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死んでいるかどうかの判定が不確実だった時代にどんなことが起こったか

死んでいるかどうかの判定が不確実だった時代にどんなことが起こったか人の死は医師が決める。医師は死を決定すると、死亡診断書・死体検案書を発行する。それが役所に提出されると死亡届が受理される。これをもって戸籍法上の死亡が確定し、住民票にも死亡が記載され、本人の死亡が公的となる。

現代ではこのように人の死を取り扱っているが、医学・医療技術が発展途上だった一昔前は、人の死の判定が不正確だった。今回は死亡判定が今ほど確実ではなかった時代に、どんなことが起こったのかをまとめてみた。話を聞いてきたのは心に残る家族葬というサービスを全国で展開している葬儀アドバイザーである。

■死んだはずの人が生き返る?!通夜を行う理由とは?


「現代では人は亡くなると24時間安置しなければならないのですが、亡くなっているかどうか不確かだと、仮死状態の人が息を吹き返すことがあったそうです。ですからそのような人を誤って葬儀してしまわないように、一日遺体を安置して確認しようという意味で通夜が生まれたという説があります」(葬儀アドバイザー)

葬送儀礼の一環や宗教的な理由ではなく、誤認葬儀を防ぐために通夜が生まれたという説にはそれなりの説得力を感じる。

「あとは通夜に故人に夜通し付き添うという慣習が日本にはあるのですが、これは仮死状態かどうかを見抜くために生まれたという説もあります」(葬儀アドバイザー)

なるほど。一昔前は大勢で通夜に飲み食いしていたそうだが、これは生き返ったら怖いから一人ではなくみんなで、ということの名残だったとしてもあながち間違ってはなさそうだ。

■生き返った人には悪霊が乗り移ったとされた


「脳出血や脳へ供給する酸素が不足した状態で仮死状態から蘇生すると、麻痺や言語障害、意識障害を引き起こすことがありますが、それを当時の医学レベルでは説明ができませんから、周囲の人たちは生前とは明らかに違う様子を見て『悪霊が乗り移った』と恐れたそうです」(葬儀アドバイザー)

障害が残れば、それは明らかに様子が違うわけで、当時の人達が悪霊のせいにしたくなるのも仕方ないことかもしれない。

「夜伽や寝ずの番と呼ばれる、ろうそくや線香の火を絶やさないように夜通し見守るという慣習の目的が悪霊退散としているのは、このあたりが名残だったという説もあります」(葬儀アドバイザー)

■不死の吸血鬼は曖昧な死亡判定によって生み出された


「ペストの流行と不死である吸血鬼誕生の時期は重なっているのですが、吸血鬼は不確実な死亡判定・早すぎる埋葬によって生み出された怪物とする説があります」(葬儀アドバイザー)

吸血鬼誕生と曖昧な死亡判定がどう関係するのだろうか。

「ペスト流行時、感染を恐れて死亡確認は普段以上におざなりになり、誤って埋葬してしまうケースが多かったそうです。そんな人が棺の中で息を吹き返し、棺から脱け出すためにもがき苦しんで棺蓋裏に爪痕を残したり、喀血(ペストの症状)したりしたことで、それを見て不死の吸血鬼だと決めつけたそうです」(葬儀アドバイザー)

世界の人口の1/4が亡くなったということで、当時の状況を考えれば致し方ないことだったのかもしれないが、死亡判定の曖昧さが吸血鬼を生み出したというのも納得だ。

■死後硬直の過程で遺体が動くことも稀にある


遺体は死後硬直の過程で稀に動くことがある。また死後に体毛や爪が伸びるように感じることがあるが、実際は伸びているのではなく、体内の水分がなくなり、体が縮み、皮膚が垂れることで、元々埋もれていたヒゲや髪の毛、爪が表出するだけである。

医学が発達した現代では、死んだはずの人が生き返ったり、誤って葬儀することは有り得ない。そんなことは誰もが知っている。しかしそれを知りつつも、私達は故人に寄り添う最後の夜に「もう一度会いたい。生き返って欲しい」と願わずにはいられない。


専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー

火葬料も含まれた追加費用のかからない格安な家族葬を税込み14万3000円から全国で執り行っている。24時間365日受け付けており、寺院の手配や葬儀後の各種手続きなどのアフタフォローにも対応。

ライター o4o7

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