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極端な言い方をすれば累進課税&福祉というのは働けば働くほど所得からたくさん税金をとられ貧民に分け与えるということだと思います。これをきつくしていけばただの社会共産主義国家になると思うのですが、社会共産主義と累進課税&福祉の違う点を教えてください。累進課税制度のメリット、デメリットも教えてくださると幸いです。また日本は‘世界一成功した社会主義国‘と以前は言われた程ですが実際に諸外国に比べ日本は累進課税&福祉の度合はきついのでしょうか?

A 回答 (1件)

 社会主義・共産主義社会は『生産手段の社会化』つまり、生産のための工場などの設備を、資本家の所有から社会による所有に移すことを目指します。

税の累進は関係ありません。生産関係そのものを変えるということです。
 税の累進性&福祉は労働者の不満をそらせることができて、資本主義的生産関係を維持するのに役に立っているわけですから、非常に資本主義的といえなくもありません。まあ、これがメリットともいえます。
 累進課税&福祉のデメリットとして、『働く意欲がなくなる』という意見が代表的な意見ですが、2億・3億と所得のある人が、2000万3000万の減税措置(97年の最高税率引き下げ)がなくなったとして『働く意欲』をなくすか?はなはだ疑問です。
 日本が高福祉か?という質問ですが、GDPに対する社会保障費の割合は先進国中最低ランクです。とりわけ年金制度が貧弱すぎます。高額所得者の最高税率も非常に低くなりました。それでもまだまだ福祉を削りたい人たちが、『日本は成功した社会主義だ』などと暴論をはいているのです。

参考URL:http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/kyuhuhi-h8/3/P5- …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。累進課税&福祉のデメリットとして、『働く意欲がなくなる』とのことですが
イギリスの例も(イギリス病)もありますしあながち
嘘ではない気がします。

お礼日時:2005/03/15 10:20

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