」への崇高な魂を捧げているなら、「Bitches Brew」は「無機質な宇宙」という印象を持ちました。
ジェフ・ベックの「Truth」好きだけど、「Blow by Blow」は馴染みにくかった落差に似ているような気がします。(<ジェフ・ベックのギターは好きですが)フュージョンの世界を受信するアンテナを、持ってないのかもしれません。たぶん、前衛的なものは、人を選ぶんでしょうね。

「Pangaea」「Tutu」も聴いて、比較してみたいと思います。

___________________

>ご回答いただいた皆様

マイルスを中心に、ジャズのどの位置に、自分の嗜好があるのか再認識していけたような気がしますし、新しい分野にも関心が持てそうです。音楽の専門的なことはわかりませんが、理屈よりも体感しろというシンプルな答えで、ご紹介いただいたユーチューブ試聴やCDを聴き、改めてそう思いました。

ジャズ以外にも話題が飛びましたが、音楽の魅力は何なのかを反芻すると、「無意識の領域に働きかけられたカタルシス」ではないかと。言葉という記号(思考)を介せず、無意識のイドに直接働きかけられたもの。精神分析のことはよくわかりませんが‥そんな気もしました。

正直、こんなに回答をいただけるとは思いませんでした。
本当に、ありがとうございました。

補足日時:2014/02/13 21:54
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この回答へのお礼

再度のご回答、ありがとうございます。
質問者さまの、マイルスへの強い愛が感じられました。

マイケル・ジャクソンやシンディ・ローパーのバラード曲も演奏してたなんて、意外でした。ジャズ・スタンダードな曲の奏者という先入観が強かったもので。
息の長いプレイヤーだったから、時代の変遷を辿りながら聴くのも、おもしろそうですね。

お勧めのアルバム、ご紹介コメント、かなり参考になりそうです。
「Kind of Blue」「Four & More」「Miles Smiles 」
このあたり、特に惹かれそうな予感がしました♪
試聴、レンタルしてみます。

ジャズ(マイルス)の魅力を教えてくださって感謝です。

お礼日時:2014/02/11 10:32

黒人のリズムの感じ方・表現の仕方は我々とは全然違うんだよね。



ダンスでの例がここに載ってるから見てみてね。
http://rolfing-touch.seesaa.net/s/article/262100 …

これを楽器や歌でやるとソウルやジャズに自然になっちゃうんだよね。

ノリの違いで同じメロディが演歌にもなればジャズにもなる。

ジャズなんて難しい理屈や抽象的な文化論なんかじゃない。

黒人が自分たちが持ってるリズム感で自然に演奏してるだけだよ。

気持ちいいノリで身体を動かして音楽してるだけだよね。

ジャズのノリはこんな感じ
♪ゥ~ダ ゥ~ダ ゥ~ダ ゥ~ダ (連桁付き8分音符)
ゥが表 ダウンビート
ダが裏 アップビート

ダウンビートは足を踏みしめるとき
重心が沈み込む
身体の前でリズムをとる感じ

アップビートは足が浮くとき
フワッと浮く上がる感じ
のけぞって背中側でリズムをとる感じ

だから ダウンビートの縦ノリの音楽はズドンズドン重いリズムになる。

アップビートの裏ノリのブラックミュージックは浮いていく心地よさがあるよね。

黒人と同じリズム感を感じられると音楽はとっても楽しくなるよ。

言葉じゃ伝わらないと思うけど 自分の身体で理解してみてね。
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この回答へのお礼

「黒人の持っているリズム感」
音楽を楽しむのは、理屈よりも体感ということですね。

黒っぽい音楽、気持ちのいいノリ‥
確かに、感覚的な心地よさが、どんなリズムか漠然としてました。
ダンスの例、ご紹介、ありがとうございました!!

お礼日時:2014/02/12 06:10

そうです。


白人の音楽 クラシック、ロックは表ノリ・縦ノリのリズムです。

黒人の音楽 ソウル、ジャズは裏ノリ・横ノリのリズムです。

アフリカ系アメリカンは歩き方からして裏ノリだよね。サイコー!!!

