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 私は中国人で日本語を勉強しています。下記の四種類の序数詞の使い方がよく分からなくてお聞かせください。

1.第一、第二、第三、第四…
2.一番、二番、三番、四番…
3.一番目、二番目、三番目、四番目…
4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…

 私なりの理解も書かせていただきます。間違えたところがありましたら、ご指摘ください。

 1はスピーチか会議のような正式な場合で要点をまとめて言う時に副詞として、つまり単独の形で使うようです。また、「第一課」、「第二課」のように後ろに名詞をつける使い方もあるようです。

 2はヒヤリング試験の時、問題の番号を言う時に使うようです。

 3の使い方がよく分かりません。あえて一つの場面を書かせていただいてみます。紙に書いてある「happiness」という単語の「pp」のところがインクのせいで非常に見にくいです。その時に「左から三番目のアルファベットは『p』で、四番目のも『p』です。」という説明方法は普通でしょうか。

 4は「一つ目の角」、「一つ目の駅」のような例を思い出せます。これはちょと砕けた感じかもしれません。ちなみに、「九つ目」の次は何と言いますか。「とおめ」ですか。また、「第一角/駅」、「一番の角/駅」、「一番目の角/駅」のような言い方もあるでしょうか。

 上記の四種類の序数詞のよく使う用例をそれぞれ書いていただけないでしょうか。辞書でも調べたのですが、いまいちすっきりしていません。よろしければ質問文の不自然な部分の添削もお願い致します。

A 回答 (9件)

>1.第一、第二、第三、第四…



これは正式な場面とか書き言葉で使うことが多いです。

「第一の問題点は・・・。第二の問題点は・・・。第三の問題点は・・・。」

> 1はスピーチか会議のような正式な場合で要点をまとめて言う時に副詞として、つまり単独の形で使うようです。

確かにそういうこともなきにしもあらずだし、間違っていないですが、私にはそんなに耳慣れません。書き言葉でもあまり使わないと思います。例えば以下のようなものでしょうか。
「21世紀の日本には次のような問題がある。
第一、出生数が減少し、急速に高齢化する。
第二、財政がひっぱくする。
第三、・・・。」(△)

このような場合、私なら、「第一に」「第二に」「第三に」のように後ろに「に」をつけたいです。
私は、「第一、第二、第三、第四…」というのは、後ろに何らかの言葉(助詞であれ名詞であれ)がついて使うのが普通だと思います。

単独だと、以下のような使い方だと誤解されやすいです。
「第一、そんなことを問題にすること自体がおかしい。」


>2.一番、二番、三番、四番…

初めから番号が付いている感じです。

この「一番、二番、三番、四番…」というのを「単独」で使うのは、気分で言うと、「さあ、これから始めるぞ。」というようなときに、ふさわしいです。
「1番。『おやじの海』です。聞いてください。」(のど自慢など)
「受験番号3456番、佐藤和代です。」(入学試験の面接)

「単独」でなければ(後ろに助詞が付くような場合は)、「3番の問題が難しかったね。」のように使いますが、これは別に「さあ、これから始めるぞ。」という気分とは関係ないですね。

「一番、二番、三番、四番…」の後ろに名詞が付く場合もあります。
例)
一番街 二番街・・・
一番線 二番線 三番線・・・
一番地 二番地 三番地・・・
一番手 二番手 ・・・

しかし(うまくいえないですが)、「一番、二番、三番、四番…」の後ろに付く名詞は、(数は多そうですが)限られているような気がします。

>2はヒヤリング試験の時、問題の番号を言う時に使うようです。

これも、初めから問題番号が付いているからでしょう。


>3の使い方がよく分かりません。あえて一つの場面を書かせていただいてみます。紙に書いてある「happiness」という単語の「pp」のところがインクのせいで非常に見にくいです。その時に「左から三番目のアルファベットは『p』で、四番目のも『p』です。」という説明方法は普通でしょうか。

