プロが教えるわが家の防犯対策術!

20歳男性です。
最近脱毛症になりました。
目立たないようスキンヘッドにしてしまったので正確にはわかりませんが、かなりの広範囲で頭髪が抜け落ちています。また、眉も抜けてしまいました。
腋毛、陰毛は異常ありません。
アルコールは週に一回ほど、量は多くはありません。
タバコは二日で一箱ほどです。

過去に数回なっていて、今回もストレスなど特になかったので、自己免疫疾患だと思います。

昔に比べるとショックは少ないけれど、やはり早く治したくて仕方がありません。夏場の帽子とかキツかったですし(^_^;)

過去に何度も治療を受けたていたのですが、治療内容はだいたい以下の通りです。

・患部への赤外線(?)照射
・患部への液体窒素による刺激(たまに)
・フロジン液(塩化カルプロニウム系)
・セファランチン錠

中学や高校生の頃に、上の内容で治療を受けていたのですが、完治するまで4~5年くらいはかかりました。

早く治るためには、やっぱり上のような治療を地道に続けていく他にないのでしょうか。
また4,5年かかるかもしれないと思うと気が重くなります。

それとも何か他の治療法を知っている方はいらっしゃらないでしょうか?リスクが高くても結構です。

あと、女性ホルモンの投与が育毛に良いと聞いたことがあるのですが、そのことについてご存知の方いっらしゃいましたら併せて回答ください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

医師ではないため,一般人に印をつけていますが,髪の毛については詳しい(と思っている)理容師です。



髪の毛が発毛するメカニズムが解明されていない現在ですので,画期的な発毛治療や発毛のための特効薬というものは,存在していません。
発毛剤で有名なリアップやこれから発売されるであろうリアップでは発毛出来ないタイプの脱毛症に効く発毛剤は,脱毛してしまう原因を阻害するのが目的の薬です。
そのため,どちらにしても,円形脱毛症には有効とはなり得ないと考えられます。

私の知る限りではありますが,現在行われている円形脱毛症の治療は,精神的ストレスが原因の場合であっても,免疫機能が毛根を攻撃するのを抑える薬,ステロイド剤が中心のようです。
「セファランチン錠」がそれに当たると思われます。
昔は,質問の欄に書かれた治療方法も聞いたことはありますが,ステロイド剤以外の治療は,最近ではあまり聞かなくなったように感じます。

精神的ストレスが原因の場合,なぜ,円形脱毛症になるのかは不明なのですが,自己免疫疾患が原因の場合,免疫機能が過剰に働くため,毛根を誤認識して攻撃するようになり,これが脱毛するメカニズムと考えられていると思われます。
また,医師の中には,このメカニズムから,精神的ストレスが原因の場合でも,ホルモンバランスなどを崩してしまい,免疫機能が過剰に働くようになるという考え方があるそうです。
そのためなのでしょうか,最近では,ステロイド剤治療が中心みたいです。
まぁ,中には,フロジン液を処方する医師もまだいるみたいですが,今ではかなり少数派のようです。

自己免疫疾患が原因でなった円形脱毛症に有効なのかは,ちょっと自信はないのですが,精神的ストレスが原因でなってしまった円形脱毛症に有効な薬がひとつあります。
三恵製薬株式会社から発売されている「テタリス」(製品そのものは,参考URLをみてください)と言うもので,これを患部に1日5~6回塗布する方法をお勧めしています。
ただし,この薬の効果は,毛根部に直接栄養を届けることで,髪の毛を育てることにありますので,未だ脱毛が続いていますと,塗布しても効果はないように感じます。
しかし,完治に向かって発毛が始まりますと,毛根に直接栄養を届けているためなのか,このテタリスを塗布しない場合よりも少しは早く髪の毛が太くなれるように感じています。
これは,私の店のお客様に勧めてみて,その効果を見ていた感想です。
ですから,精神的ストレスによる円形脱毛症が治り始めてからは,このテタリスが有効のように感じます。