黒人ダンサーは裏のビートで踊ってる。まぢかっこいいよね。

日本人のジャズやダンスは表のビートになっちゃうからダサダサだよね。

そして、彼らの祖先の純粋アフリカンは2拍子と3拍子を同時に感じて生きているっていうさらにすごいリズム感を持っている。激しく憧れるなぁ!!!!
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この回答へのお礼

そうなのですね。

ジャンルいろいろ聴くのですが、ノレるのは黒っぽいリズムです。
スライ & ザ・ファミリー・ストーン、カーティス・メイフィールドとか。このあたりは聴くと、自然にリズムにのる感じ。
無機質なユーロビート系ディスコが流行ったバブル世代で、合わなかったなあ。

若い頃、ヘヴィメタルのコンサートとか行きましたが、縦ノリですね。ただ、LAメタルのラットは、横ノリでした(笑)
ヘヴィメタルよりも、ハードロック(ツェッペリン、ディープ・パープルとか)が好きで、リアルタイムでコンサート体験したかった!!
全然違うけれど、白人音楽ではジェフ・ポーカロのドラムスも面白そうと感じてました。TOTOは、あまり聴かなかったけれど。

なんだか、ジャズの話題から離れてきたので、この辺で(^^)

お礼日時:2014/02/11 23:21

ジャズはスポーツだよ


テーマとコードっていうルールはあるけど、スポーツだから台本はないよ。

相手よりカッコいいプレイをして面白い試合になればいいんだよ。誰にも真似できないようなスーパープレイを身につけてみんなをアッと言わせられたら最高だけど、プロじゃないおれにはそんなことはできないけどね。

野球でもそうだけど、プロの試合に熱狂するのももちろん野球ファンとしての楽しみだけど、下手な草野球でも自分でプレイするのも気持ちいいよね。

ジャズもプロの演奏を聴いてるだけじゃ勿体無いよ。タンバリンでもカスタネットでもいいから、自分でプレイしたらもっともっと楽しいよ。

自分でプレイするとジャズで一番大切なのは裏ノリだっていうことがよくわかるよ。

パーカーもエバンスもコルトレーンもみんな独特の裏ノリの仕方を持っているよね。ちょ~グルービィだよね!!
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この回答へのお礼

ジャズ系のバンドされているのでしょうか?
私も、ブルースロック(クリームとか)のドラムスを少しだけしてましたが、ジャズのドラムスは憧れてました。<ド素人

確かに、自分でプレイするのは、もっと楽しい♪
昔、富良野のジャズフェスに来ていたアフリカのグループが、ニングルテラスで打楽器演奏していて、お店の人や通行人も、音の出る木の楽器とか物をたたいたり、一緒に楽しめておもしろかったです。打楽器って、誰でも自由に参加できるのがいいですね。

ジャズは、シャッフルとか3連符とかで、ロックは、四連符とかの偶数という感覚がありますが、ジャズとロックではノリも違いますね。ライブでも、縦ノリとか横ノリとか。
昔、ドラムスをしてた時、「ン・タ・ン・タ」とンの部分をスティックで素振りしたりするのしてましたが、偶数タが裏ノリ(?)

裏ノリのお話、ありがとうございました(^^)

お礼日時:2014/02/11 21:04

No.1gouzigです。


各回答者さんとraxtaraさんのコメントをゆっくり楽しんで読みました。
みなさん、紳士淑女が語り合う素晴らしい世界です。
raxtaraさんは女性なのですね。女性でこれだけジャズが好きで詳しい方もなかなかいませんね。
ところで、面白い話題です。
カントリーはジャズのジャンルではありませんが、これまた素晴らしい自由奔放な世界です。
ここに「フィドル」という楽器があります。クラシックの世界ではヴァイオリンと呼びますが、カントリーの世界ではフィドルと呼びます。
ネットにこのヴァイオリンとフィドルの演奏家の違いが載っていました。これがまた大笑いなのです。
その一説に「演奏前の楽屋で、ヴァイオリストは楽譜を見ているが、フィドラーはみんなと談笑している」です。笑えませんか?カントリー演奏の自由奔放さをうまく表現しています。ジャズ・アドリブの世界も同様ですね。
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この回答へのお礼

