ライブドアって何がしたいの？

ライブドアはニッポン放送株を買い取って、フジにも影響を与えたかった・・・。
っていうのは昔の話ですよね？
フジもニッポン放送株を２５％以上保有しちゃったし。

ラジオ局の経営でもしたいの？
この先、ライブドアがニッポン放送の経営を牛耳って何の得があるのか教えてください。

No.1 回答者： miyamaez 回答日時： 2005/03/19 21:57

ニッポン放送はフジＴＶの親会社で筆頭株主というところがネックだと思います。

No.2 回答者： IceDoll 回答日時： 2005/03/19 21:59

フジに影響を与える方法はいくらでもあります

公募でも第三者割当でもいいですから増資すればフジの25%を下げられます
またすでにニッポン放送はフジテレビの株を22.51％もっていますからライブドア側が経営権を握った後に28.5%取得できればフジテレビの株主総会で経営権を握る事も可能です

またニッポン放送だけでも非常に大きい資産を持つ優良企業です
連結決算に加えられるだけでもかなりのメリットです

No.3 回答者： yujit84 回答日時： 2005/03/19 22:03

ラジオ局単体ならば絶対に買収はしなかったでしょう。

あくまで、ニッポン放送が持ってるフジテレビやポニーキャニオンの支配が目的です。
25%以上と言いますが、ニッポン放送の増資をすることで分母が大きくなりますからフジの25%枠は無効になる危険があります。ラジオ局なんてどうでもよくて、フジサンケイグループ全体の乗っ取りを図っているのです。

堀江さんが言うには、インターネットとメディアの統合が目的だそうです。（その二つだけじゃなくて、金融やもろもろあるそうですが…）
アメリカでは、ＡＯＬタイムワーナーの事例が近いのではないでしょうか？ただ、買収したはずのＡＯＬ側が駄目になっちゃったますが…。

最後に個人的な見解を述べると、堀江さんはまずライブドアのコンテンツを充実するべきだと思いますね。
そんなに金があるなら。インターネットの世界で魅力あるコンテンツを提供しないと、フジサンケイグループとしても友好的に提携していこうと思わないですよね、今の現状じゃ…。

No.4 回答者： zihard99 回答日時： 2005/03/19 22:18

＞ライブドアはニッポン放送株を買い取って、フジにも影響を与えたかった・・・。

っていうのは昔の話ですよね？

いいえ。これからが本当の戦いです。
当初からいまでもフジを狙っていました。

昨年暮れのビデオには堀江氏と部下が
「本丸、本丸、本丸、本丸。本丸がなにか？カメラ止めたら教えてあげるよ」というシーンが映されていました。
つまり昨年から今回ののっとり劇を企てていたのです。

ただ、今回ＬＢ社のＬＢＯによるフジ買収という情報が漏れ株価が高騰してしまったので、かなり厳しくなりました。

フジを完全にのっとれないまでも３３％まで買い進め、なんらかの影響をフジサンケイグループに与えることができるようになるでしょう。

No.5 回答者： bullfrog 回答日時： 2005/03/19 22:21

インターネット上で多彩なメディアを扱いたいのではないかと思います。

ニュースはすでにスタートさせていますが、記者クラブに入っている会社を手に入れれば、ニュースを自分たちで書くこともより簡単になります。
ラジオ局もテレビ局も、たくさんのコンテンツを持っています。それをインターネットと関連させて商売をしようと思っているのでしょう。もちろん既存の企業もやっているのですが、ライブドアがそれを自分たちでやりたいと思っているのだと思います。
今はラジオよりもテレビの時代ですから、テレビ局が手にはいるならそれに越したことはないだろうなぁと思います。
そして、次なるインターネットが主の時代（来るのかなぁ？）に備え、あるいは切り開いていこうとしているのでしょう。

No.6 回答者： noname#16526 回答日時： 2005/03/20 05:20

現在ニッポン放送は２２．５％フジの株を持ってますがあと２．５％買えば２５％以上になりフジもニッポン放送に対して特別議決権を使えなくなりますのでお互いさまになります。

今現在メディアで一番力のあるテレビを手に入れたいんだと思います。そこに本来は規模で見れば子会社のはずのニッポン放送がフジテレビの親会社になっているという日本の身内だけやる古い体質の弱点をついたんだと思います。もともと堀江社長はフジテレビを欲しがっていましたし、現在も資金さえなんとかなればすぐにでも買収に乗り出すでしょうフジにはいまの所あまり手がない状態ですのですぐに動かなくても株価が少し落ち着いてから買うことも考えられますし色々方法があると思います。
それとこの騒動で相当ライブドアは有名になりました、インターネットをやったことがない人でもライブドアを知らない人を探すのが難しいくらいになりましたからそれだけでも名を売るのに成功したのでメリットはあった言えると思います。
堀江社長は以前世界一のメディア企業にしたいと言っていましたしフジサンケイグループを手に入れれば１兆円近い売り上げがあります。ロケットを作って宇宙旅行を実現したいとか色々夢があるようですし、いずれにしてもまだまだ話題を作りそうですね。

