dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

「背が高い」と「背の高い」の違いを教えてください。日本語を勉強している韓国人の友達から違いを教えてほしいと言われたのですが、うまく説明出来なくて、できる方教えて欲しいです!
「背が高い」じゃないの?と聞かれたから、背が高いを使うとしたら「背が高い草は山田さんの姿を隠していました」になるよとは伝えたけど、それだけで分かるわけもなく…どなたかお願いします。

「「背が高い」と「背の高い」の違いを教えて」の質問画像

A 回答 (7件)

細かいニュアンスは脇に置くとしますと、


この文限定で、日本語を勉強している韓国人の友達に対する答えとしては、
「『背が』と『背の』のどちらも正しく、違いはない」というのが正しいです。

しかし、
「背が高い草が山田さんの姿を隠していました。」
という文はあまりいい表現ではありません。

「背が・・・」と聞いた(読んだ)ときに、聞き手(読み手)は「この文は背について述べるのだな」と思います。
でも、「背が高い草が・・・」まで聞いたところで、この文は「草」が重要な役割を果たすということに気づきます。
つまり、「背が高い草が・・・」まで聞いたところで、文の構造を捉えなおす必要があります。
聞き手にとって優しくないということです。

その点、はじめから「背の高い・・・」と言ってくれれば、聞き手にとって親切です。

ただ、それは聞き手にとって親切か不親切かの問題です。「の」と「が」のどちらを使ってよいかわからなければ「が」を使えばいいのです。

ちなみに、下に書いてある韓国語は、「背の」に対応する部分は、「が」に相当する助詞を使っている(直訳すると「背が」となる)ようです。
    • good
    • 0

いろいろな方が専門的なことをおっしゃっているようです。


きっとその通りなんでしょう。

それでもあえてこの文について述べると、次の点が重要ポイントではないかと思います。
同じ助詞「が」が繰り返されると、文の構造がわかりにくくなる。

「背が高い草が山田さんの姿を隠していました。」
という文は(正しい文ですが)、まるで「背が高い」だけで、文になってしまうのではないか、
という感じを持ちます。

「背が高い草は山田さんの姿を隠していました。」は、別の印象を受けます。


それから、私が思うのは次のようなことです。
・「の」は客観的な描写に使う傾向がある。
・「の」は詩的な印象を受ける。
・「が」を使うとやや幼い感じがする。
・「が」は動きがある場合に使いたい。「の」は動きが少ない場合に使いたい。
・連体修飾部(「背が高い」に相当する部分)の中で、主語(「背」)と述語(「
高い」)が離れている場合は、「が」を使わないと、意味がよくわからなくなってくる。例えば、「背の高い草」は明瞭な表現であるのに対して、「背のものすごく高い草」は(間違いではないものの)やや不明瞭な感じを受けます。「ものすごく背の高い草」と言えば、自然な表現です。
    • good
    • 0

すでに回答が出ていますが。


その言葉だけでなく、前後の内容を含めて日本語の感性として身に着けることが必要です。
背「が」格助詞、主格、あとにはたいていの言葉がつくこと可能です。
「が」は文章の中でそれがつく言葉を主役として待遇。
「の」は一方では所有格でもあります、こじつけの理屈ですが、背丈に関しては、「高い」という特性・特徴を持っている。と考えると所有格でも・・・?。
他人の回答引用で申しわけないが、ケチをつけるつもりではありません。
あの人は背の高い、これだけでは確かにあり得ません。
あの人は背の高い父親からの遺伝・・・・、なら可能かと思います、もちろん話全体の前後のつながりはガラリと変わりますが。
    • good
    • 0

No.2の方の専門的な内容を、簡単に言ってしまえば、「背の高い<人>」のように「人」という体言を修飾する「連体修飾節」の中で主格を表す「格助詞」の「の」です。

多くの場合「が」に置き換えることが可能です。「あの人は背の高い」という言い方は出来ません。(あの人は背が高い)
    • good
    • 0

背が高いというのは、「背」というもの「が」高いという事です。


背の高いというのは、「背」というもの(背という実態)が高いという事なんですが、
英語で考えると、何とかズのズに当たります。上にあるチョンって記号で、おたまじゃくしのようなそれが上を向いてななめになっているやつですね。
    • good
    • 0

えーと。

2つに分けて考えましょう。
 まず「〜背ガ高い。」で終わる文。
「〜」には「○○は」とか「○○のほうが」とかいろいろ入ります。
 この形の場合は、「〜背ノ高い。」にはできません。

 もうひとつは、ご質問のような場合。
「背{ガ/ノ}高い〜」
 のような文です。「〜」にはいろいろなものが入ります(主として名詞)。
 この場合、「ガ」と「ノ」の両方を使うことができ、大きな違いはありません。


 違いをちゃんと説明すると、けっこうむずかしい話になります。
 下記に書いたことを転載します。
【『が』と『の』の違い】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8199466.html

「が」と「の」の違いは何か。
 細かく見ると違いがある場合もありますが、この場合はほぼ同義です。
 どちらが「正しい」ということはありません。
 下記に書いたことを転載します。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …



「ガ・ノ交替」「ガノ交替」などのキーワードでネット検索すると、専門的な論文がヒットします。それだけメンドーな問題なので、要点だけ書きます。

細かく見ると、一方しか使えない場合があります。
両方使える場合は、意味はほとんど同じです。細かいニュアンスの違いを感じる人もいるようですが、はっきりとした違いはないようです。

詳しくは下記の知恵ノートをご参照ください。
【よくある誤用30──知恵袋の定番5 「東京は浅草にやってきました」の「は」 「夜もふけてまいりました」の「も」 「博士{の/が}愛した数式」】
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12281690881.html
以下は一部の抜粋(重言)。


「誤用」とはちょっと違いますが、Yahoo!知恵袋でも何度も何度も同じ質問が出て、検索するすると笑ってしまうような質問が多々あります。
なんとかならないんですかね。おすすめの回答などがあったら教えてください。
助詞の話なので検索がうまくできませんが、それぞれ何回も目にしています。

「博士{の/が}愛した数式」
個人的には下記のように考えています。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …
================引用開始
質問の例文の場合は「ガ」でも「ノ」でも意味はかわりません。どちらもOKです。
「私の、言った事を伝える」と読点を打つ必要はないはずです。もっと特殊な文脈なら、必要かもしれませんが。
「彼は、選挙のたびに名前(の・が)出る人」もどちらでもOKです。読点は不要でしょう。
一般に、先行コメントにあるように「直後に数詞が来る場合」と「間に入る語句が多い場合」は「ガ」が自然とされています。個人的には疑問もありますが……。
下記のベストアンサーの説明がわかりやすいと思います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/questio …

個人的には下記のように考えています2。ポイントだけ抜粋します。
【助詞の話──「ノ」と「ガ」 Yahoo!知恵袋】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1862. …
1)単純な文だと「ノ」は使いにくい
2)前後の助詞によって使い分けるべき
================引用終了
    • good
    • 0

「背が高い」の「が」は格助詞で、背を主格として表現しています。

したがって、これで一文にもなりますが、形容詞「高い」の終止形と連体形は同じなので、体言に続きその名詞の状態を表します。

「背の高い」の「の」も格助詞ですが、単に関係認識を表すだけで、状態を表わす句にしかならず、文にはなりません。必ず次に名詞が続き、その名詞の状態を表します。この場合、「が」と異なり、「背」は主格として強調はされません。「背の高い草」で、草の状態を表す句になります。■
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!