ジャズは好きですが、詳しくない。。。ので、質問してます(^^;;
稚出なコメントにも、失笑を買っているだろうと恥じ入りながら‥まぁ、しようがないか~と。単純なO型[A×B]なので(笑)
20代後半に、ジャズCDを少しづつ買ったりしたものの、30代手前でロックに戻り、以降、低飛行なままです。また、ぼちぼち聴いてみようかなというとこです。
喫煙しませんが、ジャズ喫茶で、煙草の煙と臭のようなものは染み付いたのかもしれません。訳わからず、聴いてたけど‥(^^;

「自由奔放な」「アドリブ」とか、No2さんが書かれている「魂の解放」とかが、ジャズの魅力のキーワードなのかもしれませんね。全て予定調和な世界よりは、おもしろいような気もします‥。フィドル、楽しそうですね。メンバー間で、息が合っているのが何より良さそう。
数年前、新宿PIT INNに、(ドラムス目的で)森山 威男さんのセッションライブに行ったのですが、メンバーにアコーディオン奏者がいて、ドラマーとの掛け合いで、危機せまる迫力でした。アコーディオン楽器の牧歌的先入観を覆されました。

ジャズは革命的なのかも‥
再度のご回答、ありがとうございました(^^)

お礼日時:2014/02/11 20:20

「音楽にはジャズもクラシックも無い。

あるのは良い音楽と悪い音楽だけだ」
と、どなたかが言っていましたね。けだし名言だと思います。
能書きなんかどうでもいい。音を聴く。

イントロが素晴らしい。できれば最大音量で聴いて欲しい。

この回答への補足

理屈抜きに、音楽は、いいですよね。
ご回答、ありがとうございました。

補足日時:2014/02/11 10:35
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この回答へのお礼

また、これはセクシーな‥私に欠けるもの、よくご存知で。
ジャズ!?音楽は、ジャンルを問わずですか

良い音楽と、悪い音楽ですか‥
好きな音楽は、周囲からは雑音にしか聴こえないと言われたことも(苦笑)
ジャズとかHMとか。
でも、ポルトガルのファドとか、哀愁ある音楽も好きですよ。

ジャズの魅力と謎を知りたいのが、メインなので~(笑)

お礼日時:2014/02/11 06:44

すごく考えて聞いてるんですね。


はずかしながら自分は全く考えていません。音が鳴ってるから聞いている。そんな感じ。
というか音楽は全般聞きますが、JAZZは幅広いのでどこからがJAZZ?って思うわけです。例えばグレンミラーはJAZZなのか?ドリス・デイは?ジョー・スタフォードは?トミードーシーは?などなど昔になればなるほどポップスとの境が曖昧になってきます。そういうのも好きなんですよ。後半になるとマクラフリンは?ブレッカーブラザースは?パコ・デ・ルシアは?ロックなどと境がなくなって来ます。その辺もアリでしょう。
ブルーノートやバーブなどのカタログを聴くのも当然好きですが、じゃあ何に惹かれるかといわれるとわかりません。音楽は音楽です。たかが音楽されど音楽って感じですね。
クロード・ソーンヒルがギルエバンスを迎え入れてクールJAZZへの道を開いたように単なるビートでは無い魅力もあるのです。
ということで好きなものはいつも変わります。あえて今好きなのは、マイルスの後期のもの。あまり聴いてこなかった部分ですが、最近は結構はまってます。
このころのマイルスは常に何かを変えようとしていたようで、スタジオに入るたびに違う雰囲気を演奏します。すごく前向きに何か改革を模索していたようですね。これはチックコリアだな。メンバーも良く変えてた。

まあウェザーリポートとかも最近よく聞くのでこの手がマイブームなんでしょう。このようなフリージャズのようなものは昔は全く分からなかったものです。歳をとると見えてくるものってあるんだなと感じてます。なんでしょうね。この緊張感は。
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この回答へのお礼

