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先日、まだ2年弱しか使っていない謀国産メーカのパソコンのアダプタから火ばなが多数飛び散り、煙と悪臭が出て、完全に焼き切れてショートし、電源が付かなくなってしました。

そしてそのパソコンメーカのサポートセンターに電話したところ、翌日そのメーカの本社のお偉いさんと技術職員の方が自宅に現れ、二人とも土下座で謝られ、お詫びと言って菓子折りまで渡されました。そして無料でアダプタを交換して頂きました。

しかし、この会社のこの一連の対応には納得がいきません。というのも、今回この会社はこの製品が完全に不良品であることを認め、購入者である私に一切の否が無いことも認めています。そして机に出火したあとが残っていると述べたら、その机を賠償するとも言ってきました。(それは断りましたが。)

法律的観点から考えて、このパソコンの購入代金の全額払い戻しを要求する権利などは、私には無いのでしょうか?
今回の事故は一つ間違えば火事になり死に繋がるような可能性もあったのに、菓子折り一つで事を済まそうとするこの会社の対応は、あまりにも消費者を馬鹿にしているとしか思えません。
私自身、法律の知識には乏しく、今回のようなケースはどのようにしたらいいのか分かりません。もしどなたかご存知の方がいられましたら、お手数ですが教えていただけたら幸いです。

A 回答 (6件)



 保証書の有効期限が切れていたとすれば、瑕疵担保責任の追求が考えられますが、瑕疵とは引き渡し当時より瑕疵が存在する必要があります。
つまり、使用により壊れた場合は対象外です。
もっとも、火花を噴くようなケースでは当初より瑕疵があったといえるでしょう。

 なお、この場合に注意しなくてはならないのは、売り主とはメーカーではなく販売店となります。
ただし、瑕疵担保責任を負わない条件を設定している場合が多いので注意が必要です。(初期不良交換はOO日以内など)

 この点、瑕疵担保責任が追求できる場合は、
a)買い主は売り主に損害賠償を請求することができ(民法第570条)、 b)瑕疵の程度が、売買契約の目的を達成できないほどに重大であるときは、買い主は売買契約を解除できます(民法第570条)。
今回のケースでは、a)ACアダプタの交換・修理、b)についてはACアダプタの交換によりパソコンとしての目的を達成できるため、返品は不可能となります。



 次に、これとは別にPL法でメーカーの責任を追及できますが、これは対象物から発生した損害のみとなります。なお、対象物自体は対象外です。(PL法3条)
したがって、机の賠償責任はメーカーにあります。
ただし、ACアダプタやPCの修理交換義務は無く、これは販売店に対して請求することになります。



 なお、保証書が有効だった場合でも、メーカーはPCとしての目的を達成できるようにすれば修理等をすれば良いだけなので、ACアダプタの修理交換以上の義務はありません。



 以上から、あなたにはメーカーに対して、PCの交換・返品返金・ACアダプタ交換を要求する権利はありません。あるのは、机の賠償請求権のみです。
 ただし、販売店に対してACアダプタの修理交換要求は可能です。



 これらはあくまでも法律論です。
質問者様の感情も理解できます。
ただ、法律的観点からの回答を要求されていましたので、そのような回答をさせていただきました。
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法律的にはこのパソコンメーカーは「現状回復義務」を負うと私は思います。

現状回復のためには精神的苦痛の回復も含むというもであれば、「慰謝料請求」も視野に入るでしょう。

それと日本の法律にはない考え方ですが、「1次的損害」と「2次的損害」という考え方があります。本件では、パソコンが燃えたのが1次的損害、机が燃えたというのが2次的損害です。

>法律的観点から考えて、このパソコンの購入代金の全額払い戻しを要求する権利などは、私には無いのでしょうか?

