![管理栄養士に聞いた!残った刺身のアレンジレシピ](http://oshiete.xgoo.jp/_/bucket/oshietegoo/images/watchmain/6/542301348_5e7092e3d14cf/ORG.jpg)
■翌日簡単!漬け丼茶漬け
まずは、残りものが一変してしまうという、贅沢な漬け丼茶漬けの作り方を教えてもらった。
「残りものが出たその後すぐ、鍋で醤油大さじ3、みりん大さじ1、酒大さじ1、わさびチューブ1cmを一煮立ちさせ、しっかり冷まします。お刺身を先につくったタレに入れ、冷蔵庫で一晩保存します。翌日の朝やお昼に、ご飯の上に漬けになったお刺身を乗せて、のりをかけます。温かい一番だし、なければお茶をかけ完成です」(SIMOさん)
わさびの香りが効いたお茶漬けは、食欲がないときでもするっと食べられそうだ。時間もほとんどかからないので、忙しい朝にもぴったりのアレンジレシピである。
■冷凍お刺身のすまし汁
次は、冷凍保存した刺身のアレンジレシピを紹介してもらった。
「冷凍したお刺身を解凍して、すまし汁に入れただけの簡単なレシピです。すまし汁のだしを用意し、解凍したお刺身、小ねぎを入れ、醤油、塩で味を調えて完成です。時間に余裕があれば、お刺身に塩を少々ふり、片栗粉をまぶし、余分な粉を落としてからすまし汁に入れるとよりおいしくなります」(SIMOさん)
すまし汁に大きめの具が入っているだけで、贅沢に感じる。簡単なのに上品な一品である。
■冷凍お刺身で魚のフライ
こちらも冷凍保存した刺身からつくるアレンジレシピだ。
「冷凍したお刺身を解凍して、フライにする手軽なレシピです。解凍したお刺身に塩を少々ふり、小麦粉、卵、パン粉の順で衣をつけ、揚げ油で揚げます。パン粉だけでフライにできる製品を利用すると、少量ずつ調理できます。フライパンに少量の油を入れ揚げ焼きにすれば、すぐにつくれるため弁当のおかずとしても最適です」(SIMOさん)
刺身は鮮度がもともと高いこともあり、アレンジの幅も広い。さらに、骨がなく小さく食べやすい点を利用して、すまし汁、フライ、焼き魚などのレシピがおすすめだ。刺身が残ってしまった場合でも、翌日以降のおかずが増えると思えば、安心だろう。
●専門家プロフィール:SIMO
管理栄養士。病院に長年勤務し、栄養指導・栄養管理の担当経験がある。記事を執筆しているウェブサイト、食べいろナビは、野菜や果物など栄養・保存方法・献立など食べ物の情報が満載のメディアである。