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義母が点字翻訳をしています。
読み方を調べて欲しいとの依頼ですが、確信が得られません。

(弁慶の話)
生涯に淫事を犯せる事ただ一度にして,一挙万里し、
甚麼に妄想を滅却す。(金剛林如是釋性戒識)

「ジンマ」で良いのでしょうか?
「コンゴウリンニョゼシャクセイカイシキ}でしょうか?
読み方の根拠となるものがあれば知りたいとのことです。

A 回答 (4件)

禅宗の語録などに見える中国の俗語で、現代語の「什麼[shenme]」(簡体字は「麼」→「丿+厶」)に当たります。



普通は訓で「なに」「なん」と読みます。
明治頃の小説などでは「どんな」とも読ませます。
ここは音で読むしかなく、その場合「じんも」となります。

〔ただし、ここは「甚麼」ではなく「恁麼(いんも)」であるべきではないかと思いますが、作者がそう書いていれば仕方がありません。〕
「恁麼」は、「このように」「かくして」→「そのままで」といった意味です。

下のURLは「甚麼」を「じんも」と読む根拠にはなりませんが【提唱】の項に「甚麼(なに)」「恁麼(いんも)」などが見え、少しは参考になるでしょうか?

参考URL:http://www.chisosei.jp/hoto/hosomichi/3-4teishou …

この回答への補足

早速にありがとうございます。「甚麼」は「恁麼」というお話は大変参考になります。

後者の「金剛林....」方はいかがでしょうか?
引用を表していると考えますが、どのような書物と考えられますでしょうか?

重ねてお願いします。

補足日時:2005/05/28 14:22
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#2、#3です。


いくつかの資料を調べてみましたが、結局、判りませんでした。

「こんごうりんにょぜしゃくしょうかいしき」
と読んでおくのが一番無難かと思います。
あまりお役に立てませんでした。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。

色々調べていただき、深く感謝いたします。
義母が、丁寧な回答に驚き、とても感謝いたしております。十分参考になりました。

ありがとうございました。<(_ _)>

お礼日時:2005/05/31 07:48

#2です。


質問後半ですが、
「性」は、仏教用語としては「しょう」と読むのがよいと思います。
問題は最後の「識」で、仏教の哲学的な術語としてこの字を用いることがあり、その場合は「しき」でいいわけです。
『般若心経』に「色即是空、空即是色、受想行識(じゅそうぎょうしき)、亦復如是」とありますね。
でも、ここの「識」はそれではなさそうです。
また、漢文で「しるしたもの」「文章(作品)」を言うときは「識」を「し」と読みます。
ですから、「***記」「***志(=誌)」に似た使い方かも知れないと迷った末、前回はお答えしなかったのです。
今も迷っていますが、「し」だという証拠も見つけていないので、「しき」としておかれるのが無難かと思います。
月曜日に少し調べられるかも知れないので、締め切りに間に合えば、ご報告できるかも知れません。
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この回答へのお礼

大変ありがとうございます。
多分締め切りは大丈夫なはずですので、来週また何か分かったらお教え下さいますようお願いします。

お礼日時:2005/05/28 18:00

ヤフー辞書で調べてもなかなか得られないようですが


それに近いのは出ます。

甚麼、金剛林如是釋性戒識  をマスにコピペして
検索してください。

仏教用語にくわしくないのでよくわかりません。

参考URL:http://dic.yahoo.co.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
最後の手段として、ここを使わせてもらっております。「金剛林如是釋性戒識」をどう読むと思われますでしょうか?個人的なご意見で結構です。
よろしくお願いします。

お礼日時:2005/05/28 14:36

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