
これらの原因は、科学教育の妨げやカルト宗教の影響などがあるだろうが、その根底には「科学的に説明できないこと(非科学)に対する忌避感」が存在する。ちなみに重い病気にかかった有名人が民間療法にすがり、その賛否が話題になるが、これも非科学に対する忌避感の一つと言えるだろう。
そこで今回は、幽霊や異世界などのような非科学の象徴に対して、論理の塊ともいえる科学者が真剣にその存在を証明しようとしてきた歴史を紹介する。話を伺ったのは葬送儀礼だけでなく、そのような歴史についても詳しいという心に残る家族葬の葬儀アドバイザーだ。
■GEの創立者であるトーマス・エジソンは霊界の存在を証明しようとした
「白熱電球の発明者として有名なGEの創立者であるトーマス・エジソンは霊界の存在を証明しようと、霊界ラジオ・霊界通信機の発明にチャレンジしました」(心に残る家族葬 葬儀アドバイザー)
まずはこのように話してくれたが、霊界の存在をどうやって証明しようとしたのだろうか。
「エジソンは人間の魂もエネルギー(電磁波)のひとつとして捉えていたらしく、エネルギー保存の法則によって、死後も不変であると考えたようです。その電磁波を真空管で増幅させるなどの仕組みを考案していたらしいのですが完成させることなく亡くなったそうです」(心に残る家族葬 葬儀アドバイザー)
科学は未知を嫌うが、未知を認めてきたのも科学だ。エジソンの挑戦はまさに後者だろう。
■西ドイツの科学者クラウス・シュライバーは霊界テレビを発明
「1986年、当時西ドイツの科学者だったクラウス・シュライバーは、テレビのモニターに死者の映像を映し出すことに成功したと発表しました」(心に残る家族葬 葬儀アドバイザー)
エジソンは音声からのアプローチだったが、今度はなんと映像だ。
「本当かどうかはわかりませんが、会話にも成功したと公表したそうです。しかも映し出したのは、彼の亡き娘だったそうです。方法はテレビのホワイトノイズ(砂嵐)の画面をビデオで撮影し、ゆっくり再生するものだそうです」(心に残る家族葬 葬儀アドバイザー)
これが可能なら霊界スマホもあるかもしれない。いやない。
■科学者が非科学に興味をもつのは珍しいことではない
科学者が非科学に興味を持つことは珍しいことではない。アイザック・ニュートンが錬金術の研究に没頭していたことは有名だし、ノーベル物理学賞を受賞したブライアン・ジョセフソンは、心霊現象などを研究テーマにしている。また偉大な科学者は有神論者でもあった。ガリレオは敬虔なクリスチャンで、コペルニクスはキリスト教の司祭だった。その他にA・アインシュタイン、K・ゲーデル、M・プランクなどは有神論者だ。
現代社会は科学で成り立っている。科学なしには語れない。しかし科学はときに諸刃の刃となる。また自然の猛威や未曾有の災害に科学は無力になる。非科学を信じすぎることに弊害はあるが、非科学を追い出しすぎること、つまり科学に依存しすぎることにも弊害はある。
もしも異世界が科学的に証明されたらと考えると興奮は止まらない。「今は亡きあの人が、あの世で生きている」ーー災害や不慮の事故などで大切な人を亡くしたならば、こんなことを願ってもおかしくないだろうし、誰にもそれを止める権利はない。そして異世界の存在の証明は、このような人たちを間違いなく救うはずだ。異世界の証明なんて、異端だ、トンデモだと切り捨てつつも、それでもこの先も人は夢を見てしまうのかもしれない。
●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー
火葬料も含まれた追加費用のかからない格安な家族葬を税込み14万3000円から全国で執り行っている。24時間365日受け付けており、寺院の手配や葬儀後の各種手続きなどのアフタフォローにも対応。
記事提供:ライター o4o7/株式会社MeLMAX 画像提供:ピクスタ