あまり考えながらは、聴いてないですよ‥(^^;;
どちらかといえば歌詞を読むことも、あまりなく、音と振動から、無意識へと直接働きかけてくるような感じです。注意深く耳を澄ますと、奏者の間に、敬意だったり、相補だったり、対峙だったりがあって、そこから偶発的な世界が生まれるのが、ジャズの醍醐味かなという気がしています。

「ジャズ喫茶で、黙々と聴いていた方」は、どんな聴き方をしてたのか、かなり前から、興味があったのです。音楽理論があれば、理知的な聴き方とか、楽しみとかあるのかなとか。私は、ジャズを感覚的にしか聴いてないので‥

ロックもジャズも、西海岸よりは東海岸、黒っぽい音楽が好み‥といっても、ゴスペルまで遡っては聴く気になれず、前衛が突出してくると理解不能といったところです。

マイルスは変革者ですか。
ジャズの王道という印象を持っていました。
確かに、ご紹介いただいたライブを聴くと、既製の音楽に囚われないといった感じですね。

前衛的なマイルスの演奏、ご紹介ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/11 06:40

若い頃、ジャズ喫茶でバイトしてました。


詰まる所、私にとってジャズの魅力は、その自由さにあります。
ですので、テーマとして提示されるメロディの魅力もさることながら
核心は、その後のインプロヴィゼーションです。
敢えて、クサい言葉で言ってしまえば
「魂の解放」を感じます。
後、アフリカ起源のリズムにも魅力はあると思います。

そこで、私のとって究極の1枚と言えば
苦手なミュージシャンで申し訳ないですが
やはり、これです。
彼は、それまで、ジャズに存在しなかった「崇高さ」をジャズのもたらしたと思います。
これを聴いて何度泣いたことか。

John Coltrane - A Love Supreme


それと、どうしても外せないのはこれでしょうね。
この演奏辺りで、ジャズはニューヨークのような都会の夜に似合う音楽になったのではないかと思います。

So What by.Miles Davis
http://www.youtube.com/watch?v=DEC8nqT6Rrk

最後に、ピアノも一人挙げておきます。
この人は、クラシックの影響を受けたリリシズムが最高だと思います。

Bill Evans Trio - Israel
http://www.youtube.com/watch?v=WGdr93tnNMk

この回答への補足

「Four & More」「Miles Smiles 」「Bitches Brew 」
レンタルして、聴いてみました。

「Four & More」
トニー・ウィリアムス、素晴らしいですね。
このリズム隊だと、マイルスが熱くなるのは納得。
加速する疾走感、何ともいえないです。 
演奏は熱いんだけど、どこかクールな感じもして‥
ジャズ喫茶で聴いてたのが、こんな世界でした。
ジャケとか記憶にないけど、マイルスだったのかもと(笑)
このアルバム、私には直球ストライク。購入します♪

「Miles Smiles 」
トニー・ウィリアムスのドラムスの表現も、より多彩な印象を持ちました。
怒涛のドラムスに、マイルスも負けじと頑張っているような‥
ドラムソロかと思われるような(笑)
これも、いいな♪

「Bitches Brew 」
コルトレーンの「至上の愛」が「神」への崇高な魂を捧げているなら、「Bitches Brew」は「無機質な宇宙」という印象を持ちました。
ジェフ・ベックの「Truth」好きだけど、「Blow by Blow」は馴染みにくかった落差に似ているような気がします。(<ジェフ・ベックのギターは好きですが)フュージョンの世界を受信するアンテナを、持ってないのかもしれません。たぶん、前衛的なものは、人を選ぶんでしょうね。

「Pangaea」「Tutu」も聴いて、比較してみたいと思います。

___________________

>ご回答いただいた皆様

マイルスを中心に、ジャズのどの位置に、自分の嗜好があるのか再認識していけたような気がしますし、新しい分野にも関心が持てそうです。音楽の専門的なことはわかりませんが、理屈よりも体感しろというシンプルな答えで、ご紹介いただいたユーチューブ試聴やCDを聴き、改めてそう思いました。

