プロが教えるわが家の防犯対策術!

現在3回生の経済学部生です。大学の3回生から「教職過程」の受講者になり、教職の単位を全部取りたいと考えるようになりました。しかし、履修が遅かったため、在学中に全単位の取得は無理なのです。そこで大学院進学で単位と免許をとるか(しかも学部変更して教育学部がいいのかもわからない)または、学部生のうちに単位をとれるだけとって卒業し、就職してのちに通信教育を使うということも考えることができます。私自身は経済学ではなく、歴史・哲学・宗教に興味がありこちらを学びたいと思っています。しかし、一度、就職して先生になりたいと思っているので就職も捨てがたい…。教職をとる上での大学院等についてのアドバイスをよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

まず、お尋ねしたいのが、教育実習はいつ行うのかということです。

今の経済学部で4年次までに教育実習が終了していれば、民間に就職しながら通信制の大学で不足単位を補うのがとりあえず免許を取得するには一番簡単だと考えます。教育実習が4年次までにとれないのなら、留年して5年次行いその年の採用試験を受けます。「就職してから先生になりたい」という考えは、否定しませんが、現在は社会、数学など500人受けて3名の採用という例も県によってありますから、仕事の合間に受験勉強ができるかどうかです。このあたりは、状況、情報をご自分で調べてみるといいと思います。
教職をとる上で大学院進学の件ですが、採用試験に受かるということを目標に考えると、働きながら受験するということより時間確保の上では若干有利かと思います。
しかし、大学院の修士論文はかなりきつく、日々のゼミの準備にも忙しいです。専門外からの修士となるとなおさらでしょう。修士論文は研究者とし一人立ちできるかどうかの最初の関門ですから、あなたがその道に進むことを希望していなくても、指導教授によってはかなり厳しいものを要求されることがあります。授業も私の通った大学では、少ないのは教授と1対1、多くても10名。専門の系列科目では予習なしには臨めませんし、発表などたいへんでした。
すでに他の方のレスがついている通りですが、大学院(教育学研究科)でも教職課程は、学部生の授業を履修しなくてはなりません。免許をとるのと修士に進むのは別個の話であり、免許をとってから教員の採用試験に通るというのは、また別の次元の話であります。私は、学部では教職をとらなかったので、通信制で取得し、教員になってから内地留学で修士に進みました。40歳間近になっても採用試験に合格できない非常勤の先生は職場に数名おります。
就職しても、教員になりたいというのであれば、仕事にも力が入らないかもしれません。
大学の相談室へ行ってみてはいかがでしょう。
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私も中学社会、高校地理公民科の教員免許を取得し、史学科で大学院の修士課程



を修了した者です。いわゆる専門家ではないのですが経験者としての立場から
回答します。
恐らく大きく分けて3つの方法が考えられます。
1.いわゆる「教育学部」に転部する。
2.経済学部を卒業し、科目等履修生か通信教育で不足分を補う。
3.大学院に進学しながら、科目等履修生となり兼学する。

この3つのどの方法を取るかは学費の面のこともあるでしょうし、あと実際どの程度教員という職業に就きたいのかという気持ちによって相当変わる気がします。
もし都道府県の教員採用試験を受験されるつもりでしたらなるべく多くの科目の
免許を持っている方がいいです。現在非常にどの県でも採用される人数は少ないです。
となると、本来あまりいいことではないでしょうが、その科目の専門性よりも
一人の人が複数科目免許を持っていれば人数配置する側の立場としては少ない人数
で効率がいいわけです^^;。逆に言えば複数科目持っている人は採用される可能性が
高くなりやすいです。(もちろんある一定レベルに達してないとダメですが)。
何が何でも教職に早めに就きたい!という気持ちがあれば教育学部の教員養成課程
専攻に入り、出来るだけ多くの科目の免許取ることが一つの近道です。ただ相当
それだけ日々の授業などもハードになります。

そこまでは・・・と思われている場合でも社会科なら中学社会、高校地理歴史公民
三つは揃えた方がよいです。私立の中高の採用では、最近中高一貫教育校が増えて
中学生高校生を一人の先生が担当することが出来ることが求められます。
都道府県の採用試験でも先に書いたようにやはり同じようなことが言えます。

