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こんにちは、お世話になっております。

ベートーヴェンのピアノソナタが好き(但し殆んど聴く方専門^^;)なのですが、有名どころのうち以下の作品は全音ピアノピースの難易度表に載っていません。

・第24番『テレーゼ』
・第25番『かっこう』
・第26番『告別』
・第29番『ハンマークラヴィーア』

これらをお弾きになったことのある方、実際のところどのくらい難しかったですか?
全音ピアノピースの難易度に当てはめるとすると、どのくらいなのでしょうか。
(楽章別のご意見も歓迎です。)

因みに私はこの中では『テレーゼ』の第一楽章は何とか弾けました(自己満足のレベルです)が、第二楽章は難しくて挫折しました…
また、『ハンマークラヴィーア』はピアノ曲の中で最も難しいと聞いたことがありますが、聴く感じだと、技巧的にというよりも寧ろ表現的な理由からそう言われるのかな、と感じます。
このように、「この曲は技巧的には中くらいだけど表現的に難しい」などの感想等々もありましたら是非語っていただければ幸いです。

自分で弾くことは夢のまた夢ですが、ずっと知りたかったので…
どうぞよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

私は全音ピースの難易度は知りません。


ただ全部曲を知っているのでその範囲でお答えしま
す。
第24番「テレーゼ」。これはベートーヴェン中くら
いで、音大の入試とか試験(または音校)でよく弾き
ます。難易度は「月光」くらいと思ってください。
第25番「かっこう」。これはソナチネが終わって
やっとソナタに入ろうとするくらいの難易度です。
第26番「告別」。これはテレーゼより難しくしかし
又音大で試験によく弾きます。難易度としては「アパ
ショナタ」くらいでしょうか。
第29番「ハンマークラヴィ^ア」。これはベートー
ヴェンが年月をかけて彼の最も偉大なソナタにしよう
と、第9交響曲、荘厳ミサと一緒に心血を注いだ曲
です。ベートーヴェンが「この曲は今は誰も弾けない
が、後世の人がいつか弾けるだろう」と言ったそうな。
それが証拠に第4楽章をメトロノーム通りに弾くには
大変なテクニシャンしか弾けません。
それでも弾けなく、何時だか新聞に「コンピューター
でテンポどおりに弾かせた」という新聞記事読みまし
た。
大変な頭脳的な曲で4楽章のフーガはテープを逆回し
にしたところもある大変複雑怪奇な超難曲です。

今の若いピアニスト、メトロノーム通りに弾いている
かも知れませんね。
でもテンポだけで内容も深いので、巨匠の弾くのしか
聴いてもつまらないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

mariateresiaさん、ありがとうございます!
かなりお詳しそうで、すごいですね!!

「テレーゼ」「告別」が音大の試験で頻出とは知りませんでした。
「テレーゼ」は「月光」と同じくらいなんですね(^_^;)挫折するわけだ…。
「告別」も一楽章で挫折しました。特に三楽章なんかめちゃくちゃ難しそうだとは思っていましたが、「熱情」と同じくらいとは…。
「ハンマークラヴィーア」第三、四楽章あたりの難しさはもう伝説ですね(@_@)
第三楽章は寧ろ表現的な難しさなのかなと思っていましたが、第四楽章はやはり技巧的にも超難関なのですか。へぇ…
「でも内容も深い」に本当に同感です。この曲については薄っぺらい言葉では到底語れません…

生の声はなかなか聞けないので大変参考になります。ありがとうございました。

お礼日時:2006/01/06 23:44

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