普通です。この場合「三つ目、四つ目」も普通です。


>「第一角/駅」、「一番の角/駅」、「一番目の角/駅」のような言い方もあるでしょうか。

「第一角/駅」はありません。このような「臨時」に順番をつけるような場合でしかも後ろに名詞が付くとき、「1.第一、第二、第三、第四…」は使いません。質問で挙げられた「第一課」「第二課」は正しいですが、「第一課」はいつでも「第一課」で、「第二課」はいつでも「第二課」です。これはかなり固有名詞に近いと思います。(「フロアの入り口に近いほうから数えて第一課」というようなものではありません。)
「角」や「駅」は、数え始める場所によって変わるものです。

「一番の角/駅」も使いません。いや、正確には使おうと思えば使えないこともないですが、初めから番号が付いてるわけでもないのに、こういう言い方はふさわしくないです。
(ちなみに、最近日本の地下鉄では、駅にアルファベットと番号が付いていることが多いです。(例、H-13)このような場合なら、もちろん、「H13番の駅」という言い方をするのは自然です。お聞きになりたいこととは関係ないでしょうが。)


「一番目の角/駅」という言い方は普通です。
どちらかと言うなら、「一つ目の角/駅」のほうが、これから人がその道順をたどっていくという感じがします。


以下、私の気づいた、それぞれの「傾向」を述べます。

私は、「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」というのは、時間的順序を暗示していることが多いような気がします。
「2.一番、二番、三番、四番…」も少し、その傾向があります。(但し、後ろに名詞が付く場合はそうでないかもしれません。)
「1.第一、第二、第三、第四…」は時間的な順序はほとんど関係ありません。
「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」は、中間くらい(か、あまり関係ない)かもしれません。

「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」両方とも、「数える」ということを意識していますが、その傾向は「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」のほうが強いような気がします。
「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」は、聞き手か話し手のいずれか、いずれにしても とにかく自分たちが数えるという場合が多いような気がします。(近い感じ)。

「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」は、(自分たちではない)どこかの誰かさんが数えている感じや、(これから数えるのではなくて)初めから順序が決まっている(「番号が付いている」という意味ではありません。)感じがします。(遠い感じ)
「この台風は、21世紀になって関東地方に上陸した、2番目の台風です。」

「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」のほうが、「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」にくらべて、最後の数が少なそうです。
「九つ目の信号で右折してください。」と言われたら、「え、そんなに数えなくちゃいけないの?」と言いたくなります。
「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」は上限が大きいか、または上限がないときだと思います。

大抵、「3.一番目、二番目、三番目、四番目…」のほうが「4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目…」に比べて、広く使えます。

この回答への補足

 追加質問になりまして申し訳ありません。

その一
>「単独」でなければ(後ろに助詞が付くような場合は)、「3番の問題が難しかったね。」のように使いますが、これは別に「さあ、これから始めるぞ。」という気分とは関係ないですね。

 「3番目(三つ目)の問題が難しかったね。」との区別は次のようなものでしょうか。「3番の問題」とは、3という番号が前に付いている問題のことです。「3番目(三つ目)の問題」とはたとえばこんな場面があるとします。試験用紙が四枚あって、四番目(ページ四)の試験用紙の一番上からの三番目(三つ目)の問題(番号は100ですが)でも、「3番目(三つ目)の問題」と言えます。つまり、必ずしも「3番目(三つ目)の問題」の前の番号は「3」とは限りません。ちょうど「3」の場合もあれば、「100」などほかの数字の場合もあります。あっているでしょうか。

そのニ

一番街 二番街・・・
一番線 二番線 三番線・・・
一番地 二番地 三番地・・・
一番手 二番手 ・・・

 それぞれどんな場合の用例でしょうか。「一番街」は街の番号で、「一番線」は電車などの番号でしょうか。「一番地」(「地」の読み方は「じ」?)と「一番手」とはどんなものの番号でしょうか。また、上記は全部固定された専有名詞でしょうか。

その三

>「フロアの入り口に近いほうから数えて第一課」というようなものではありません。

 ここの「第一課」は「一階」のことでしょうか。「一階、二階、三階…」は「第一課、第ニ課、第三課…」とも言えるのでしょうか。

 追加質問が多すぎて申し訳ありません。お時間があるときいつでもよいのでもう一度教えていただければ非常に有り難いです。よろしくお願い致します。

補足日時:2006/01/12 21:32
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。とても詳しいです!
 1はとてもすっきりしました。q304さんの察したとおりで、「21世紀の日本には次のような問題がある」のような文に使いたかったのです。中国語ならとても自然な言い方ですが、日本語の場合はやはり後ろに何かつけた方がバランスを取れますね。最後に書かれた傾向も大変参考になりました。