2のことですが就職したい気持ちがある程度あるなら正直学部卒業の時点で
一度就職されることをお勧めします。文系の大学院は卒業した後の就職が非常に
厳しいです。(かくいう私もバイト組^^;)。経済系の大学院でしたら先輩の
動向など見て卒業した後どのような進路を進まれたのかゼミの教授などに伺って
見てもいいと思います。企業の研究所などに進まれた方など多ければそのツテなど
考えられなくはないですが、もし就職を一種の社会経験のためだと思われるなら
学部を卒業してお勤めして、確かに大変でしょうが通信教育や科目等履修生として
不足分を補ったり、自分である程度学費を貯めて仕事を辞めて本格的に勉強するの
も一つの方法です。ただやはり採用(都道府県、私立校いずれも)試験の壁は相当
厚いので、ご自身の容量やペース次第でしょうが、体力的なこともよく考えられて
自分なりの計画など立てられた方がどっちつかずにならず良いと思います。
あとは学部を5回生以上まで延長してとにかく取れる免許を取得してから就職
することも有りだと思います。ただもし希望の就職先が、生年月日制限などあった
場合、一年くらいの延長なら大丈夫でしょうがそれ以上になるとひっかかって来て
しまう可能性もなくはないので、具体的に会社の候補があるならその企業の採用
条件など大学の就職課やネットで調べてみた方がいいかもしれません。

あと3の大学院のことですが質問から推測するに専門としては人文系の方に興味が
あるみたいですね。ただ現実としては経済学部を卒業してすぐに例えば歴史などの
専攻の大学院進むのは難しいです。もちろん経済学部の大学に進まれるなら これ
までの蓄積が院でも生かされますが、もし例えば歴史の方にと思われたなら、
学部を転部してその専攻に所属して卒業論文書くことが第一になります。そうなる
と4回生終了の時点では卒業は取得単位の面から難しくなってきます。
転部が難しい場合は、通信教育などで希望の専攻の学科を卒業後に履修するという
形も考えられます。

経済・人文系専攻いずれの大学院に進学された場合にしても、だいたいの大学では
大学院生が学部の科目等履修生となって学部生と同時に教職関係の授業を一緒に
学ぶことは可能です。ただその場合、大学院の学費+科目等履修生での授業料が
かかってくきます。実際の授業費については大学について違ってくるので大学に
直接聞いてみることをお勧めします。(私の場合、学部時点で中学社会、高校地歴は
取得済みで公民科不足分を大学院進みながら科目等履修生しましたが、7コマで
30万近くかかりました。)

とりあえずまず今履修している科目を頑張りながら、自分の意思を冷静に分析して
みてご自分なりの将来的な見通しを付けてから大学の教職事務所などに相談されて
みてはいかがでしょうか?もし迷われている場合でもある程度自分なりに頭の中で
整理してから相談に行けば相談を受ける側の人も答えやすいでしょうし^^。

以上非常に長くなりましたが、少しでも参考になれれば幸いです。
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この回答へのお礼

早速のお返事本当にありがとうございます!
大変参考になりました☆
やはり文系は院に行っても就職は無いんですね(ーー;)

私の大学の経済学部での教職過程の講義は型破りなもので、教科書があってもいっさい使わないのです。ゼミよりも担当の先生や他の学生との仲も良く良い影響を受けました。
学部講義よりも教職過程で自分が一番学びたかった分野の勉強が出来たことも幸いしていると思います。おそらく「教職」をしたいのではなく「教職過程」の勉強が楽しいのではと感じています。
何故こんなに悩んでいるかというとやはり教職と一般企業就職の選択に決着がつかないんです。このまま教職をとるには教育学部(経済学部キャンパスからかなり離れているため時間&金銭的問題もある)に行って受講することや、免許も取れないのに「教育実習」も必要です。優柔不断に悩むよりも早く決めないととあせってしまってもう…。
先生にならないなら私は金融業界での就職を希望しています。今までとは違う目標を持つことが出来た「教職」は捨てがたいのです。しかし現状は甘くないですよね。2番の選択をしてみようかなと思います。今以上に勉強を頑張り、自分を磨きたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2001/08/28 10:59

就職とは先生になることを指しているのでしょうか?


だとしたらまず先生になることです。
大学院に行けば専修免許が取れますので学部卒よりは若干教員採用には有利かもしれません。普通の企業に就職してから先生になることを目指すのでしたら、就職を勧めます。大学院に行っても文系では企業の役に立ちません。就職することすら困難になります。
まずは何のために教職の単位を全部とりたいと思うのかを明確にすることです。単位マニアでなければおのずと答えは見えてくるでしょう。
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