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こんにちは。

ハウスメーカーから提示された仕様を見ると、隅柱は4寸、間柱は3.5寸の標準的な仕様なのですが、土台が3.5寸となっていました。素人が考えるに、同じ4寸のほうが、おさまりが良いように思いますがどんなもんでしょうか。

A 回答 (5件)

こんばんは。



建築なさる建物はいわゆる在来軸組工法と思って良いですよね?
私も新築時に提示された仕様が同じでした。
施主様は住宅金融公庫をお使いになるのでしょうか?

私は最終的には公庫は使いませんでしたが、
設計完了時には公庫を使う予定にしていました。

実際自分も疑問に思ったので、設計時に設計士さんと建設会社の方に伺ったところ、
公庫融資仕様を満たす基準で問題ないと回答を得ました。
ですのでこの仕様で建築しても問題ないということです。
(公庫から借りない場合はもう少し緩い基準らしいです)
設計士さんのお話では土台4寸にすると強度は
少し上がるが、逆に間柱が0.5寸合わなくなるので、
その部分のおさまりは悪くなりますとのことです。
(逆は問題なければこの部分は気にしないでください)

また全ての柱を4寸にしてしまうと、室内の壁面加工で
少し室内側に出てしまうので若干室内寸法が減ってしまうようです。

状況などが違うと困るので、設計士さんもしくは
ハウスメーカーさんにご確認されてはいかがでしょうか。

私は最後まで気になってしまったので、
オプション扱いで土台を4寸にしました。
寸法も大事ですが、木材の材質(無垢か集成材)や防腐剤の加圧注入なども確認されるといいですよ。
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この回答へのお礼

こんにちは。

>設計士さんのお話では土台4寸にすると強度は
>少し上がるが、逆に間柱が0.5寸合わなくなるので、
>その部分のおさまりは悪くなりますとのことです。
強度的問題もありますが、逆におさまりが悪くなることもあるのですね。

参考にいたします。ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/12 02:11

隅柱とは、建物の角の柱ですか?それとも、通し柱ですか?どちらにしても、構造的には、その中の3.5寸で、大丈夫と思ってください。



通し柱を太くする理由は、2階の床部分で、2方向、又は3方向から、ほぞといって、柱に欠き込みをします。そのときに、3.5寸では残る面積が少ないので4寸にするというのがひとつ。

柱を外面合わせにして、内側に出っ張らせると、内部は下地材を柱に突きつける感じで施工します。入り隅の角の下地の納まりが下自在同士ぶつからなくてすむというのもひとつの理由ですね。

石膏ボードでも、倍率0.5倍で耐震性能を見込んでいます。ちなみに
筋違い90x30は、1.5倍
筋違い90x45は、2倍です。

下地の上に下地を止めると十分な耐震性能が発揮できないので、建物の角の大切な部分は両方柱に止められるように4寸角なのではないでしょうか。

他にも、地震時、強風時に角の柱は大きな力を受けやすいなどの理由もあると思いますが、大きなところは上記2点だと思います。

柱の太さより、NO1様の言っているように、樹種は?防腐処理は?その保障期間は?ムク材なの?何年くらい持つの?というほうが大切だと思います。土台が劣化したら、建物は全体的に劣化です。ローンが終わるまではせめてもってもらわないといけませんよね。

参考になりましたでしょうか?
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この回答へのお礼

こんにちは。

隅柱は、角の柱です(梁勝なので通し柱はありません)。ちなみに柱は無垢で防腐処理は現地での薬剤塗布です。

強度的に問題ないとのこと。安心しました。大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/12 02:34

材木屋です。


隅木と言うのはたぶん通柱でしょう。
間柱と言うのは管柱の事ですね。
通柱は4寸角、管柱は3.5寸で問題はないです。
4寸にそろえると、間柱、桁等も4寸巾になります。
また、鴨居、敷居も4寸になりますしドア枠、窓枠等も一回り大きくなり割高になります。

無垢の役柱ではないと思いますが、3.5寸と4寸とでは、値段がものすごく違います。
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この回答へのお礼

こんにちは。

ハウスメーカーに聞いたところ、昨今のハウスメーカーの工法は、「柱勝」ではなく「梁勝」だそうです。つまり通し柱というものは存在しないのだそうです。(強度的には差は無いとのことです)

3.5と4寸では、そんなに価格が違うのですね。サイズと価格は比例するとは思いますが、相場などわかればありがたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/12 02:15

