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お願いしている工務店の標準仕様では、家の土台に防腐・防蟻剤を加圧注入したベイツガを使用するそうです。ですが、どのサイトを見てもベイツガは安くて耐久性や防腐性に劣り、シロアリにも弱いと書いてあります。

実際今の技術ではどうなんでしょうか?
ベイツガは基礎パッキンを用いて床下が乾燥していても10年後には白アリがこなくてもボロボロになってしまうような素材なんでしょうか?

同じ木材メーカーで防腐・防蟻剤を加圧注入したヒノキがあり、どうするか悩んでいます。(工務店からはヒバやヒノキは水をはじく性質があり、今後メンテナンスで防腐剤を塗布するときにぬりにくいというデメリットがあるとの説明を受けました)

よろしくお願いします。(ちなみに家は2×6工法で建てます。)

A 回答 (5件)

建築にあたり、こうした部材の選定に対してなにを選択するのがいいのか、という問いが何万と出てきます。

(アンテナを張ってみれば)

米栂は、ヒノキなどと同じ針葉樹の一種です。他に構造材としては、間柱や筋交い、根太、垂木などに使われることが多い材です。
米栂の防蟻加圧注入材が使われ始めたのは、ここ20年前くらいから。
それまでは、ヒノキ、杉の赤身、(信州などでは)栗などが土台の主流でした。それまで米栂及び栂材が使われてこなかったかは、やはり、虫による食害を受けやすい木という常識からです。しかし、針葉樹で一定の構造安定性もある材であることから、活用が望まれ、加圧注入材が広く使われるようになったということです。(外材の活用が叫ばれたこともあります。環境グローバル的にはどうかと…。)
薬剤が注入されたものですから、木の繊維から揮発していきます。条件にもよると思いますが、10から20年前後で揮発するといわれます。
その後が大丈夫かなということは拭い去れませんが、No.1の方も言われるように、どんなに食害にあいにくい樹種でも、条件が悪ければ、食害にあいます。
地盤面から基礎の高さを40センチ以上(最近の公庫仕様。それまでは30センチでした…)、軒をつくる、犬走りを打つ、防湿コン(あるいはベタ基礎)など、床下・土台への湿気対策の方が大切だということですね。シロアリ対策に完璧はないと思っていたほうがいいくらいです。
予防策として、どこまで頑張るか…。
例えば、家族に喘息があったり、化学物質に過敏な方がいらっしゃるようでしたら、注意は必要でしょう。ただしその場合では、ヒノキなどでも樹種が持つヒノキチオールに反応してしまう方もいるので注意です。
ちなみに、ヒノキの心持ち(年輪の心がある)材を使えば、防蟻処理不要のケースもあります。(この場合柱などにも絡むので注意が要りますが。)それと、ヒノキに塗装が浸みにくいのは、まさに湿気を受け付けない材であることの証明でもあります。油分が湿気及び食害から守ろうとしているわけです。
概ねこんなことなので、何が良くて何がダメということもないと思います。住み手の方のお家への考え方次第かなと思います。
完成してからも、点検できるように、と言われるのはそのためでもあります。必ず一度は床下にもぐりましょう。ぐらいの心構えで。
参考まで。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
さまざまなサイトを検索してベイツガがあまりにも悪く書かれているので、そこまでなのかと心配になった次第です。
お金があれば、ヒノキの心材なんでしょうけれど....。
一応基礎は40cmでベタ基礎、基礎パッキンもありますし、防湿シートもしいてくれることになっています。
心して床下を点検することにします。

お礼日時:2008/07/23 21:19

>国産のヒノキやヒバを土台に使うと30坪程度の家でどのくらいアップするんでしょう?きっと100万単位の話になるんではないかと...。



ここに反応してしまいました。
土台だけであればそんなことないですよ。
30坪ということは建坪は≒15坪くらい…、土台の本数4mが≒10本くらい…、防腐米栂が≒3,000-/本、心持ちヒノキが≒5,500-/本とみても、10本で、25,000-のアップ。
とまあそのくらいの話だとは思いますよ。
ちりも積もれば…という事もありますが…。
なお、材単価は地域性もあり、かつ流動的なので、概ねとご理解ください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
工務店からはヒノキにすれば7万から10万アップと言われてました(笑)
原価はやはりそんなもんなんですね。
心持ちヒノキいいなあ....。在来工法ではなく2×6用もあるんでしょうか?

