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こんばんは。以前「脳の手術について」で質問させていただいた者です。
ご回答いただいた皆様に「セカンドオピニオン」を勧められ、行ってきました。

今、母の状態は

・脳幹梗塞  (右・左に多数有)
・左IC-PC動脈瘤
・中脳水道狭窄症

と言われ、A病院では「クリッピング術とシャトン法」を、B病院では「水頭症のみの手術で、神経内視鏡的第三脳室底開窓術」をしましょうとのことでした。

実はセカンドオピニオンを受ける前に行った病院で、本人が症状とリスクを聞いてしまい、それ以来鬱になっています。その為か、手術を受ける意思について、「やる」「やらない」とその時々で違い困惑しています。また、現在痴呆症状が出ており、体が極端に曲がっている(Uの字)為、歩行困難で車椅子の生活です。

家族としては「水頭症の手術のみ」と考えていますが、母の意志の「一つ」として、手術を受けない道を選んだ場合、今後どういった状態になるのでしょうか?医師には「現状を放置すれば、2~3年内に寝たきりになるでしょう」と言われています。内科的治療のみで、今の状態を維持(寝たきりにならない)できるのは不可能でしょうか?助言、お待ちしております。

A 回答 (4件)

お母様の病状、実母と酷似していて他人事と思えません。



うちの場合は開頭術をしました。
というか、小脳出血もしておりましたのでそれしか手はありませんでした。
で、小脳の出血部分・腫瘍部分を取り除き、小脳を切り取った事で腫れている部分が少なくなり水頭症の圧を下げる、という方法でした。
これで水頭症の症状が無くならなければシャントもする、という形でした。

今現在の母の状況ですが、麻痺が残り、不安神経症も併発しています。
吐き気もまだ多少残っています(約1年前手術)。
鬱になっていらっしゃるとの事ですが、我が母の場合、鬱になりすぎて不安神経症を発症してしまいました。
ここまで書いて無責任かもしれませんが、何がいいか、私自身も分かりません。

うちの場合、内科療法だけでは寝たきり・・ではなく命が危ない、と言われたので手術に踏み切りました。
結局回答にも何もなっていませんが、私は母に麻痺が残っても助かったので良かったと思っています。
今、私は妊娠中で母自身も『孫を見るまで死ねないわ』と考えが正常なときは言ってくれます。
それに前よりも自分自身感じる症状が軽いようで、車椅子ながらもリハビリを自分からするようになりました。

あまり参考にならずにごめんなさい。
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この回答へのお礼

meirさん、お返事ありがとうございます。
経験者としてのご体験を話して下さり、似た立場として勇気を頂き、感謝しております。

母は「少しでも改善の見込みがあるのなら、手術をしたい」と、明確にしました。情緒不安定とはいえ、意思ははっきりしており、本人の気持ちを優先していこうと考えています。

現状はすでに半身不随や歩行困難、その他症状の緩和の為、リハビリを続けています。今後は手術をするのかしないのか、等色々話をしていきます。

「孫を見る」という気持ち、meirさんがお母様に勇気を与えた証拠ですね!これからご自分も出産という大切な時期をむかえますが、どうぞお体大事に元気なお子様が誕生されること、お祈り申し上げます。

本当に、ありがとうございます。

お礼日時:2005/02/09 15:50

前回の質問にも回答しましたMK1です。


セカンドオピニオンを得られたわけですが、診断が変わりました。それと今回ご質問の手術をしない場合について、以上2点に回答します。
その前に前回の質問点だった未破裂動脈瘤に関しては、B病院の診断では瘤の大きさに変化はなかったのでしょうか。とくに変化がなければ、前回記述したようにリスクを考えると手術適応は微妙なところですから、経過観察として間違いではないでしょう。ただ、後述の水頭症の治療とも絡んである程度の破裂リスクは常に伴うことになります。

