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今の時代、官選知事など復活させるべきではないですよね。

それなのに、官選知事と同じことをしている組織が令和の世の中にたった1つだけあります。
それが警察です。

日本の警察は、警察庁のキャリア官僚が地方の警察に幹部として出向し、頭を抑える仕組みになります。
これは戦前の官選知事制度と全く同じで時代錯誤です。
戦前の特高警察の反省から自治体警察を作ったはずが、このとおり、建前にすぎないものになっています。
自治体警察が根本的に無理だというなら国家警察に戻せばいいし、曲りなりにも都道府県ごとに設置する自治体警察という体裁を保つなら完全な自治体警察として独立すべきではないでしょうか?

A 回答 (1件)

現行の警察制度は国家警察と自治体警察の折衷になっている。

それを国家警察に戻せ、あるいは完全な自治体警察にすべきと両極端をおっしゃるのは、机上の空論だろう。
机上の空論は浅い知識のせいである。以前の質問(13218190)で、「フランス、イタリア、インドは」「内務官僚が県知事として着任している国」とおっしゃった。
しかし、フランスのその制度は40年も前に廃止されている。1982年、住民の直接公選による県議会議員の中から、県議会議長が互選されて県知事も兼務するようになった。
また、県知事とは別に県地方長官(国から任命される)がいて、県内の国の事務(日本で言う法定受託事務)を担当している。
一方、イタリアではフランスより早く住民の直接投票で選ぶようになった。ただし、県知事のことをイタリアでは県首長と称し、県地方長官のことを県知事と称する。そのため、イタリアで内務省から県知事が派遣されると言っても、県内の国の事務を担当する人なわけである。

以上、フランス、イタリアでは中央集権から地方自治へ段々と移行してきた。一方、警察に関しては、むしろ自治体警察から国家警察へ多少移行している。これは広域犯罪などに対処するためだろう。
要するに、ご質問者の認識はあまりにも古いから、現在の警察制度についても「戦前の官選知事制度と全く同じ」と言い出す始末なのだった。
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