プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

宗教家が人生の話をするのはなぜですか?

お坊さんの人生相談コーナーみたいなのをよく見かけるのですが、結婚、仕事、家庭問題など、宗教と何の関係があるのかよくわからない相談をしています。

仏の教えに、結婚や仕事、家庭の在り方に関する教えがあるのですか?

A 回答 (10件)

結婚、仕事、家庭問題のどれもが宗教と密接に関係しているからです。

なので普段宗教に縁遠い(ように見えている)生活を送っている一般人にはそう言った切り口から話した方が分かりやすいと思います。
    • good
    • 0

お経を読むだけの坊主からすると


人生相談なんて、気の利いた坊主ですね

法華経法師功徳品第19には
「諸の説く所の法は、其の義趣に随って、皆実相と相違背せじ。若し俗間の経書、治世の語言、資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん」
とあります
分かりやすく言うと
「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」
と言う事です。更に分かりやすく言うと
「社会全般の政治・経済・産業・日常生活は皆、法華経と相反する事はない」と言う事です。

釈迦の経典は、現実の生活を離れては無い。社会に密着した教えなのです。
釈迦は、あるとあらゆる悩みや相談や疑問に答えています。
それを集めたのが釈迦の経典なのです。
釈迦の弟子達も、民衆救済のため、常に出歩いています。

寺は、坊主が住み着くところではなく、雨季等の季節に、危険を回避するために坊主が集まり、学習していた所なのです。集合離散の拠点なのです。
いつの間にか、冠婚葬祭に金儲けに忙しい、坊主の巣窟になりました、

人生相談が、まともにできる坊主がいるとしたら貴重な存在です。
    • good
    • 0

キリスト教であれば、全知全能の創造神が


いるわけです。

全知全能なのに、どうしてこの世は矛盾に
満ちているんだ。
我々はどうしてこんなに悩み苦しまねば
ならぬのだ。

こういう疑問が出てくるわけで
宗教家はそれに回答します。

だから、必然的に人生の事についても
話が及ぶことになります。



仏教でもそうですね。

何で、こんな悩みがあり、苦しむのだ。
それは悟っていないからだ。
悟りとはこういうものだ、
悟るためには、こういうことをする必要があるよ。

それで、人生を語ることになります。
    • good
    • 0

仏教とは、人生の悩みの相談するための宗教だからです。

そもそも開祖の仏陀は人生の悩みや精神的苦痛から逃れる術を探求して悟りを啓いた人物です。
人間の煩悩の数を細かく分析し、108種類という多い数に分類している宗教は仏教以外にありません。

ここまで細かく悩みを分類してあれば、結婚や仕事、家庭の在り方などなどどんな悩み相談でもOKです。
    • good
    • 0

料理の方法の話しをするのは、料理人や食に関心が高い人。


授乳や子育ての話しをするのは、育児経験のある人。
夫婦や親子のことでも、その経験者や関心がある人は、話しができます。
未婚者で、子育ての経験がない人でも、夫婦や親子のことにあれこれ言うことは出来ます。
自分で泥棒や傷害事件を起こしていない人でも、検事にも、弁護士にも、裁判官や裁判員になって意見を出せます。
学校の先生でも、自分では運動をしない人でも、スポーツ競技や選手について色々と言うことがあります。
宗教家が人生の話しをするのでも、会社経営者や政治家が人生の話しをするのでも、何も不思議なことはないです。
ただ、「話しをする」ときには、通常、その話しを聞く人がいるものです。 聞き手がいないとことが分かっていて「話をする」人は珍しいです。
学校の教室だと生徒は先生の話を聞くのが当たり前になっていて、先生の話を聞かないのはダメとされることが多いです。 そういうもの、そういう状況や場ではないときには、聞き手は「その話をその相手から聞きたい」ということが多いです。
宗教家が法話、講話、説教をするのは、聞き手である信者が、そうした話しを聞きたいという期待を持って宗教家のいるところに行くからということが多いです。
なお、日本の葬儀・法事・法要で宗教家(僧侶)が読経のあとで、話しをするときは、参会者・参列者が「きっと法話がある」と考えていることが多いと想像しているということと、せっかくの機会なのでこの際に、仏教にあまり関心のひとにも関心をもってもらえる話しをし始めて人生で悩みや辛さを軽くする心の持ち方ができる話しをしようという"布教"の一部です。
https://mijyukusoublog.com/obousan-houwa-shinai
https://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid= …
https://higashihonganji-shuppan.jp/books/j00009/
http://www.ryushotemple.sakura.ne.jp/houwa/houwa …
仏教、大乗仏教の場合、宗教心のない人にも、人生には老い・病気・怪我・人間関係・仕事・貧苦・身体に関して何かの辛さがあることが多く、そういう人に救いの手を差し伸べるのが僧侶の役目だと考えていることが多いのです。 なので、機会があれば積極的に説法をしようとするのです。 「仏の教えに、結婚や仕事、家庭の在り方に関する教えがある」のではなく、人が抱えて悩んだり苦痛に感じたりする事態になることに対する対策を、僧侶の視点で、過去の法話の事例や人生相談の事例を参考にしつつ、話法を工夫しているのです。
    • good
    • 0

