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歯の治療法、3Mix-MP法をサイトで見つけました。福岡県内で、これで治療できる歯科医を教えてください。3Mix-MP法のデメリットも教えてください。

A 回答 (12件中1~10件)

●私は平成4年から3Mixを臨床に使っているものです。


●なお、3Mixの初出は、今から14年前の平成2年日本歯科保存学会誌(新潟大保存岩久、同口腔細菌星野)です。当時はまだMPは登場していませんでしたけど。
●3Mix-MPはキチンと使いこなせる歯科医が使用すると、絶大な力を発揮します。やればだれでもできるというものではありません。最近共同通信から配信記事があちこちの地方紙に掲載され、当地(福岡の隣県です)でも患者さんからの問い合わせがチラホラ来ています。http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1116mushiba.html
ポイントは開発者の仙台開業・宅重豊彦先生が述べられていらっしゃるとおりです。
http://www.3mix-mp.com/
●その中で、特に大事だと思えるのは、ムシバの穴を微小漏洩なく完全なシールができるだけの接着歯科に関する知識と技術をその歯科医が持っているかどうかだと思います。つめたコンポジットレジン(歯の色をした硬いプラスチック充填材)が外れたり、つめたところがしみる、噛んだら痛い、などの術後不快症状が出るような臨床レベルの歯科医がやっても話にならない、ということです。
●既にムシバの穴が大きく深くなっており、冷たい水がしみてしようがない、なんていうときも、この治療法では神経をとらずにすむ、なんていうことはごく当たり前です。
●もちろん、歯の中の歯髄(神経や血管)が既に恢復不可能なほど、ダメージを受けていれば、この治療法でも神経を助けることはできません。このあたりの見極めも経験をつみ、症例をこなさないと自信が持てるものではありません。
●重要なことは、神経を取らずに助けられるかどうかは、ムシバの穴の大きさや見かけの深さではありません。先ず神経にバイタリティーがまだ残っているか、完全な接着操作ができる状況にあるか、その患者さんにとってその歯の神経を残すことが意味があることなのか、などを考慮すべきです。
●私は、歯科医の接着に関する技術水準が実際の臨床成績を大きく左右するものだ、と常々考えております。
●福岡でも当地と似た状況だと思いますが、日常の臨床にこの治療を取り入れている歯科医は非常に多いと思います。ただ、表立って言わないだけ。ヤミの優れた治療法です。この治療法の原法を考案した岩久正明新潟大元教授は、保険請求はおろか、自費での請求もしないことを強く主張なさっていました。
●混合診療導入でモメている世の中にあわてて余計な波風は立てないことです。今は静観の時期で混合診療の全体像がはっきりしたら、歯科界上げてジワリと進み始めれば良いでしょう。
●患者さんからみると、実際にどこでこの治療が受けられるのか知りたいのはやまやまでしょうが、そういう情報を出すことは法律で禁止されていますし(現在ネット上では情報出し放題ですが、これも遠からず規制対象になるでしょう)、歯科医の創意工夫は保険点数の改定では全く斟酌されません。こういう世の中にあって3Mix-MP療法が保険に導入されるなどということは100%ありえません。

参考URL:http://kk.kyodo.co.jp/iryo/news/1116mushiba.html
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primさん御回答ありがとうございます。


再生といえば、8月に九大でPaul T Sharpe先生による歯牙再生に関する講演(?)がありました。すごく興味があったのですが、その日ものすごい台風が直撃したので見に行きそびれてしまいました^^;)
歯の再生、早く実用化して欲しいです(願)
いや、実用化前の実験台になってもいいかも(笑)

ちなみに私の虫歯の方は、結局いつものかかりつけのところで治療をお願いしました。ここの先生にも3mix-MP法について聞いてみましたが、歯髄に到達するかしないかという場合に用いるそうで、私の歯は軽度なのでこの方法には該当しないと言われました。
奥の手、最後のとりで?といった方法なんでしょうね??

P.S. hironorigenさんはその後どうされたのでしょうか?
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ムシバであいた穴が、もりもり再生した象牙質でまたおおわれる、ということがあるか?という質問ですね。


●結論→3MIx-MPでもそれはムリです。あいた穴の底や横壁に存在する軟化した象牙質がまた硬くなる、という現象はたしかに起きますが、それは純粋な意味での組織再生とは異なり、単に脱灰象牙質の再石灰化がおきるのみです
●しかし、世の中捨てたものではなく、ちゃんとおっしゃる意味での象牙質組織再生を狙った研究をやっている人もいらっしゃいます。福岡ですと九大の中島美砂子先生。歯の内部に存在する歯髄組織を利用して歯の内側から外に向かって象牙質を再生させようという研究をなさっています。
●しかし、この方法でも象牙質再生は歯髄側からしか起こりえませんので、以前に治療した穴が象牙質でまたふさがる、というのはチト無理ですね。歯の発生学を学ばれるとその辺りはよくわかるのですけどね。
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primさん、専門家からのアドバイス大変参考になります。

