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社会人男性です。高校生時代、学業に厳しい両親から学業に専念するため、部活には入れてもらえませんでした。
国語が苦手だったため、仕方がないとは思いますが、今思えば学生時代は部活をした方がいいと思います。
というのも部活をしないと、以下が起こりうるからです。

・青春ができず、大人になっても不完全燃焼のまま、頭の中が青春を取り戻すことで精一杯になり、仕事に手がつかない

・恋愛する場面が一気に限られるため、経験がつめず、結果大人になってから拗らせ、婚期が遅れる

・社会人になると、なんだかんだ地頭よりコミュニケーション上手の人の方が稼いでいるので、勉強に専念させるのはむしろ、将来に逆効果

・コミュニケーション能力育たない、恋愛できない結果、自尊心が育たずに大人になってから闇を抱える

・なんなら高学歴貧乏、低学歴成功者が増えているため、むしろ机上の勉強よりコミュニケーション力育てた方がいい


みなさんは学生時代は学業に多少難があっても部活させた方がいいと思いますか?

A 回答 (1件)

理由は異なりますが、部活はあった方が良いと思いますよ。



以下は長いので興味があればお読みください。

質問者さんの場合が当てはまるかは何とも言えません。未成年の時は自分の状態が分かりませんからね。親御さんの判断を正しいとするしか無いです。とはいえ「未経験の部分に答えがあるのかもしれない」と考えるのはアリだと思います。

質問文を読むと「お悩みの部分」は恋愛や人付き合いに特化していますよね。恋愛部分を部活が補填するというのは無いと思います。青春が不完全燃焼であると感じる点については「マンガ」「アニメ」が煽り過ぎる部分を差し引かないと行けませんよ。実際は「あれ?」と思っている間に通り過ぎるのが普通でしょう。

今の自分に満足できない(もしくは過去の経緯で損をしているのではないか?)と考えるのは20歳代で起きる自然な欲求であり、通過儀礼だそうです。アイデンティティの確立問題と言って非常に深刻(「自己肯定できず」物凄くつらい)なテーマです。苦しさを抜け出すヒントとして「社会との繋がり(その手応え)」が重要だと思います。

そういう意味では「学生時代の横の関係」以外の新たな関係を本能的に欲するのでしょう。その答えを「恋愛関係だよね?」と思いこんでしまうと、過剰にパートナーへ「何か?」を求めてしまいます。これは良くない展開になるでしょう。もっと別の関係(関係から生み出される安心感などの快感)があり、それを自分が知らない(未経験)のだと思いましょう。

「本当の答えは上下関係である」

学生が就職を嫌がる原因として「上下の関係で無理矢理やりたくない事をやらされる」と怯えるからです。私にもそういう経験がありました。しかし先輩の殆どが「ナニコレ親より甘い?」と気が付くと一気に違う物に見えてきます。勿論、赤の他人ですから負担を掛けてはいけませんけどね。

「本当は甘えた方が良いのにトゲトゲで迎え撃つ」

新人あるあるでしょう。しかし「赤の他人が甘えさせてくれる説」と言うのは中々信用できないですよ。恥ずかしいですよね。間違えると失礼になります。そちらも怖い。という事で「社会人として先輩に上手に甘える」と言うのはかなり難しいんです。これをスッとやるため「部活の中で上下の関係(快感)を知って置く」というのはアリですね。その経験があったとしても始めのうちは怖いです。未経験の人はもっと怖いと思います。

このサイトで大分前から回答者をやっています。10年ほど前は「友達がいない」と悩む人が多かったです。最近は「彼氏彼女」の話が多いですね。特に「彼氏(彼女)可笑しいと思いませんか?」という告発が増えています。一体何が起きているのか?と悩みました。そこでアニメなどのサブカルがどう変化しているのか調べました。やっぱり過剰に美化している部分があるようです。その中で驚いたのは「上下の関係を描けていない」という(小説家や漫画家などの)作者の力不足です。

「ああ・・・この人達、帰宅部?
 そのまま社会に出て作家をやっちゃえば上下関係経
 験するシーン全くないよね。漫画やアニメ、小説を
 読む人は注意しましょう。欲求不満の原因を友情や
 恋愛に求めて現実と乖離する世界を描くバッドコン
 テンツが増えてます」