お礼日時:2006/01/12 21:22

No.5の補足質問



>「3番目(三つ目)の問題が難しかったね。」との区別は次のようなものでしょうか。「3番の問題」とは、3という番号が前に付いている問題のことです。「3番目(三つ目)の問題」とはたとえばこんな場面があるとします。試験用紙が四枚あって、四番目(ページ四)の試験用紙の一番上からの三番目(三つ目)の問題(番号は100ですが)でも、「3番目(三つ目)の問題」と言えます。つまり、必ずしも「3番目(三つ目)の問題」の前の番号は「3」とは限りません。ちょうど「3」の場合もあれば、「100」などほかの数字の場合もあります。あっているでしょうか。

あっています。


>「一番街」は街の番号

「一番街」「二番街」・・・というのは、固有名詞(固有名詞の一部)です。従って、何なのかということははっきり申し上げられません。(○番街という名前のサイトも少なからずあるようです。)
しかし大抵は、人通りの多い道の両側にたくさんのお店のある、商店街のようなものだと思います。
「街の番号」というものとは違うと思います。


>「一番線」は電車などの番号

多分、その理解でいいと思います。正確には、電車に付いている番号(列車番号)ではなくて、駅の線路についている番号ですね。


>「一番地」(「地」の読み方は「じ」?)

読み方は「いちばんち」「にばんち」「さんばんち」・・・です。
「一番地」「二番地」・・・というのは、土地に付いている番号です。(1とか2とか小さい数に限らず、1000番地とか10000番地とか大きな桁数の場合もあります。)
まあ、住所みたいなものだと思っても別にいいと思います。(正確には違います。)


>上記は全部固定された専有名詞でしょうか。

「專有名詞」というのは、固有名詞という意味でしょうか。
(私は、そもそも、すべての名詞を「固有名詞」とそうでないもの(普通名詞)とに、スパッときれいに分けることは難しいと思っていますが、)今回の件については、
「一番街」「二番街」・・・は、固有名詞かその一部、
「一番線」「二番線」・・・は、固有名詞のような性質も少しあるような普通名詞、
「一番地」「二番地」・・・は、固有名詞と言えばそうだけど、普通名詞っぽくもあるなあという感じ、
「一番手」「二番手」・・・は、普通名詞
というような感じだと思います。


「一番手」「二番手」・・・というのは、いろいろな意味で使われているようですが、基本的には、
「一番目に行う人」「二番目に行う人」・・・
という意味です。


>>「フロアの入り口に近いほうから数えて第一課」というようなものではありません。

> ここの「第一課」は「一階」のことでしょうか。「一階、二階、三階…」は「第一課、第ニ課、第三課…」とも言えるのでしょうか。

回答No.6(No.5の補足を見る前に書いたものですが。)


ところで、私の回答によると、
「○番」という言いかたは、番号が付いているような場合にする、
ということですが、
No.8のご回答にあるような
「くじを引く順番は、一番が私、二番は彼、三番は彼女ね。」
という使い方は、確かにあります。
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この回答へのお礼

 たびたびありがとうございます。とても理解しやすくてよく分かりました。いろいろ本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/01/13 14:38

追加質問の回答になれば幸いです。



その一
>二つ目の質問の回答ですが、順序(序列)を表すときによく使われることがあります。例えとしては、一番鳥、朝一番、うちの会社で一番偉い人は社長です。とか・・・。

 refereemanさんの意味がよく理解できます。ただ、これはなんだか「一番」という単語だけの使い方になるような気がします。「二番」以上も順序(序列)なのでしょうか。たとえば、次の文章。

うちの会社で( )偉い人は副社長です。

 ( )の中にニと関係がある言葉を入れるとしたら、refereemanさんはどんな表現を入れるでしょうか。「二番」はなんとなく不自然な感じがしますが、私の気のせいでしょうか。「二番目の」はいかがでしょうか。

