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小原流の生け花で、主枝、副枝、客枝とありますが、どうしてこのような名前が付けられたのでしょうか。それぞれ、生け方の方法はインターネットでも紹介されていますが、名前の由来、意味については探し出せません。文字通りの意味で主枝は主要、副枝は補佐的なもの、客枝は…。海外の友人から聞かれ困っています。また、友人によると空、地を意味するようなものとも言っていました。
ご存知の方、どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

いけ花は基本的に三角形から成り立っています。

(もちろんほかの形もありますが)
相談者さんがおっしゃる空、地というのは、いけ花の基本形について天(てん)・地(ち)・人(じん)という三点を基本とするという考え方のことだと思います。
基本形の三点の呼び名は流派によって異なります。日本のいけばなの祖、池坊では真(しん)・副(そえ)・体(たい)と呼び、近代いけばなを始めた小原流では主枝・副枝・客枝と呼んでいます。

三点バランスをもとにしたいけ方で、それぞれ名前が異なるのは、その流派を始めた家元がつけた名称なので、その方の言語センスからきているとしか言いようがありませんが、根本的な考え方は上記のとおりです。

平面デザインでは三角分立と黄金比を組み合わせて工夫をしますが、空間デザインで、自然を表現するアートとなると三点を基にした形が基本になりやすいのではないでしょうか?

http://www.j-higa.net/culture/24ikebana/ikebanaj …

http://www.nihonkoryu.org/jp/school/seikanokihon …

などをご参考に、海外のおともだちに説明されるといいと思います。
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この回答へのお礼

orosiajin様

丁寧なご回答、ありがとうございました。とてもよく理解ができました。友人が言っていたことが当てはまります。日本人なのに日本の文化を聞かれると、案外しらないものですね。勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2016/03/06 14:01

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