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例えば、人差し指にものが触れたときと中指にものが触れたときでは、触れた位置が異なることを脳で判断できますが、神経はこの違いをどのようにして伝えているのでしょうか?

自分でも調べたのですが、「受容器で感知した適刺激は、それに連なる感覚神経(sensory fiber)で、符号化された情報として、中枢へ送られる。」とあり、符号化されたという部分が分かりません。

電話の場合、電話線が1本であっても電話番号という識別方法がありますが、神経にも電話番号(アドレス)があるのでしょうか?

A 回答 (3件)

> 感覚神経と脳の感覚野の担当部分は神経細胞でできた糸(のようなもの?)で1対1で繋がっていて、感覚神経の数だけ糸(?)があるということでしょうか。


感覚神経の数だけ神経線維があります。
神経細胞では細胞体からたくさんの樹状突起と長い軸索が伸びています。感覚神経細胞は細胞体が脊髄にありそこから軸索が一本伸びていますが、その軸索の末端が感覚受容器になっているため、その長さは長いものになると1mにもなります。
また、感覚受容器の刺激を伝える神経は脳の感覚野に至るまで三種類あり、脊髄と間脳で接続しています。一つの感覚受容器の情報が、三個の細胞で脳まで伝わるわけです。感覚受容器はたくさんあるので、神経線維の数は膨大なものになります。
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この回答へのお礼

納得しました。
たくさんの神経線維があの細さに束ねられているなんて不思議です。
何度もお答えいただいてありがとうございました。

お礼日時:2005/05/10 23:02

TCAさんの完璧な回答の後では気が引けますが…



感覚細胞と脳に送る3個のシナプスをまとめて感覚ユニットといいます。このユニットがそれぞれの感覚野につながっています。ですからアドレスは脳にあります。

例えば頭とおしりの感覚ユニットの神経をつなぎ変えると,本当は頭がかゆいのにおしりをぼりぼり掻くようなことに理論的にはなるようです。

同様に筋肉も運動ユニットで動かされています。脳の運動野から,例えば手への運動ユニットは他の部位に比べてたくさんあります。ですから極めて微妙な調節がきくわけです。

感覚も運動もユニットの数が多くなれば当然脳の使用される面積も広くなることになります。この辺は参考URLの更新情報「脳の中のこびと」をご覧ください。

参考URL:http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/brain/brain/
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この回答へのお礼

ありがとうございました。神経線維で感覚野と感覚ユニットが神経線維でつながれているということが分かりました。神経線維は髄鞘というもので絶縁されているみたいですが、何千何万という神経線維が束ねられているのだから、信号がもれたり干渉したりしないか疑問に思います。
リンク先などもよく読んでみたいと思います。

お礼日時:2005/05/10 22:17

感覚神経は、体表のどの部位に末端があるかによって、情報を脳の感覚野のどこに送るか決まっています。

つまり脳では「この領域に来ている神経からの情報だから、これは人差し指の感覚だ。」というように判断しています。唇や指先など、敏感なところほど感覚神経の数も多く、また情報を受け取る感覚野の面積も広くなっています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

感覚神経と脳の感覚野の担当部分は神経細胞でできた糸(のようなもの?)で1対1で繋がっていて、感覚神経の数だけ糸(?)があるということでしょうか。自分でも勉強してみます。

お礼日時:2005/05/09 21:45

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