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 DVDを見返しても分らない点があるので教えてください。
1.指輪の持ち主の役割・意味
 何故「指輪の持ち主」が指輪を運ばないといけないのでしょうか。フロドが何回か死にかけますが、死ぬとまずいことがあるのでしょうか。また、サルマンがウルク・ハイに「殺さずに連れてこい」と命令している一方、ナスグルはフロドを殺しにかかります。フロド自身、ガンダルフに脅されたビルボから何となく指輪を
残されただけのような気がしますが。
2.鷲
 何故、鷲で「運命の山」までひとっ飛びして指輪を
投げ込む、という作戦を採らなかったのでしょうか。

A 回答 (3件)

1.フロドが指輪を運ばなければならない理由は2つあります



1つの指輪は持ち主に強い所有欲を沸かせます
そのため、自分から誰かに指輪を渡すことは非常に困難だったからです
ビルボは自ら指輪を手放しましたが、
・手放すための準備(盛大な誕生)
・ほぼ全ての所有物の放棄(全てのものを人にあげることで指輪をフロドに渡す心理的負担を軽くする)
・ガンダルフの手助け
が必要でした。
指輪を自ら手放したのは歴代の指輪所持者の中でビルボだけです(フロド自身も不可能でした)
そのため、フロドが誰かに指輪を渡すのが難しいのでフロドが持っていくしかないという理由が一つ

もう一つはフロドより強い人物が指輪を持った場合、指輪を使ってサウロンを倒した後、
サウロンに成り代わって冥王として君臨する可能性があるためです
そのため、ガンダルフ・ガラドリエルは指輪を受け取る事を拒否しました
また、ボロミアは指輪を欲しました

サルマンががウルク・ハイに「殺さずに連れてこい」と命令しているのは
ウルク・ハイを信用していないからでしょう
ウルク・ハイにはホビットが何を持っているかさえ伝えていません
おそらくサルマンはウルク・ハイが指輪をとった場合、
ウルク・ハイは指輪を自分のものにして、サルマンの元には帰ってこないと考えていると思います
そのため、サルマンは生きた(指輪を持った)まま

逆にナズグルはサウロン(サルマンではありません)の元に指輪を持ってくるのが使命です
サウロンがナズグルを信用しているのか?という疑問が残りますが
おそらく、ナズグルは生き物で無いので大丈夫なのでしょう

2.秘密裏に行動する必要があったからでしょう
サウロンが生きている時に、モルドール上空をわしが飛べばすぐに見つかのだと思います
(空飛ぶ獣に乗ったナズグルがいますし)
指輪が消滅してサウロンが死んだため、鷲は滅びの山まで飛んでいくことができたのでしょう
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 うむ、#1さんの回答があまりに完璧なんで、あとからこちゃこちゃ


いうのもどうだろう~という感じですが。やっぱ、「指輪」の文字
みると興奮しちゃうんで、ついでを。

 指輪はフロドしかもてない理由ですが、これは#1さんが書いて
らっしゃるとおりです。
 ここからめちゃネタバレ!


 じつは、ガンダルフは(っていうかイスタリ5人全員が)、サウロン
打倒援助のために西の地から遣わされた、下級神とも精霊とも呼べる立場
の人です。直接サウロンと闘ったらだめなんだけど、えらい神様から中つ
国の人々がサウロンを打ち負かせるよう、いろいろ助けて上げなさい!(意訳)
と言われて渡ってきたんです。
 だから最後、ガンダルフも西の地へ帰るわけですけど・・。
 ガンダルフは、なにか不思議な因縁が働いて、ビルボが指輪を手にする
ことになった、と言っています。邪悪な指輪の歴史中、もっとも不思議な
ことだって。
 端から見ればフロドは棚からぼた餅、単にそこにいただけで指輪を手に
することになってしまったわけですけど、ガンダルフはその時じゃなくて
も次第に、とくに指輪会議のあたりぐらいから、フロドがまれにみる性質
をいくつも兼ね備えていて、指輪を運ぶ適任者であるということ、偶然手
にしたのではなく、もっと上位の意思がはたらき、ビルボが指輪を手にし
たのだということ、を理解していたんじゃないかと思います。
 それでいうと、あの「指輪物語」全体を通しての指輪戦争自体が、数奇
な巡り合わせというものが高まってあの時、あの一時代にビルボ、フロド
やその仲間を産み、また時代がアラゴルンを得て(彼はこの前後にこれほ
ど優れた人材は現れず、またこの後もいないだろうとガンダルフに言われ
た人です、先祖の、夭逝した傑物の誰だかにそっくりなんだそうです)、
アルウェンを配し、優れた人々をまわりに配した、そういう、時機の集結
みたいなもの、またフロドという優れた存在が中心となって、サウロンと
決着をつける可能性が確かにあるほど時機が高まっていることを、ガンダ
ルフは感じ取っていたのかもしれません。なにしろ何万年も生きて?る人だから。
 なにげなしに、ぽろっと手にしたように見えるけど、フロドはじつは、
数奇なめぐりあわせで、それまでの誰にもなし遂げられなかった、また、
その他のいろんな誰かには不可能だったことを可能にする、そういう
存在なんです。そういう人が、たまたま、がいろいろ重なって、指輪を
手にしたわけです。ある意味、偶然の必然というか・・。
 わかんない説明ですね~・・(^^;;。