ジャズ以外にも話題が飛びましたが、音楽の魅力は何なのかを反芻すると、「無意識の領域に働きかけられたカタルシス」ではないかと。言葉という記号(思考)を介せず、無意識のイドに直接働きかけられたもの。精神分析のことはよくわかりませんが‥そんな気もしました。

正直、こんなに回答をいただけるとは思いませんでした。
本当に、ありがとうございました。

補足日時:2014/02/13 21:52
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この回答へのお礼

昔、博多の川沿いにあるジャズ喫茶に、たま~に、行ってました。
コーヒー一杯で粘るなんて、学生だから許されたのかな。
エルヴィン・ジョーンズは、ワイルドで大好きなドラマーです。
リズムは鼓動のようなもので、音楽の原初でしょうか。人間的な泥臭さというか、魂が感じられるのが好みです♪

「至上の愛」は超名盤ですね!!
このアルバムには、神に魂を捧げるような‥「崇高さ」という表現が、ぴったりなような気がします。衝動に、精神性が加わったようなものでしょうか。

コルトレーンは苦手だったというか、何というか‥二十歳の頃、彼氏がコルトレーンのLPの録音テープを(ほとんど押しつけで^^;)くれたのですが、訳わからず、そのまま放置。ジャズ喫茶のマスターは、二十歳前後では、コルトレーンは本当に理解できないと言ってて、果たして、彼が理解してたのかどうかは謎で。ミルト・ジャクソンは情感過ぎて、苦手と言ってたから、コルトレーンはストイックなのだろうと思ってました。

コルトレーンを再度、聴く気になったのは、十年程前に、元ジャズ喫茶マスターの初老の方から、「Olé」を紹介してもらってからなんです。
「コルトレーンって、クールで突き放した感じで、苦手。チャーリーパーカーのような、狂気で熱い演奏が好きで」って話したら、「チャーリーパーカー?ふ~ん(意味深な笑い)」「コルトレーンのような熱いプレイヤーはいないよ、これを聴きなさい」と。→「Olé」私にはストライクでした。たぶん、会話のなかで見抜いていたのでしょう。
チャーリーパーカーが好きだと、何故、意味深な笑いなのかは謎なままです‥

マイルス・デイビス「So What」
都会的で、クールで、洗練されていて‥
「Kind of Blue」はマイルスで持っている唯一のアルバムです。
「SOMETHING ELSE」の「枯葉」のトランペットも好きです。
マイルスは、アルバム多すぎて、どこから聴けばいいのって‥放置したままでした(苦笑)

ビル・エバンス&ジム・ホールの「UNDERCURRENT」は、いちばん最初に買ったジャズCDでした。この機会に、ビル・エバンスの他のアルバムも聴いてみようと思います。

珠玉なナンバーとコメントを、ご紹介いただき、ありがとうございました。
雑談が多くなりすぎで、申し訳ありませんm(__)m

お礼日時:2014/02/11 06:24

ジャズいいですね。


私は古いジャズが大好きです。
古いというのは、モダンジャズではなく1950年代のスタンダードジャズです。
例えば、ビッグバンドで唄うダイアナ・ロスの「all of me」などは和みますよ。
これはYOUTUBEでも聴けます。
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この回答へのお礼

ロックは、60年代~70年代前半あたりが好きなのですが、ジャズは、私も50年代が好きです。ビッグバンドは、あまり聞いたことないのですが‥デューク・エリントンの古い音源「Caravan」」は懐かしく、ベニーグッドマンの「SING SING SING」もノリがよくて、思わず、踊りたくなります(笑)
リアルタイムでは、浪速エキスプレスとかフュージョンが流行ってた時代でした。洗練された音やリズムは、進化だったのか時代性だったのかわかりません。時代遅れな私は、80年代は、取り残されていました‥(涙)

ダイアナ・ロスって、ジャズのナンバーも歌うんですね。
ダイアナ・ロスの「all of me」聴いてみました。
スマートでお洒落~♪
ご紹介、ありがとうございました(^^)

お礼日時:2014/02/11 06:02

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