この場合ですと(二番目に)が妥当ですね。
というのも私が示した例文「うちの会社で一番偉い人は社長です。とか・・・。」の一番という数詞には
実は一番(目に)という数詞が見え隠れてしています。
一番、二番、三番、四番・・・というのと、
一番目、二番目、三番目、四番目・・・というのは、
限りなく同義として扱うことができます。
例えば、「くじを引く順番は、一番が私、二番は彼、三番は彼女ね。」という使い方と、
「くじを引く順番は、一番目が私、二番目は彼、三番目は彼女ね。」という使い方はともに間違いではありませんよね?
どうでしょうか?わかりましたかね。

そのニ
>刀は一振、電車は一両、葡萄は一房、背広は一着など。ものによって例えば椅子は一脚と数えますが、

 上記の単語の読み方を書いてみたのですが、自信がありません。確認していただけないでしょうか。「一振」(いちふり→ひとふり)、「一両」(いちりょう→○)、「一房」(いちぼう→ひとふさ)、「一着」(いっちゃく→○)、「一脚」(いっきゃく→○)。
先にも説明しましたが、和語で数えるときは、
単位が訓読み(音読み)で変わります。
「ひと(いちまたは、いっ)、ふた(に)、み(さん)、よ(よん)、いつ(ご)、むつ(ろく)、しち(なな)、やつ(はちまたは、はっ)、ここ(きゅう)、あまり使いませんが、とを(じゅうまたはじゅっ)、以降は漢数字読みで通じます。」

その三
>十を過ぎると使っていたかどうか不明ですが、十一(とをあまりひとつ)、十二(とをあまりふたつ)などと読んでいたみたいです。ちなみに二十は「はたち」と読みます。

 個数を数える時に習ったのは「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ、十(とお)」です。「一つ目~九つ目」は全部あり得るようですが、十の場合、どうしましょうか。「十目(とおめ)」という言い方はあるでしょうか。それとも「十個目(じゅうこめ)」、「十番目(じゅうばんめ)」でしょうか。

 それから、二十の場合、「二十目(はたちめ)」という言い方はあるでしょうか。それとも「二十個目(にじゅうこめ)」、「二十番目(にじゅうばんめ)」でしょうか。

和語での数え方というのは、指を折り曲げて計算していたと言われます。
ですので、10以降は本当に昔使っていたのか曖昧なところです。
現在では、10以降は漢数字で読んでいただいても
十分通じますから大丈夫ですよ。


 追加質問が多すぎて申し訳ありません。お時間があるときいつでもよいのでもう一度教えていただければ非常に有り難いです。よろしくお願い致します。

またまた拙い文章で申し訳ないですが理解できましたでしょうか?
これからもお互い勉強していきましょう!
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。
 疑問が解けました。とてもすっきりしました。下手な日本語で申し訳ありません。ご迷惑をお掛けしました。
 励ましていただき本当にありがとうございました。日本語の勉強頑張ります!

お礼日時:2006/01/13 00:09

No.3です。



「九つ目」の次は「とうめ」ではありません。 九つ目までです。

ただ、「ひとつ・ふたつーーーとお」の次に「とお、あまり(余り)ひとつ」「とお、あまりふたつ」という表現をすることもありますが、これは現在では極めて特殊な使用方法です。

フランス語の数詞に似ていますね。
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。
 確認していただき安心しました。フランス語の数詞にもこんな文法があるのですね。大変参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/01/12 21:58

#5です。



回答No.5で、
>「第一課」はいつでも「第一課」で、「第二課」はいつでも「第二課」です。これはかなり固有名詞に近いと思います。(「フロアの入り口に近いほうから数えて第一課」というようなものではありません。)

というのは、会社や役所などの組織を念頭に置いて書いています。(警察の「捜査第一課」など。)

もちろん、語学のテキストなどで「第一課」「第二課」・・・という使い方はあります。
この場合でも、「第一課」「第二課」・・・というのは、何ページから何ページなどと定まっているものです。(そういう意味では、固有名詞に近い性質があります。)
「今日の課から数えて第一課」などというものではありません。


ちなみに、質問の「第一角」に似ている言い方で、
「第一コーナー」「第二コーナー」・・・という言い方があります。
陸上のトラックの何番目の曲がり角かを表したりします。(多分、自動車レースのコースとか、競馬のコースなどでも使うと思いますが、そういうことについて私は詳しくないので自信はありません。)
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この回答へのお礼