No.7 回答者： a375 回答日時： 2005/03/20 16:47

何方もあまりお書きになっておられませんが、ラジオにしてもTVにしてもこれは許認可事業＝政府の認可を得て電波の割り当てをもらは無ければなりません。

今から申請を出していつになれば認可されるかまったく見当も付きません。それにＴＶのデジタル化の進行が迫っています。このデジタル化に乗り遅れないことこそがライブドアーの狙いで、それには今メデイアに食い込むことが重要だと考えているとおもいます。デジタル化はＴＶをみるから使うに変化してゆきます。見たい番組を見たい時間に、車の移動にともなうノイズの解消、携帯でも見れるとかこれこそがライブドアーの得意の分野に吸収してしまいたいと思うのは成りゆきだと思います。最初に書きましたがライブドアーには時間が無いということがこの買収劇の底流になっている様な気がしてなりません。

No.8 回答者： tribal_area 回答日時： 2005/03/21 00:09

ネームバリュー（ブランドとも言いますが）が手に入るから、というのが最大の理由だそうです。

ニュース解説の受け売りなので、私はこの説を信じている、という回答になってしまうのですが、結局ネットビジネスは実業では無く、虚業だと言うのですね。

例えば製造業であれば、新しい機能やより良い性能、デザイン等で競合先に差をつけて（＝それがセールスポイントになる）商売を大きくして行きますよね。

でもインターネットの商売って、結局似たような会社が乱立している状況で、その中で生き残ろうとすると、どうしてもイメージ戦略が必要になる。

つまり、同社の提供する商品というのは、性能云々よりも、イメージが先行する”イメージ商品”なので、全国的に知名度が高いフジサンケイグループのブランドは喉から手が出るほど欲しい”看板”なのです。

もちろん#7の方が回答されている、デジタル化に乗るという意図もあるのでしょうが、最大の理由はやはりブランドが欲しいからという方が、私はシックリ来ます。

>ラジオ局の経営でもしたいの？
インタビューを何度も見ましたが、ラジオやTVの様な電波媒体ビジネスを真剣に構築して行こうとするビジョンは感じませんね。リスナーや視聴者をどう楽しませてくれるの？という考えが伝わってこないですよね。ラジオ局の経営を真剣にしたい訳では無いでしょう。

ライブドアに不信感を持つ人達は、フジサンケイグループを含め、このビジョンの欠落に不信感を持っているのでは無いでしょうか？

No.9 回答者： noname#11596 回答日時： 2005/03/23 01:03

全くの私見です。

堀江氏の目的は、巨大企業グループの構築であると思います。言い換えますと、昔の三菱や三井のような財閥規模でのビジネス展開です。おそらく彼にとっては、ニッポン放送やフジテレビなどの個別企業にはあまり関心が無く、フジサンケイグループに関心があり、ライブドア社を頂点として、一大企業グループを作りたいと本気で考えているとおもいます。放送、新聞、不動産、音楽、出版、流通などとポータルサイトの融合を彼はよく言いますが、企業グループ形成にかんする彼のグランドデザインは、すでに持っているとおもいます。しかし、詳細かつ具体的なレベルでのビジネスについての設計までは、持っていないと思います。しかし、フジサンケイグループを手に入れれば、間違いなく業界最大手のソフトバンクグループ（ヤフージャパン）と十分対抗できると思います。また、時間をかけずに事業規模の拡大を狙う場合、優良企業の買収は、最も合理的です。

No.10 回答者： agu1980 回答日時： 2005/03/25 12:00

↓の皆様も書いておられますが、やはり現代の三井、三菱あるいは住友のような巨大堀江財閥を作りたいのだと思います。

そのためなら仕事は何でもいい。野球でも競馬でもアダルトでも。まあ放送メディアは一番ほしかったモノだったので、無理やっちゃったんでしょうな。

だってあの会社の主な収入は実は証券ですよ。「ＩＴ企業」なんてただの隠れ蓑。広告の一環なだけ。今後も「ライブドア××」と名がついた会社をじゃんじゃん作って「伝説の人になる」というのが彼の目的っぽいですよね。

彼は学生時代、意外と目立たない人だったらしいですが、今はテレビに映るのがうれしくて仕方ないって感じですよね。それが本音なんじゃないかな。

そんなに大きい会社にしたかったらＭ＆Ａなんかじゃなく、自分で放送局でも野球チームでも作ればいいのに「既にできてるモノ買って来る」ってのが彼らしいよね。若い人たちが「あの方が簡単だ。是非マネしよう」なんて思わなきゃいいけど・・・

余談ですが彼の横にいる他のライブドア役員や弁護士が、みーんな「何かうさんくさい風貌」に見えるのは私だけ？　あれで好感度落としちゃってる気もするんですが・・・