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水素キャリアとしてアンモニアが注目されていますが、質問です。

①液体アンモニア 1kg=アンモニアガス 何m3でしょうか?
②アンモニアガス 1m3を分解すると水素が何m3とれるのでしょうか。
 (↑上記分解には別途熱が必要なのは理解しています。)

A 回答 (1件)

①液体アンモニア 1kg=アンモニアガス 何m3でしょうか?



「標準状態」(1気圧、0 ℃)で、気体は 1 mol の体積が 22.4 リットルです。
この値は「理想気体」のものですが、現実の気体もほぼ同じようなものです。
アンモニア NH3 のモル質量は
 14 + 3 = 17 [g/mol]
ですから、1 kg は
 1000 [g] / 17 [g/mol] ≒ 58.8 [mol]
です。
従って、標準状態での体積は
 0.0224 [m^3 /mol] × 58.8 ≒ 13.2 [m^3]
ぐらいです。

②アンモニアガス 1m3を分解すると水素が何m3とれるのでしょうか。

単純に分解すると考えれば、
 2NH3 → N2 + 3H2
ですから、「アンモニア 2 mol から 水素 3 mol が生成する」ということです。
従って、両方が気体であれば、上に書いたように標準状態での体積は mol 数に比例するので、
「アンモニアガス 1 m^2 から 水素ガス 1.5 m^2 が生成する」
ということになります。
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この回答へのお礼

早々のご回答ありがとうございました。
アンモニアが水素キャリアとして有望視されるのが理解できました。

プラントコスト次第でしょうが、期待できますね。

お礼日時:2022/02/18 16:48

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