実は,swing0611さんを直接知っているわけではありませんが,自己免疫疾患による円形脱毛症は,2例目になります。(精神的ストレスによる円形脱毛症は,数十例見ています)
まぁ,見たことがある症例が少なすぎるわけですから,はっきり言えないのですが,精神的ストレスによる円形脱毛症に比べ,自己免疫疾患による円形脱毛症は,広範囲に脱毛があるようです。
また,精神的ストレスによる円形脱毛症の場合もそうですが,その患部の範囲が広いほど,完治に時間がかかってしまうようです。

実際,頭の真ん中に,鉛筆で線を引いたように髪の毛が残った円形脱毛症の人を知っていますが,この人は,完治するまでに20年近くかかっています。
もっとも,この人の場合は,常に精神的ストレスを受けたままになっていて,定年退職したあと,そのストレスがかからなくなったために,発毛が始まったようですけどね。

精神的ストレスによる場合は,精神的ストレスを受けない環境にするか,または,受けてしまってもすぐに解消出来るようにすることで,自己免疫疾患による場合は,自己免疫疾患が再度発症しないようにすることが,何よりも大切だと思います。
これは,再発のことだけでなく,治療を早めるためでもあると考えています。
また,自己免疫疾患による円形脱毛症の場合は,医師の治療を受けることが早道だと思いますね。

さて,女性ホルモンの投与ですが,円形脱毛症の治療として有効かどうかの判断は出来ません。
一応,意味がないかもしれないと考えていますが,これは,素人考えですので,医師と相談されるのが一番確実でしょう。

一応,女性ホルモンと育毛の関連性を説明しますと,女性ホルモンの中の「エストロゲン」(卵胞ホルモン)が髪の毛の育成に関係していると言われています。
ただし,エストロゲンが作用して髪の毛が育成する場所は,頭の天辺だけです。
側頭部や後頭部の髪の毛は,男性ホルモンの影響下にありますので,エストロゲンを投与されても,または,女性ホルモンを投与されても,側頭部や後頭部の髪の毛は育たないと考えられます。
ちなみに,髪の毛以外でエストロゲンが体毛の育成に関与している場所は,腋窩,恥丘部などです。(眉毛や睫毛もそうだといわれています)
その他の部分は,男性ホルモンの影響下にあると考えられています。
そのため,効果がある場合でも,一部の場所では有効なのかもしれませんが,有効ではない場所が多いことも事実だと思いますよ。

また,女性ホルモンの投与は,ホルモンバランスを崩してしまう原因になると考えられます。
女性ホルモンが減少しているのであれば,治療として有効なのかもしれませんが,これは,一度,医師に調べてもらうことが大切になるでしょう。
ですから,このことも,医師と相談するのが一番ですね。

参考URL:http://www.tetaris.com/
    • good
    • 13
この回答へのお礼

お礼が遅くなりまして申し訳ありません。
詳細な御返事を頂け、大変感謝しております。

自分の場合は、自己免疫疾患のようなので医師への相談が必要だと思いますが、フロジン液を処方しているのは現在では少数だというのには驚きました。
過去に処方されてきたのは全てといっていいほどフロジンなど、塩化カルプロニウム系でしたので。

女性ホルモンの件に関しては、脱毛症に対する効果が立証されてはいないっぽいですよね。エストロゲンが眉毛などの育毛に影響を与えてはいても、脱毛症の回復とはまったく別物みたいですね。

非常に参考になりました。
医師に相談して、適切な治療をしていきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/12 02:31

育毛に、ということで女性ホルモン投与の話は過去にもあったようです。


このサイトでも、2チャンネルのページが紹介されていましたが、胸が出てきたり精子が出なくなるなどの副作用が非常に大きく、危険なようでした。。
一度検索されてみては、と思います。私も記憶があやふやですので。。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

御礼が遅くなり申し訳ありません。
調べてみましたが、結局見つかりませんでした。
しかし、上の方もおっしゃっているように、女性ホルモンの投与が、脱毛症の回復につながるとは早計だったと思います。
それに、やっぱり副作用もかなり危険みたいですね。

まずは医師に相談してみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/12 02:34

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!