 あとごめんなさい、#2さん、大ワシたちが自分の考えを持ち、いい
なりにならない強大な生き物であることは確かです。人間と同じように
ガンダルフと喋る知能もあって、言い返してたりします。「ホビットの
冒険」を読めばわかりますが、とても強くて独立した、独自の勢力です。
彼らは基本的には善良でとても誇り高い生き物だし、それにじつは最高
神のお使い動物(アテナと梟、オーディンがカラスをつれているみたいな)
だから、堕落したサウロンの支配を嫌っていて、それでガンダルフたち
白の勢力の味方をしていますが、指輪の魔力には負けると思われます。
 でも、ふだんもワシの姿です(^^;。
 あの蛾は、ガンダルフがグワイヒア(現大ワシ達の王の名)を呼びに
いかせただけです。(1部)よく聞くと、「~むにゃむにゃ(たぶん呼
んできて、って言ってる)、グワイヒア、グワイヒア」と言っているのが聞き取れます。

 あと、ウルク・ハイはもちろん指輪に負けちゃうし、それで使いこな
せるわけないけど、「ここで俺様指輪持ってるぜ!」とか浅はかにも
宣言するようなことになったら、敵方の手に入らないとも限らないわけ
です。だから、ウルク・ハイは信用していなかった。(かわいそうだ
けど)生まれながらにあまり性根のきれいな生き物じゃないから、サル
マンもサウロンも信用していなかった。とくにサルマン。自分のほうが
優れているっていう、優越意識を持っているから、なおさらアホな(サルマン視点)
ウルク・ハイにはまかせられない!って独断に走っていたっていうの
も間違いないかと思いますけど。

 でも、ナズグルは指輪とサウロンの奴隷です。昔は力のある王様だった
んですけど・・。指輪がほしくてほしくてほしくて、でも実際に手にする
ことはかなわず、指輪だけに恋い焦がれ、執着しながら、サウロンが
指輪を使うのを見ているしかない存在です。
 指輪を使うと、ナズグルはなにか感じ取るようだし(3部でも黒門
で危ないシーンありますよね、小説だともっとよくわかります)、滅ぼ
され、取り込まれ、幽鬼となって指輪の一部みたいになっているのが
ナズグルだから、彼らは忠実にサウロンのもとに持ち帰るんじゃないでしょうか。

 長々とすみませんでした。鼻息おさまりませんで。
 
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私の解釈ですので、間違えていたらゴメンナサイ。


1 まず指輪の持つとすべてを支配する力と、持つものを邪悪な欲望で満たしてしまうので、滅びの山に捨ててしまわなければいけないのです。
今まではあまり指輪の力が強くなかったのですが、この物語が始まる頃からサウロンの力が増して、指輪自体も力を増してきて、今まで指輪を持っていても善良でいることができたビルボさえも魔力に侵されてしまい、指輪への執着心が強くなって、それを感じたガンダルフがフロドに渡すように命じたのだと思います。
フロドは何も知らないから、執着心もなく純真な心を持っているので指輪の魔力に侵されにくいと、ガンダルフが思ったからでしょう。
  ウルク・ハイは#1の方が言われているとうり、サルマンから指輪を持っていると言う事を知らされていなく、フロドが誰かも知っていないので、「ホビットは連れて来い」と命令したが、ナズグルは指輪の事もフロドの事も知っていたから、殺して指輪を奪う事が出来るのではないでしょうか?

2 鷲についてはよく分かりませんが、鷲は誰かに操る事が出来るものではなく、鷲自体の考えで、ガンダルフやフロドを助けたのだと思います。サウロンに見つからないように、普段は小さな蛾?みたいになっていてるみたいだから、乗って捨てる事は出来なかったと思います。
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