1)診断が変わった点
 A病院 ⇒ 「交通性水頭症」。頭蓋内の髄液の循環経路は異常がない、という所見です。
従って、水頭症外科治療の術式はVPシャント術となります。この場合、滞留し脳を圧迫する髄液を腹腔内に排出するもっとも一般的な手術ですが、頭蓋内圧亢進から来るリスクは回避できます。一方、体内にカテーテルという異物を入れるわけですから、手術時合併症及び以後の感染症のリスクはつきまとうことになります。
 B病院 ⇒ 「閉塞性水頭症」。中脳水道狭窄症というのは、髄液の灌流路に通過障害があるということで、A病院とは異なった所見です。
術式は「神経内視鏡的第三脳室底開窓術」。比較的新しい手術の方法で、詰まっている中脳水道を迂回する「バイパス」のための穴を第三脳室に開けるものです。手術及び術後のリスクはVPシャントよりも少ないものですが、あくまで中脳水道が閉塞(または狭窄)していなければ、施術する意味はありません。
いずれの手術も髄液の排出あるいは閉塞部の側副路をつくることで、拡大した脳室による脳への圧迫をとることが目的ですが、それがすなわち今の半身麻痺の症状を改善するか、という点でははっきりしたことは言えないと思います。ただし、既に小梗塞が多数あるのであれば、さらに脳梗塞が進行する可能性は高く、梗塞再発の際に頭蓋内圧が亢進しますから、今のままでは再発時の症状悪化のリスクが大きいことになります。そのリスク低減には役立つ手術です。
B病院は、上記の中脳水道の通過障害の有無についてA病院の所見を覆したわけですから、どこで手術する際にもその点は事前に再確認することをお奨めします。
また、いずれの手術でも脳自体の環境は改善されますが、もし現在が常に内圧が高い状態なら、上記の動脈瘤にとっては減圧によって成長(拡大)しやすいことになり、術後その変化を注意深く観察する必要があります。(手術適応の判断という総合的観点からみた場合、この点は大きなリスクとは言えません。要注意項目ということです。)

2)手術をしない場合
手術の意味とリスクは上述の通りですが、手術をしないで内科的治療に委ねる場合はそのリスクの上で血圧を厳格に管理し、脳梗塞の再発をできるだけ防ぐことになります。しかし、再度梗塞が起きたときにはその場所によっては「寝たきり」になる可能性は高いということでしょう。

本人の意識がはっきりとしているのであれば、手術するか否かは本人の意思が優先されます。ただどの程度ご自分の病状を理解しているかということと、逡巡されているのは分かりますが、やはり治そう治りたいという強い意志がないと、手術もその他の治療やリハビリもうまくいかないものですから、ご本人が治療に前向きになるように十分な話し合いが必要だと思います。
少し分かりにくいかもしれませんが、外科手術も現状を改善するとは明確には言えませんが、今後悪化するリスクを下げることはできます。そういうことから手術を強く推すことはできませんが、脳梗塞再発のリスクは相当に高く、内科的な治療もリスク低減の努力はして行くでしょうが、内科的な治療のみではかなり厳しいといわざるを得ません。A、B両病院の診断の差についてはBに確認することが大事でしょう。その上でいずれを信じるか、さらに第三の病院に意見を求めるかは本人とご家族の判断だと思います。

この回答への補足

MK1さん、ご回答ありがとうございます。

>その前に前回の質問点だった未破裂動脈瘤に関しては、B病院の診断では瘤の大きさに変化はなかったのでしょうか。

はい、変化は見られないと言われました。
ただ、A病院では「脳幹梗塞は左に数個確認」と言われましたが、B病院では「左脳・右脳共に多数有」と変化しました。瘤に変化は無く、水頭症は「交通性」から「非行通性」に変化しました。

AとBではオペの内容も変わりましたので、こんなにも所見が変わるとは正直びっくりしました。

今回のこともあり、もう一箇所、セカンドオピニオンに行く予定です。

補足日時:2005/02/09 15:57
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この回答へのお礼