純粋に,構造の立場から,判断の概要を・・



(1)建築基準法や住宅金融公庫の設計規準は,経験値を元にした仕様規定です。仕様規定というのは,実際の建物の構造形態や荷重状態にほとんど関係なく,経験値によって決められた最低値又は制限値を一律に規定したものです。建物毎に判断しているようであって,そうではない所が「みそ」です。

例えば,

(2)柱の径については,施行令の第43条に柱径に対する柱の長さの比に関する規定があります。通常の屋根瓦葺き,壁サイディングの木造2階建ての1階の柱であれば,柱長さの1/28以上の小径が必要です。つまり,3.5寸角の柱の場合3.5x28=98寸=約2970(mm)以下であれば大丈夫と言うことになります。通常,1階の管柱の場合,長さ3(m)の木材を使うことが多いでしょうから,原材料の長さから柱頭及び柱脚の「ほぞ」を差し引けば,長さ2970(mm)以下になるのは確実です。これが,3.5寸角の柱で大丈夫の根拠です。

しかし,この規定においても,実際の建物の重量は算定していません。実際計算したら,重いかもしれないし,軽いかもしれない。広い部屋をたくさん有している建物は,柱1本あたりの負担重量は重くなるし,1階の間取りと2階の間取りに整合性がない,つまり,屋根を支え,2階の床及び壁を支えている,2階の壁(柱)の直下が大広間になっている等の条件であれば,当然,大広間の周りの柱の負担重量は,他の柱より多くなるはずです。でも,前述の規定で安全と言うことになっています。経験上の最大値を想定した仕様規定ですから,これで良いらしいです。

(3)床の荷重は, 床→梁→柱→土台→基礎 と流れます。ここで,もし柱に3.5寸角を使用したら柱以降の関連部材も3.5寸角以上の材料にしなければならない。3.5寸角で大丈夫な柱について,4寸角の柱を使ったら,以降の関連部材も4寸角以上の材料にしなければならない。と言うことです。ここで,関連部材というのは,土台や基礎のとです。

(4)例外規定として,構造計算によって安全が確かめられれば,規準値に従わなくても良いことになっています。ここで,この例外規定を使って,概略的に検討して見ると,
柱にかかる重量は,柱の繊維方向(軸方向)の圧縮力又は引張力ですが,許容応力度は,最良質の杉でも,圧縮1.1x21.6/3=7.92(N/mm2),引張1.1x16.2/3=5.94(N/mm2)ですが,同じ寸法の土台の強度は,繊維方向に直角な方向,即ち「めりこみ」によって決まり,良質な檜であっても2.86(N/mm2)程度です。
つまり,100角の柱は,100x100x7.92=79.2(kN)まで耐えられるのに,土台は,100x100x2.86=28.6(kN)まで,つまり,柱の約1/3程度しか耐えられません。これは,同寸であっても土台の方が弱い事を示しています。これが,柱と同等又はそれ以上の土台を使うと言う根拠です。

柱と土台の関係についても,柱の所の「しかし」以降の記述と同じ事が言えます。

これらの比較の答えが正しいという訳ではなく,あくまでも概算値であり,実際の計算ではもっと細かく計算しますが,概ね,これらの考え方で,現在の仕様規定は成り立っているという事を示しました。
これらのことを考慮して,質問者さんに対する回答は,少なくとも,120角の柱を支える土台の幅は,120は欲しいですね。例えば(高さ)105x(幅)120とか・・・。
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この回答へのお礼

こんにちは。

これらのことを考慮して,質問者さんに対する回答は,少なくとも,120角の柱を支える土台の幅は,120は欲しいですね。例えば(高さ)105x(幅)12とか・・・。
→やはり土台も4寸あったほうがよいということですよね。ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 00:54

木材の単価ですが、標準サイズ(3.5寸角も4寸角も含まれる)であれば、m3単価で算定されます。


長さが同じであれば断面積に比例するということです。単価は、樹種、地域等によりさまざまなので、回答できませんが、同じ材料の、3.5寸角に対して4寸角は、約1.3倍程度です。
流通の多い3.5寸角は、材木やさんや、住宅メーカーの大量仕入れによりもう少し単価が落ちる傾向にあります。

参考にしてください。
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この回答へのお礼

こんにちは。

m3で算定されるのですね。やはり立方体としての価値ということなのでしょうか。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/05/13 00:56

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