家族関係、友人関係、恋愛関係、ここに上下関係と言う新たな関係が加わらないと心のビタミン不足になるんです。「上下関係」を避けてしまうと友人や恋人に(本来は先輩や後輩に求める事なのに)過剰に求めたりします。上下関係に含まれる快感と言うのがあるのですが「経験した事が無い」ため分からない。漠然とした欲求だけを感じて「何が不足しているのか?」知らないまま苦しんでいるようです。

「ああ、早く彼氏作って甘えたい」

「ん? それ先輩に求める内容じゃない?」

「なにそれ? あんた可笑しいんじゃない?」

「いや・・・まあいいけどね」

いやまあいいけどね。と思うこと沢山あります。はてなき承認欲求の正体は上下関係ビタミン不足だと思います。経験が無く知らないという人も多いんでしょう。

「大人になると落ち着いてくるって言われますけど。
 自分はそうなっておらず自信が持てません」

「そうか? 俺はお前可成り優秀だと思ってるぞ。
 俺の時に比べたら・・・こんな良く出来た奴が後
 輩にいると思うとむっちゃ緊張するぞ」

等と先輩に言われたら承認欲求など一発で吹っ飛びますよ。勿論、上下関係を正しく築けていないと一生無いシーンです。ということは承認欲求で一生苦しむわけです。上の二人の会話は「親でも無い赤の他人へ自分の成長で相談するという甘え」を後輩はやっており「嘘か真か判別できない自分の感想をサービスとして返して元気づけている(甘やかしている)」わけです。これ(こう言った認めてるぞ?発言)が先輩から出ると全然違うんです。

「異世界に転生して無双する夢を見るくらいなら、
 現実に居る先輩に甘えるやり方を会得しよう」

世界中が上下関係ビタミン不足で苦しんでいると思えます。その苦しさを攻撃に変えている状態に見えます。

「対等の関係を求める事で痛みが増すこともある」

自分に有利だと思って要求してしまいますよね。これは可哀そうです。

「上から抑え込まれるのが怖い。だから対等を求め
 る。だけど本当は対等を超えて甘えたいのだと気
 が付かなければ行けない」

要は「一度↑に持ち上げてから甘える」というのをすれば良いのです。上に持ち上げるときに「無理難題を強制されたら怖い」と怯えますよね。このあたりで止まってしまっている人がいるようです。

今の人は「上下関係怖すぎる」と怯えすぎており「コミュニケーション」と言う言葉を使って逃げようとします。それは無限の承認欲求を生み出し精神に疾患が生じるほど悩む原因となります。

「何かあったら先輩の所へ・・・」

私は反射でこうなってます。ある時、偉い方が「○○さんに聞かんとわからんわ」と(○○さんは引退したその方の先輩)言っているのを聞きました。そういうものなんです。政治家も同じですよ。

「嘘か本当かはどうでもいいんだ。先輩から大丈夫だと
 言われると落ち着くんだ。冷静になって自分の力を出
 し切る事が出来るようになるんだ」

これ本当です。

私は困って相談に来た後輩に向けては「とにかく好い加減な回答を出す」ようにしています。すると後輩が怒って「この場合はどうするんですか?」と言い返してくる。それも適当に「俺が知るか」とやってますと、落ち着いて(本人の頭が働くようになるので)来るみたいです。

自分一人では頭が切り替えられない時があります。そういう時の悩みは親にも友人にも恋人にも相談できないと思いませんか? 上下の関係だけが解決できる悩み(安心感。冷静に成れる。割り切れる。勇気を得られる)があるという事です(あるどころか多い。社会人の大半はそれ)

さて長く成りました。部活動は恋愛の助けに成ったり精神を充実させる助けになる分けではありません。「上下関係」を恐れない耐性を作るために良い練習場になると思います。そして皆さんの本当の悩みは「自己を肯定」するための道具として「上下の関係」が必要である事を知らない事です。それを知らないため友情や愛情に答えを求めている(その先に幸せがあると憧れてしまう)のでしょう。

一人で戦うのは怖いですが社会に出れば仕方ありません。そういう時は上下の関係がありがたいんですよ。結局は「冷静に成り自信を取り戻した自分が解決する」わけですが「独りでは恐怖から乗り越えられない」のは間違いないのです。

という事で過去の(青春時代に経験しておくべき事だった)不足分は今でも取り返せます。上下の関係を意識して繋がりを増やしましょう。

以上、ご参考になれば。
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