お礼日時:2008/07/31 09:16

4代目の大工です。

外材(米栂)の土台は、一度も使った事はアリマセン。日本の高温多湿には、国産の節が沢山有る桧が良いですが、予算が無ければ仕方アリマセンが、家の土台は、建て変え以外は、やり直せませんから。貴方の建築場所が関東~北でしたら、青森産のヒバが理想ですが(外国のヒバは強度がありません)もっと信用できる職人さん(大工棟梁)に教えを請いましょう。何度も建てないのなら、慎重に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
国産のヒノキやヒバがいいんだろうなあ~とは思います(泣)
土台はやり直せないというのはよくわかりますが、予算的に苦しいというのがあって...。
国産のヒノキやヒバを土台に使うと30坪程度の家でどのくらいアップするんでしょう?きっと100万単位の話になるんではないかと...。

お礼日時:2008/07/23 21:29

米栂は確かに耐朽性は劣る木材ですが、比較的加圧注入し易い木材なので建築の土台には使われます。

防腐したべいつがと腐りにくいヒバやヒノキと比較すると、耐朽性は同程度とお考え下さい。(これは実験の方法によって腐朽度が異なるので細かい説明を要するところが多いのですが、一般的には同程度とお考えになって問題ありません)。
桧を加圧注入した土台があるとのことですが、桧を加圧注入すると腐朽については米栂より格段に耐朽性はアップします。
桧は水をはじくから後で防腐剤を塗布するのがやりにくいとのことですが、この意味が分かりません。木材の対腐朽に関してはその木材の耐朽性が一番、加圧注入しているかどうかが2番、防腐剤を塗布するのは3番目の要因です。加圧注入していれば普通は防腐剤を塗布しません。工務店の説明しているのは加圧注入していない桧にクレオソート等の防腐剤を塗布すると言うことではないでしょうか(一般的には桧の加圧防腐処理されたものは販売しているところはあまりありませんから)。
結論的には家の土台はベイツガの加圧注入処理材で問題ありません。補足すると家の土台が腐るかどうかについては土台の耐朽性よりも床下の湿気が高いかどうかの要因によります。木材を腐らせる腐朽菌は水がないと活動できません。
しかししろありに関しては湿気とは別の要因ですので、木材の腐朽に関しては木材以外の対策が必要です
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この回答へのお礼

「後で防腐剤~」というのは、薬剤の効果が切れた10年後ぐらいに再塗布する時にという意味です。
ヒノキを使うと10万程度アップするといわれていますが、ヒノキも心材でなければあまり変わらないと知り、ベイツガでいいのではと思っています。
加圧注入したヒノキは一般的ではないんですね。
サイトはhttp://www.koshii.co.jp/product/dodai/index.htmlです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/23 21:24

防腐という面で、加圧注入されたベイツガは十分な耐久性があります。



シロアリに対してですが、樹の種類が良いからといって、被害を受けないということにはなりません。
こちらをお読みください。
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/myhtm/questi …
実際の実験です。
http://www.imamuranet.com/mov/moviersws.htm
硬ければ食害の進行が遅くなるだけのことです。

薬剤による土壌処理で薬剤が効いている内は一定の効果がありますが、シロアリに対して強くするには、物理的にシロアリの侵入しにくい構造、あるいは、物理バリア(ターミメッシュ等)を採用するか、床下など定期的に点検する以外にありません。

土台は、加圧注入のベイツガで全く問題ありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご紹介いただいたシロアリのサイトすごいですね。
要はどんな木材でも来られたらおしまいというのがよくわかりました。

お礼日時:2008/07/23 21:15

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