プロが教えるわが家の防犯対策術!

夏目漱石作の俳句
「骸骨やこれも美人の成れの果て」

これは蓮如の御文章の一節「朝に紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」、また、和漢朗詠集の義孝の漢詩からの引用でしょうか?
仏教思想に傾倒していた漱石であれば知っていそうですが
調べてもあまり詳しいことが書かれていないので、関連性があれば教えて欲しいです

A 回答 (1件)

骸骨や是も美人のなれの果



25歳で亡くなった兄嫁の追悼の句だそうですね。
兄嫁は大変な美人だったようで思慕していたとの説もあります。
このときに追悼としていくつかの句をつくっています。

有る程の菊投げ入れよ棺の中
今日よりは誰に見立ん秋の月

漱石に限らず当時の文化人なら当然この一節「朝に紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」を承知していたでしょう。

でも亡き兄嫁を弔うという句のひとつと考えた場合、引用したというのではなく、漱石の心の内を吐き出したものではないでしょうか。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています

関連するカテゴリからQ&Aを探す


このQ&Aを見た人がよく見るQ&A