「無料でアダプタを交換して頂きました。」ということからパソコンメーカーは「電源アダプターの故障。よって電源アダプターの無償交換で現状回復を果たした」と言う認識に対し、、質問者は「パソコン本体と電源アダプターは一体のもの。本体まで無償交換ないし現金返還しなければ現状回復にはならない」という質問者の認識が対立しているというのが本件の本質と私は理解しました。

>法律的観点から考えて、このパソコンの購入代金の全額払い戻しを要求する権利などは、私には無いのでしょうか?


電源とパソコン本体が、物理的にも外見的にも分離独立しているなら、パソコンメーカーの対応は必要かつ充分、そうでなくて、電源とパソコン本体が一体化しているノートパソコン、あるいはデスクトップパソコンの場合には質問者の意見が正しいというのが、私の意見です。

購入代金返済か代わりの品の無償交換か、どちらの方が原状回復にふさわしいか考えると、常識的には無償交換が第一、それが出来ない場合には購入代金返済でしょう。

>今回の事故は一つ間違えば火事になり死に繋がるような可能性もあったのに、菓子折り一つで事を済まそうとするこの会社の対応は、あまりにも消費者を馬鹿にしているとしか思えません。

質問者の心情ではその通りと私も思います。しかし、年間何十万台、何百万台も販売している工業製品では、故障ゼロの商品販売は実体的に不可能という現実があります。電源の故障については、火災、人身事故の可能性がありますからメーカーはとても神経質にしていますが、台湾製とか中国製でないと消費者が納得できる価格にできないのも現実です。

このパソコンメーカーの対応は適法、あるいは「翌日そのメーカの本社のお偉いさんと技術職員の方が自宅に現れ、二人とも土下座で謝られ、お詫びと言って菓子折りまで渡されました。」というメーカーのマニュアル通りの対応は適切で、特段の問題無しというのが私の意見です。これ以上の対応はもちろん可能でしょうが、結局は販売価格に反映してしまいますから、どちらが良いか、と言う個人では解決不能の問題に行き着くでしょう。

机の損害についてなぜ質問者がお断りされたか理由が不明ですが、こういう2次的損害についてメーカーが補償しようというのは極めて異例と私は思います。これをお受けになって、問題解決にされることを私はお勧めします。(2次的損害については、「補償しないか、購入代金までを限度とする」というのが工業製品についての常識というのが私の意見です。)
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一つ方法を考えつきました。


私は法律のプロじゃないので、適当な意見なんですが。

パソコンは修理なり新品交換してもらった上で、民事訴訟を起こしてで慰謝料を請求する、という事であれば金銭での保障があるかもしれないですね。

ま、でも、裁判には勝てないですよね、きっと。
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普通そういう時には、新品を持ってきませんか?一度ショートしたものを修理されても、いろいろと不具合が起きそうな感じじゃないですか?



わたしなら最新型の新品(できれば最高グレードのもの)と交換してくれ、っていいますけど。

レストランでトラブって、今日のお支払いは結構ですから、というのとはちょっと違うと思いますよ。飲食店の場合、食べちゃったものを吐き出すわけにいかないので、代金は結構です、となりますけど、パソコンは返さないで代金を返せ、はちょっと無理があるような気がします。
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パソコンを修理してもらった上で、代金を全部返してもらう?


結局パソコンをただでもらった形にするという事ですか?

それは保障の二重取りでしょう。全然筋が通らないと思います。
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 ??返金してくれといえば、返金してくれましたよ。



言わなかったら相手も言わなかっただけでしょう。

 別に馬鹿にしてるわけでは無いと思いますよ。

 お偉いさんまで来て机を弁償すると言ってくれてるのですから。

明日でもいいから、購入金額で買い取って欲しいと言えば、そう対応してくれますよ。

この回答への補足

早速、ご回答ありがとうございます。
私の質問の仕方が悪かったようです。
パソコンを買い取ってもらうのでなく、不良品だったので、ただにする、という意味でパソコンの代金を全額返還していただく、というような形は無理なのでしょうか?

補足日時:2006/01/19 00:03
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