アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 22歳の息子がてんかんの手術を行い、2週間後職場に復帰し、6ヶ月働いた後家の中で倒れました。医師曰くてんかんは手術し、てんかんの経過は画像や脳波にも問題なく良好だということ。またうつじゃないかと言う指摘もあり精神科を受診し抗うつ剤も服薬していましたが、全然効果があがりません。知能検査を行うとIQが小学生以下だという事で、高次脳機能障害という診断を受けました。
現在本人は過去の事も全く記憶にないようで、新しい事を覚える事ができないみたいです。全く言語を理解できない状態であり、また右手や右足に力が入らないようで、腰を痛がっている様子です。その為現在、リハビリ中です。しかしてんかんによる発作は治まっているようです。
インターネットで調べたら高次脳機能障害というのは交通事故で脳に強い衝撃が当たり、脳出血や脳梗塞になりその手術の結果一命をとりとめ一見もとの状態に戻ったかに見えるのですが、脳に損傷を残しているため、その損傷部位により様々な障害が生じるという事を書いてありました。
 しかし私の息子は画像(PETやSPECT、MRI)は問題ないです。このような事はあるのでしょうか?ご存知の方がいたら教えて頂きたいです。

A 回答 (2件)

左前頭葉切除と言っても当然 前頭葉全体を切除するわけではなく、優位半球の場合は前端から3cm程度までです。

(非優位半球は7cmまで)ここまでは経験上、合併症が出ないと言われています。ただ、前頭葉切除は通常 てんかんの手術とは言わないので、てんかん焦点が前頭葉に有ると考えてそこを切除したのだとおもいます。そうなるとどこを切ったのかもう少し詳しい情報が欲しいところです。

 高次脳機能障害というのは、高次機能のメカニズム事態がまだよくわかってないので、おそらくいろいろな機序が混在している診断名だと思います。例えば脳挫傷の場合、前頭葉が最も痛みやすく、また症状との関連もつよいと思われますが微小な損傷が脳幹に至るまでほとんど全体に及んでいる場合が多いのです。
また、前頭葉の損傷の場合、一側が広範な損傷でも対側に損傷が無ければ症状が出ないパターンもあり、対側に少しでも損傷が及ぶと強い前頭葉症状(=高次機能障害)が出るパターンもよく見られます。
前頭葉の機能メカニズムそのものがよく分かっていないのですが、左右が機能を補い合っていると考えられます。

息子さんの場合、切除範囲が広すぎたのでなければ、反対側の前頭葉に目に見えないような前頭葉機能障害があったのかもしれません。これは仮説になります。前例も知りません。側頭葉のてんかん波も関連有るのかもしれません。

主治医の先生は機能脳外科学については私よりもはるかに詳しいはずで、上記のこともそれ以外のこともよくご存知のはずです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

手術による医療事故かと最初は疑ってたのですが、高次脳機能障害自体がいろいろな機序が混在している診断名なんですね。1年くらいリハビリを通じてやっと息子の表情が出てきた程度なので息子を信じて見守っていこうと思います。丁寧な回答有難うございました。

お礼日時:2005/09/24 22:31

てんかん手術はどの種類のものでしょうか?


左側頭葉切除術ではないかと思うのですが?
右か左かも含めて補足お願いします。

また、本人の利き腕も教えてください。左利きを矯正したりしましたでしょうか?

この回答への補足

>てんかん手術はどの種類のものでしょうか?
>左側頭葉切除術ではないかと思うのですが?
手術の種類まではわからないですが、左前頭葉を切除しました。

>また、本人の利き腕も教えてください。左利きを矯正した>りしましたでしょうか?

右利きです。

医者はこのような例を聞いた事がないそうです。

補足日時:2005/09/24 09:00
    • good
    • 0
この回答へのお礼

補足の続きですが、手術前に脳に直にあてるビデオ脳波を行った時に左側頭葉にもてんかんの脳波がでているという事を医者から聞きました。まず前頭葉の切除を行い、結果としててんかん発作が治まらなければ、側頭葉の切除を行うという事を言っていました。お礼のところに書いて申し訳ありません。

お礼日時:2005/09/24 14:49

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!