ありがとうございます。

それで、またひとつ疑問が。。
歯の事はわからないのでひょっとしたらとってもおかしい質問かもしれませんが、この方法では、薬を詰めていた空洞の部分にまで象牙質は再生、隆起(?)してくるのでしょうか?
もしそうであれば、前に治療した所にこの方法を行って以前の穴を小さくするなんてことはできないのでしょうか??
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●3Mix-MP法の欠点について


・この治療法、黒や茶色に色づいた虫歯(軟化象牙質、感染象牙質)をとらずにそのままにしてつめます。
・よって、最大の欠点は、例えば前歯のムシバでこれをやると、なんともクソ汚い見掛けの悪い歯になります。
・新聞報道等では、「削らずに残した軟化象牙質に無機質が再沈着して白くて硬い歯になる…」なんて書かれてます。しかし、現実には歯の硬度がふにゃふにゃからまた硬くはなりますが、ムシバ色の着いていた部分がまた白くなるなんてことはありません。
・みなさんの周囲にも、前歯に詰め物がしてあるけど、その周囲内部が黒ずんでいて、見かけの悪い歯で我慢している人、いませんか?ムシバの取り残しのなせることです。
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●小さなムシバにあえて3Mixを使用する意味はまったくありません。

ご指摘のように穴の大きさと薬物を入れるスペースの関係もありますが、3Mixなしでも治療予後にはまったく問題がないからです。
●また、3MixMPは、「一度で」治療が終わると思っていらっしゃる方が多いのですが、数ヶ月して内部のムシバが固くなった(再石灰化)とき、また掘り出して再度詰めなおすのが原則。
●みなさんが期待するほどの「魔法の治療」ではないのですよ。
●共同通信配信記事をベースに、地元紙夕刊に先週掲載された記事を書かれた記者さんと電話で話をしましたが、私の感想はもう少し突っ込んだ取材があったらなあ、です。
●新聞やネットにでていたから、とその内容をすぐに鵜呑みにしてしまうのは、とても危険です。メディアリテラシーを高めないといけません。
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今日、浜坂歯科医院に電話で訪ねてみました。

3,
4年前からこの方法を取り入れていて、奥歯の咬合面でもできるそうです(場合によってはできない事もあるそうですが)。ただ、この方法は結構大きな虫歯に有効で、あまり小さい虫歯だと薬を乗せるスペースがなくなるためできないことがあると言われました。
3mix-MP法が使用できない小さな虫歯はどうしたらいいんでしょう??、、どの歯科に行くのか私もまだ決まりません(汗)
ちなみにQ大ではこの方法は取り入れておらず、雑誌に載っていたもうひとつの市内の歯科では先生と直接お話できなかった上、やっているのかどうかさえも答えてもらえませんでした(><)
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現在C1の虫歯を削らずに予防歯科で管理してもらっていますが、最近ちょっと刺激を感じるようになり、そろそろ限界かな?、と最新の治療法をいろいろ検索していたところです。



新聞に載っていた広告を見て、私も今月号の『ゆほびか』を買って読みました。
デメリットにどのようなものがあるのかはちょっと心配ではありますが、削る部位が小さくてすむのなら、とりあえずチャレンジしてみたいと思ってます(それでダメだったら、その時にいつもの被せ物にします)

福岡市内には2件のみ載っていましたが、技術の熟練具合がどうなのか確認しておきたいですね

治療に行かれた際には、どうだったのか教えていただけるとうれしいです

P.S. 御希望にそう回答でなくてすみませんm(^^)m
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今月号のゆほびかに、3Mix-MP法を勉強した歯科医がいる歯科医院リスト231というのがのってました。



それを見て、近くの医院に電話して行こうと思っていました。とても気になる治療法です。

でも、デメリットがあるとしたら少し心配です。雑誌では、とてもいい治療だと書かれていたのでデメリットがあるとは思えなかったのですけれど。
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今日2004年11月10日の


西日本新聞に載ってたので
自分も興味があり検索してみました。
県内で引っかかったのは北九州一箇所
北九州市門司区勝田歯科

西日本新聞の記事では保険は利かないが
薬の量が少ないので数十円と書かれてたと
思います。
すぐに新聞販売店へ行かれるか
図書館へ行かれて下さい。

自分は歯科ではありませんが
病院職員です。面白い方法だなと思います。

参考URL:http://www1.bbiq.jp/fumi/top.htm
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