プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。

築20年のマンションに住んでいます。
使い勝手の悪い間取りをすっきりさせるリフォーム
を建築士さんに考えてもらって、いざリフォームと
いう段になって、管理組合からNOを言い渡されてし
まいました。理由は壊そうと考えていた1枚の壁が
構造壁かもしれないから。

古いマンションなので、管理組合ではもう構造図も
構造計算書も保管していないそうです。マンション
の構造設計をした設計会社にも保管はされていない
ようです。役所にももう保管はされていませんでし
た。

1枚の壁について白黒はっきりさせたいのですが、
20年前の構造図・構造計算書はどこで見つけられ
る可能性があるでしょうか?思いつくことなんで
も結構です。お知恵貸してください。お願いします。

A 回答 (4件)

設計図書が保存されていないとの事残念ですね。


今騒がれているので、管理組合も関わり合いたくないのではないでしょうか。
重要性を認識していなくても、共用物を勝手に処分は出来ないはずです。(実際に保存していないマンションが時々は有ります。構造図・一般図・設備図など各々製本されています)

一般的にマンションの耐力壁は、隣家との隔壁のみで、その他の間仕切壁は、耐力壁にはしませんし、水周り以外は、ブロック積みにすることはあると思いますが、コンクリートで打つ事はまず有りません。
最近は特にそうです。余分な力が掛かるのを避けるため、構造スリットと言うもので、柱や梁と縁を切ります。
今騒がれている北海道の件は、間仕切壁を耐力壁で計算しているとの事ですが、それが問題になっているのです。

次に、矛盾があります。撤去している(許可されている)お宅があって、なぜ許可されないのでしょうか。
逆になぜ許可されたのでしょうか。
若し許可されないのであれば、そのお宅も復旧しなければならなくなります。

残念ながら、管理組合の回答はどれも理解できません。

有るとすれば、構造バランスが崩れるからと言う事でしょうが、そうなると解体したお宅は復旧しなけれはいけませんね。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りです。
今回の件は、白黒がつけば、壊してはならないものは壊さない、壊していいのであれば壊したい、というシンプルな問題だと思っています。これは図面の存在とその管理体制の問題に尽きます。また、ご指摘のとおり矛盾ある対応にも非常に憤りを感じております。
今回壁の撤去を断念することと、すでに撤去しているお宅の壁の復旧はワンセットだと思います。
専門家の方のアドバイスは大変心強いです。ありがとうございました。

お礼日時:2006/03/10 13:18

>思いつくことなんで


も結構です。お知恵貸してください。お願いします

まず役所は期待しない方がよいです。
保管期間が定められており、その期間はちょっと確かではないのですが、品確法で定められた瑕疵担保期間の10年より短い期間なので、10年保証に対して短すぎると言うことが指摘されていましたので。

マンションは自主管理でしょうか?
自主管理でない場合多くは管理会社を利用していますが、管理組合に代わって管理会社が保管していることもあります。途中で管理会社を変えていれば昔の管理会社が返却し忘れているという可能性もあります。

これでもないとなると、かなり難しいですが、施工の際には躯体工事業者(鉄筋や型枠大工)に施工図のコピーを渡して施工をさせますので、協力会社に施工図があるかもしれません。可能性はかなり低いですが。

また、施工会社の施工担当者(既に退社しているかもしれませんが)などを教えてもらえれば、その方が個人的にコピーなどを保管している場合もあります。
私もついこの間まで初めて出た現場の図面は記念に保管していましたので。

また、20年も経っているとなるとその間に改修工事などを行っていないでしょうか?もしそのようなことがあると、その際にコピーをとっているかもしれません。

思いつくことはこんな程度です。


>1枚の壁について白黒はっきりさせたいのですが、

それでも見つからなければ、設計図書に代わる方法として、本格的に調査による方法があります。費用はかなりかかってしまいますが。
そうでなければ、もっと古い時代の旧耐震基準で設計された建物の耐震性を検討することなどできませんので。

測量により壁厚をはかり、非破壊検査(X線など)でコンクリート中の鉄筋の配置具合やかぶり厚さなどを調べて、厚さやかぶり厚からダブル配筋かシングル配筋かある程度判断できます。構造壁ならたいていはダブルですので。
配筋ピッチやシングル・ダブルによりある程度構造壁か非構造壁か判断できると思います。
また構造的にコアを抜いても大丈夫そうな位置の抜き取りによる方法もあります。

破壊検査でよいのなら、築20年というと新耐震基準になっているので、柱と非構造壁の間には耐震スリットが入っている可能性が高いので、その一部を破壊検査でスリットが入っているかどうかを調べるという方法もあると思います。耐震スリットいう材料が使用されていれば、かなりの確率で非構造壁といえますので。

どうしてもだめなら、構造に詳しい1級建築士に相談してみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。ご経験にもとづいた可能性のありそうな保管場所と検査方法などをご指摘いただき、大変参考になりました。
アドバイスを参考にしながら、関係者で今後の進め方については検討していきたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/11 11:24

本題についてはNo.1の方のご回答の通りです。


普通は建築確認書(添付図面は封筒かファイルで一緒になっているはず)を棄てるようなことはないはずなので、念のため管理組合に再確認されてみることをお薦めします。
あと、分譲マンションでしょうから販売元にも確認されてみましたか?
また、上記と併せて期待は出来ませんが、施工者にも念のため確認されてみてはいかがでしょうか?

間仕切り壁についてはコンクリート=耐力壁では無いこともありえます。(構造計算上は雑壁扱いのこともある)
ラーメン構造(柱と梁がある構造)で壁が薄く(120mm以下)、壁上部が梁ではなく上階の床スラブについているような場合はこの可能性が高いです。(断定は出来ません)
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございます。
管理組合には再三確認しましたが、「ない」の一点張
りです。また、販売元、設計会社、施工会社いずれに
も問い合わせましたが、管理組合に渡していて、自社
ではすでに保存していないとのこと。八方塞がりの
状況です。
また思いつかれることがあれば、是非教えてください。本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/09 13:18

構造図・構造計算書は、建築確認申請書にあります。


青焼きの図面と計算書が封筒の中に入っています。

通常、マンションでは販売時に管理組合が引き継ぎ保管をするようになっていますが、重要性を認識していないと、引継ぎをしなかったり、理事長が捨ててしまっている場合もあります。

間仕切り壁が鉄筋コンクリートであれば耐力壁と判断して良いでしょう。
壁の仕上げ材を撤去して、コンクリートの壁か確認するしか方法は無いでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。管理組合が重要性を認識していなかったということなのですね。残念です。
以前に、上階の同じ間取りのお宅に遊びに行ったとこ
ろ、今回問題になっている壁が撤去されて、広々と
生活していました。我が家はNGなので何だか納得感
に乏しいです。仕上げ材を撤去するしか方法がない
ということですので、また関係者で相談します。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2006/03/09 11:01

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