 再びありがとうございます。
 #5で述べられた「課」は会社や役所などの組織のことだったんですね。中国語の場合、「科」という字を使うので、勘違いしました。「第一課」を見ると、すぐ思い出したのはやはり語学のテキストなどでのLesson Oneのことです。「第一コーナー」という言い方もあるんですね。
 詳細に渡りご説明頂き有難うございました。

お礼日時:2006/01/12 21:51

はじめまして、日本語話者としてご回答致します。


一つ目の質問についてお答え致しますと、
まとまった物(雑誌や会社の部署等)を数える場合に
使用します。例えば、
東京都建設局第一建設事務所、第二建設事務所などや、
漫画ドラゴンボールなどの第一巻、第二巻や、
日本国憲法第一条、第二条などでしょうか。
また固有名詞として社名などに使用する例もあります。
例として、第一ホテル、第一製薬などで、
第二ホテル、第二製薬はありません。
先駆者的なイメージをあたえる効果があるのかもしれませんね。

二つ目の質問の回答ですが、
順序(序列)を表すときによく使われることがあります。
例えとしては、一番鳥、朝一番、うちの会社で一番偉い人は社長です。とか・・・。

三つ目の例文は、正しい使い回しです。

四つ目の質問の回答は曖昧になってしまうかも
しれませんが、中国語も日本語も量詞が沢山あります。
刀は一振、電車は一両、葡萄は一房、背広は一着など。
ものによって例えば椅子は一脚と数えますが、
一つと数えても間違いではありません。
ですが、バナナを一つ下さいというと一房ではなく、
一本下さいと認識されることがありますのでご注意を。
一つ(ひとつ)、二つ(ふたつ)、三つ(みっつ)・・・というのは、
古い数え方で九つ(ここのつ)の次は、十(とを)です。一応、10が区切りです。
十を過ぎると使っていたかどうか不明ですが、
十一(とをあまりひとつ)、十二(とをあまりふたつ)などと読んでいたみたいです。
ちなみに二十は「はたち」と読みます。

最後の例文ですが、
第一角や、一番の角という使い方はしませんね。
道案内するときには、
「ここを真っ直ぐ進んでいき、一番目(または一番最初、一つ目)の角を右に曲がると郵便局があります。」
という言い回しのほうがスマートですね。

どうでしょうか?
よくわからないかな?

この回答への補足

 追加質問になりまして申し訳ありません。

その一
>二つ目の質問の回答ですが、順序(序列)を表すときによく使われることがあります。例えとしては、一番鳥、朝一番、うちの会社で一番偉い人は社長です。とか・・・。

 refereemanさんの意味がよく理解できます。ただ、これはなんだか「一番」という単語だけの使い方になるような気がします。「二番」以上も順序(序列)なのでしょうか。たとえば、次の文章。

うちの会社で( )偉い人は副社長です。

 ( )の中にニと関係がある言葉を入れるとしたら、refereemanさんはどんな表現を入れるでしょうか。「二番」はなんとなく不自然な感じがしますが、私の気のせいでしょうか。「二番目の」はいかがでしょうか。

そのニ
>刀は一振、電車は一両、葡萄は一房、背広は一着など。ものによって例えば椅子は一脚と数えますが、

 上記の単語の読み方を書いてみたのですが、自信がありません。確認していただけないでしょうか。「一振」(いちふり)、「一両」(いちりょう)、「一房」(いちぼう)、「一着」(いっちゃく)、「一脚」(いっきゃく)。

その三
>十を過ぎると使っていたかどうか不明ですが、十一(とをあまりひとつ)、十二(とをあまりふたつ)などと読んでいたみたいです。ちなみに二十は「はたち」と読みます。

 個数を数える時に習ったのは「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ、十(とお)」です。「一つ目~九つ目」は全部あり得るようですが、十の場合、どうしましょうか。「十目(とおめ)」という言い方はあるでしょうか。それとも「十個目(じゅうこめ)」、「十番目(じゅうばんめ)」でしょうか。

 それから、二十の場合、「二十目(はたちめ)」という言い方はあるでしょうか。それとも「二十個目(にじゅうこめ)」、「二十番目(にじゅうばんめ)」でしょうか。

 追加質問が多すぎて申し訳ありません。お時間があるときいつでもよいのでもう一度教えていただければ非常に有り難いです。よろしくお願い致します。

補足日時:2006/01/12 19:56
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この回答へのお礼

 初めまして。早速のご回答ありがとうございます。とても理解しやすいと思います。大変参考になりました。

お礼日時:2006/01/12 20:05

あなたの答えは全て正解です。

 お見事!