MK1さん、先ほど補足を出したのですが追記します。

実は今日、3件目(C病院)のセカンドオピニオンに行ってきました。
そこでは、
・未破裂に変化なし 【B・C同意見=オペ無し】
・脳幹梗塞(右・左に多数有)【B・C同意見】
・水頭症 交通性に見える。検査入院にて判断したい

とのことでした。「オペをするなら、検査入院で原因を突き止め、適切な処置をとりましょう」と言われました。また、母の望む「半身不随の改善」は微妙とも言われましたが・・・

どうしてかと聞いたのですが、「今は明言を避けたい。とにかく検査入院後に詳しい話をしましょう。」と言われました。

いずれにせよ検査は必要だと思うので、入院をするのですが、「A病院」を勧められました。(理由は検査内容、機材共に同じ物があるらしく、通い易いだろうとご配慮頂いたようです。)検査入院はそこで行う予定です。

今回ご回答いただいた皆様のおっしゃるように、「症状の原因」を追求し、家族として最善の結果が出せるよう行動していこうと思います。

また、質問させて頂くと思います。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2005/02/09 17:45

以前のご質問でも回答させて頂きましたものです。



必要なことは全て#2MK1さんがご回答されているので、別のことを書かせて頂きます。

(外科医ではなく内科医の立場としては)以前も書いたとおり、どれが症状の原因になっているか?ということが気になります。
文面から予測するには、おそらく体が不自由になっているのは、動脈瘤や水頭症よりも脳幹梗塞が影響しているのでは?と思えます。
そうならば、手術による症状の改善は見込めませんし、逆に手術しなくても症状はあまり進行しないでしょう。(あくまでも推測ですよ)

ですから、手術を受けるかどうかはその辺りの状況を含めてということになるのではないでしょうか?

#2MK1さんの回答をよくお読みになって、次の方針を考えられるのが最善と思いますが、そういった「症状との関連性」にも注意していただくと治療の選択の足しになるのではないかと思います。

この回答への補足

yellowbirdさん、ご回答ありがとうございます。

>「どれが症状の原因になっているか?」ということが気になります。

inogeさんのご質問に書いたのですが、検査入院をまだしていないので、どれがどの症状に影響を出しているのかまだ分かっていません。

実は今日、3件目(C病院)のセカンドオピニオンに行ってきました。水頭症に限り、今回は「非交通ではなく、交通性のように見える」と言われました。詳しく決定付けることがセカンドオピニオンだけでは限界があるということで、検査入院を勧められました。入院は21日から予定しています。

yellowbirdさんの言うとおり、「どれが症状の原因になっているか?」を追求し、一つでも良い判断が出せるよう環境を調えたいと考えています。

母としては、「改善できるなら手術をしたい」と言っているので、その気持ちを最優先に、そして、「手術しても・・・」という判断が出た場合、それを踏まえた上でさらに話し合おうと思います。

本当にありがとうございます。

補足日時:2005/02/09 17:16
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脳槽造影やタップテストをしたんでしょうか?


年齢はいかほどなんでしょうか?

この回答への補足

inogeさん、ご質問ありがとうございます。

>脳槽造影やタップテストをしたんでしょうか?

まだです。病院が確定していないので、検査前になります。これから病院が決まり次第上記検査を受ける予定です。

>年齢ははいかほどなんでしょうか?

65歳です。年齢だけで見るとまだまだ若いのですが、よく80歳前に間違われます。セカンドオピニオン先の病院でも驚かれました。

実際水頭症の症状をより見極める為の検査がなされていない状態で、「交通」「非交通」と病院によって所見が変わってきているので、検査入院後にさらに詳しいことが分かってくると思います。その後、オペをするか、しないか・・・。情報不足ですいません。

補足日時:2005/02/09 17:16
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