
実家にかえってゆっくりするのもいいけど、旅先で迎える年末や年始はいつもと違った特別な時間になるはずだ。
さて、長期の旅行の際に役立つ情報について「教えて!gooウォッチ」で探してみたところ、以下の3つが発見されたので紹介しよう。
■持っていくべき“旅行用家電”とは?
旅先でも普段の生活と変わらぬよう快適に過ごしたいと思えば、あれもこれも持っていきたくなる。とはいえ、荷物の容量には限界がある。
旅行をする際にどんなグッズを持っていくべきか、特に“家電”の分野に的を絞り、国内旅行、海外旅行におすすめのものをそれぞれ紹介しよう。
旅行グッズ専門店「トラベラーストア」のスタッフによると、国内旅行に出かける際におすすめ製品は以下の3つだという(教えて!gooウォッチ「持って行くと役立つ旅行用家電を旅行グッズ専門店のスタッフに聞いた」/より)。
「1位はドライヤー、2位はミニアイロン、3位はモバイルバッテリーです。旅先のホテルのドライヤーが使いづらかった、風圧が弱かったという経験は誰でも一度はあるのではないでしょうか。(中略)長時間、乗り物に乗って移動することの多い旅行では、服がシワになりやすいものです。パッキングした服もシワが付いてしまうことが多く、そんなときに旅行用ミニアイロンがあると便利です」(トラベラーストア)
また、行き先が海外であれば、どんな家電を持っていくべきだろうか。
「1位、2位は、変圧器、変換プラグです。3位は電気ポットです。日本の電圧が100Vなのに対し世界の電圧は110~240Vのため、事前に渡航先の電圧を調べ変圧器を準備する必要があります。コンセントのプラグも、日本がAタイプなのに対し、世界にはさまざまな種類があります。国によっては2~3種類ある国もあるため、事前に渡航先のプラグの形状を調べ、変換プラグを準備する必要があります」(トラベラーストア)
海外では特に電圧の違いとプラグ形状の違いに注意したいところだ。
■旅の荷物を減らす裏技とは
いくら便利なグッズがたくさんあるとはいえ、あれもこれも持って荷物が大きくなり過ぎては旅を楽しみきれないだろう。荷物を減らすにはどうしたらいいのだろうか。
トラベルライターの鈴木博美さんによれば、そんな時は服を減らすのが一番だという(教えて!gooウォッチ「旅の荷物を減らすには?トラベルライターと考えた究極の裏技も」より)。
しかし、長期の旅行で服を減らせば旅先で洗濯する必要がある。ここからが肝心だ。
「挾み付きのロープが必要です。ホテルに着いたら休まずに洗濯してください。洗ったら備え付けのバスタオルに挟んで水分を吸収してから干す。浴室に干す場合は換気扇を忘れずに」(鈴木さん)
洗濯することを想定して、衣類は速乾性のものを選ぶのがおすすめだそう。ちなみに翌朝の出発時間になってもまだ乾いてないという場合は「乾燥剤を詰めた密閉式のビニール袋に生乾きの洗濯物を入れて運べばよいのでは」とのこと。乾燥剤がわりに大人用の紙おむつに挟むという手もあるというから、いざという時の手段として覚えておきたい。
■スーツケースの暗証番号を忘れてしまったら
最後にこんなトラブルについて。ダイヤルロック式のスーツケースを旅行先に持って行って、「暗証番号を忘れてしまった!」という悲劇が起きたらどうすればいいだろうか。
「トラベラーストア」のスタッフにたずねてみたところ、意外なアドバイスが返ってきた(教えて!gooウォッチ「スーツケースの暗証番号がわからない!開けられない場合どうしたらいいのか?」より)。
「実は、意外にも暗証番号の組み合わせを地道に探るのが一番早い方法です。『000』から『999』までの組み合わせを探ることになるため、数字ひと文字あたり約1秒ずつダイヤルして暗証番号を探るとすると、約15分あれば設定した番号に当たり、開錠することができるのです」(トラベラーストア)
なんと、すべての数字の組み合わせを試すのが一番の近道だというのだ。
「空港にスーツケース販売店があるかを確認するのもひとつの手段です。販売店があれば、店員さんに頼んで開けてもらえる可能性もあります。ですが、何とか15分ほど時間を作り“地道に数合わせ”にチャレンジしていただいた方が、結果的に早く解決できますよ」(トラベラーストア)
もしうっかり暗証番号を忘れてしまっても慌てず、まずは深呼吸。それでも番号を思い出せない場合は、落ち着いてすべての数字の組み合わせを試してみよう。
上記のアドバイスをふまえて、年末年始の旅行をいい思い出にしよう!