『ちなみに、「九つ目」の次は何と言いますか』 この上の数字の場合はこの表現は使いません。  

例えば 「三つ目の駅で降りてください」の場合、「11番目の駅で降りてください」或いは「11個目の駅で降りてください」となります。

10以上の場合は、「~番目」「~個目」を使うようになります。

「第一角/駅」これは何か中国語的表現ですね。 これは使いません。
「一番目の角/駅」 これはごく普通に使います。

4.一つ目、二つ目、三つ目、四つ目… 
これは主として「口語」つまり「会話用語」として「柔らかな」ニュアンスをを持っていますので、これを使用する事によって「優しい雰囲気」を表現できます。

この回答への補足

 まだすっきりしていないことがありますので、補足いたします。

 個数を数える時に習ったのは「一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ、十(とお)」です。「一つ目~九つ目」は全部あり得るようですが、十の場合、どうしましょうか。「十目(とおめ)」という言い方はあるでしょうか。それとも「十個目(じゅうこめ)」、「十番目(じゅうばんめ)」でしょうか。恐れ入りますが、10の場合の読み方を教えていただけないでしょうか。よろしくお願い致します。

補足日時:2006/01/12 18:58
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。10以上の場合は、「~番目」「~個目」を使うようになるのですね。
 補足を先ほど投稿しましたが、気づいたことがあります。おっしゃった「10以上の場合は」とは十という場合も含まれる意味なのでしょうか。そうすれば、「十個目(じゅうこめ)」、「十番目(じゅうばんめ)」がkaz1916さんのご回答になるでしょうか。

お礼日時:2006/01/12 19:12

非常に勉強なさっているんですね。

実は考えたこともなかったです。母国語だからかな……

ニュアンスとしてですが、1と2は英語で言うとNo1、No2、No3…、3と4はFAST、SECOND、3th…ではないかと思います。
4は特に「口語体(会話する時の文章)」ですね。

ちなみに10以上の場合は私は10個目、11個目、になります。これは明確な文法があるわけではないのでもしかしたら個人差、地域差、年齢差があるかもしれません。

・第一角/駅:こういった使い方はしません。
・一番の角/駅:この場合の使い方を例としてあげるなら「乗客数が一番の駅」「交通量が一番の角」というような使い方になります。(順位を表す表現)
・通常だと一番目の角/駅、あるいは一番目に限って「最初の角/駅」という使い方になります。

>紙に書いてある「happiness」という単語の「pp」のところがインクのせいで非常に見にくいです。

仮定法ですので「見えにくいとします」が正しいかな?

それにしてもしっかりと正しい日本語で書かれているので逆に読むのに一生懸命になってしまった……通常の日本人よりもよほど上手な日本語を書かれていますよ。私は絶対に中国語をこんなに流暢には扱えません。

どうぞこれからも一生懸命勉強なさって下さい。私もawayuki_chさんに恥ずかしくないような日本語が話せるように勉強しなおします。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。1と2は英語のNo1、No2、No3…にあたり、3と4はFAST、SECOND、3th…にあたりという説明がとても理解しやすいと思います。確かになんとなくそんな感じがします。また、仮定法にするべき文のご添削にも感謝いたします。同じ間違いをしないよう心がけます。いろいろとても参考になりました。
 励ましていただき本当にありがとうございました。これからも頑張ります!

お礼日時:2006/01/12 17:00

ちょっと自信ありませんが、4以外は同じ意味ではないでしょうか。



4 「一つ目」というのは、現在の自分の位置は「0」であり、その次の「一番目」ことをいいます。

あとは、どこを基準とするかですが、「一つ目」という場合は、起点が現在位置からの「一番目」となります。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。「一つ目」は確かに「次」と「一番目」と両方あるんですね。とても参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/01/12 16:45

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