もともと坊さんのお仕事に「お悩み相談員」ってのがあるんです。


だから修行の時も問答を繰り返して、相談を受ける力、答える力を磨いています。
    • good
    • 0

>>宗教家が人生の話をするのはなぜですか?



国や民族の違いによって、いろんな価値観があります。
その価値観を決める根本にあるのは「宗教」なんですね。

だから、法律はもとより、経済活動、結婚、仕事、家庭のあり方がどうあるべきか?を考える場合、当人が意識する、意識しないにしろ、「これがいい」「それはダメ!」っていう判断の根本にあるのは宗教的価値観なんです。
そして、現時点で、既成宗教において、それなりに答えているのは仏教くらいしかないのです。
でも、仏教は誕生して2600年以上も経っています。
19世紀以降、科学が発達し、近年ではネットの発展で大きく世界が変化しました。
既存の仏教では、多くの人々の悩みを解決できません。
そのため、大川隆法総裁によって「幸福の科学」が創られ、現代の経済活動、結婚、仕事、家庭のあり方にたいしてアドバイスをされているのです。


余談ですが・・・
幸福の科学が制作した映画「世界から希望が消えたなら。」で、大川総裁の半生を元に、一部改変したものがあります。
その中で、主人公の御祖真氏は、心臓発作を起こしながらも、かろうじてICU治療で助かるって描写がありますが、あれは嘘なんですよね。

本当は、大川氏は、前日に心臓が停止していたんです。心臓が停止しているということは血液が循環していないことになります。肺もまったく機能していなかった。
そういう状態が1日続いていても、「ちょっと気分が悪い」っていう程度で普通に食事し、動き回っておられた。
医学的には絶対にありえないことが起こっていたんですよね。

まあ、この真実をそのまま映画のストーリにする案もあったようですが、いろいろあって、ゆるゆるな描写になったようです。
    • good
    • 0

あります。


釈尊はインドの王子として生まれ、国民のさまざまなことに悩む姿を見て、どうしたらより良く生きられるのか悟りを得るために修行に出ます。
そして、人には8種の苦しみがあり、それを乗り越えるにはどうしたら良いかと言うことを説いた教えが仏教です。

8種の苦しみとは
生苦  衆生の生きていく苦しみ。
老苦  衆生の老いていく苦しみ。体力、気力など全てが衰退していき自由が利かなくなる。
病苦  病気であることの苦しみ。 様々な病気があり、痛みや苦しみに悩まされる。
死苦  死ぬことへの苦しみ。

この四つの苦を「四苦」と言います。
これに加えて

愛別離苦(あいべつりく)  愛する者と生別・死別する苦しみ。
怨憎会苦(おんぞうえく)  怨み憎んでいる者と一緒にいる苦しみ。
求不得苦(ぐふとくく)   求める物が思うように得られない苦しみ
五蘊取蘊(ごんじょうえく) 五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならない苦しみ

で四苦八苦と言います。

仏教の功徳とは「抜苦与楽(ばっくよらく)」なのだそうです。
    • good
    • 0

宗教と言うのは、安定した人生を願うという考えが基礎にあります。


人生の話をするのは当然です。
    • good
    • 1

宗教というのは人間の行動規範でもありますから、行動に迷ったときは宗教がどのような規範を提示しているかを指し示すことは重要かと思います。



その宗教が人間の行動規範として正しいのかどうか、という問題は残りますし、そここそが重要なわけですが、ともあれ宗教は行動規範でもあるので、行動に迷ったときは宗教の教えが役に立つことは十分にあり得ます。

宗教は何を目的としているか、という点について考えてみればわかると思います。

おっしゃるような質問は、日本における宗教(とくに仏教)が葬式仏教に堕してしまったからではないでしょうか。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す