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今年の8月までに、という契約で購入した墓地(お墓自体はまだ建てていない)にお墓を建て、25年も前から主人の実家に預けたままになっている息子(生存一日)のお骨を移したいと思っています。
息子を亡くしたのが元で体調を崩し、それがきっかけで入信した宗教に従って供養してきました。その宗教からは8年前に離れ、その後はお寺さんといえども団体の中に入るのは抵抗があり、自分なりの供養で至っています。
細木数子さんの「先祖のまつり方」の本では、「分家の場合、夫婦どちらかが亡くなったときに建て、それ以前に子供を亡くしたときは親のを建てる予定の左手前に小さなのを立てる。またお骨は土に埋める。周りを塗り固めない」等、色々あります。
他人様からの情報では、「新しい方に移すときだけお経をあげていただく」とか、「移すためだけにお寺にお願いしたとしても、お経をあげてくださった方の宗派の魂が入ってしまうので、家族でそっと移したほうが良い」と聞いたこともあります。
実家のお墓までは往復で約5時間もかかるので、近くに移し都度都度お参りしたいという気持ちは強くなる一方なのですが、お墓に下手なことをしたらいけないという観念があります。お墓は白みかげの石で、一般風のお墓でいいのだったら掃除の良く行き届く小さめのお墓を、とだけは決めているのですがその先が一向に進みません。
どなかた詳しい方がいらっしゃいましたらアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

浄土真宗本願寺派(西本願寺)の僧侶です。


広く仏教的な視点からは、No2の曹洞宗僧侶さんの言われるとおりです。
・墓地の多くは石材店さんが販売していますので墓石を建てる時期が決められているのは通常です。
・25年も前から「ご主人の実家」に預けたままになっている遺骨は、寺院等や納骨堂又は墓地でなく、ご自宅に当時の火葬証明書(埋葬許可証)と共に保管されているということでしょうか?もしそうなら、No2さんがご案内の改葬手続きは必要ありません。一旦、納骨堂又は墓地に預けたのでしたら改葬となります。
・細木数子さんの本は、細木さんは仏教者ではないので仏教的にはまったく間違いであり参考になりません。仏教とは関係の無い万象学,算命学,易学などを独自に研究し独自の占術を編み出された方で宗教家でもありません。いわば独自の細木流・細木教と言えるものと考えています。伝統的な一般的なことではないので真剣な方には惑わすだけのもの(娯楽としてはおもしろさはあるかもしれませんが)と思います。
分家の方は世の中に多く、また私もそうですが先に子供を亡くされた方も多いです。ですが周辺の霊園や墓地を見て回っても「親のを建てる予定の左手前に小さなのを立てる。」というお墓を見たことがありますか?まったくありません。また「お骨は土に埋める」も自治体等の条例・規則や霊園の使用規定等でそのように出来ない(骨壷で納骨)という地域が多いはずです。
また、他人の無責任な情報の
「新しい方に移すときだけお経をあげていただく」とか、「お経をあげてくださった方の宗派の魂が入ってしまう」というような、どの宗派のどの寺院も言わないようなことに惑わされることの無い様にご注意申し上げます。
無宗教なら無宗教でも良いですが、一度、自分の命の連続として、親、またその親・・・と連続して受け継がれてきていた宗派についても本で簡単に勉強するとかして、一度相談されてはいかがでしょうか?
寺院等の宗教家に抵抗があるのでしたら担当の石材店さんに「普通はどうなのか?」とお聞きになればそれでも参考になるでしょうし、今の迷いは減少すると思います。
合掌

この回答への補足

お返事ありがとうございます。
訂正ですが、「主人の実家」に預けているのではなく、正しくは「主人の実家のお墓」に預けています。
実家の宗派は、浄土真宗です。49日まではこちらの浄土真宗のお寺さんで供養していただき、その後主人と母だけで納骨しました。若い頃とはいえ、非常識なことをしていたと思います。
墓地(市が所有)を購入する際、お骨があることが条件で、その証明も必要でした。火葬場に問い合わせましたが記録は残っておらず、母は現在会話不能な状態で県外に入院して聞けませんので、実家のほうのお寺さんや役場にお伺いしたら管理者のいない昔からの集合墓地とわかりました。市に相談し、墓地のある地域の公民会長さんの証明をいただくことで購入できた次第です。

補足日時:2006/04/27 18:24
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 東北の曹洞宗の僧侶です。

白御影の墓石建立を考えておられるということですから、おそらく西日本にお住まいの方であろうと思います。(東日本の場合、黒御影石が多い。)葬送の習慣等については地域差があり、また宗教宗派によっても違いが生じる場合も多いと思います。その点をもう少し明確にされた方が、より適切な回答をもらえると思います。一般論としての回答としては「自信あり」と出来ますが、質問者の事情に合った回答になるかどうか自信ありません。わかる範囲で回答させていただきます。
 
1、遺骨を移す場合の手続きについて
「墓地、埋葬等に関する法律」
http://www.houko.com/00/01/S23/048.HTM
に定められています。
 具体的な手続きの進め方については、下記の石屋さんのサイトの説明を参考にして下さい。
http://www.boseki.net/jibunde.html

2、従来のお墓から遺骨を移す際の供養について
 それなりの理由があって、実家のお寺とのつきあい絶っていることはわかりました。しかし、そこの墓地に遺骨を埋葬した際には、そのお寺の宗派の儀礼で供養してもらい埋葬してもらったと思います。その墓地から遺骨を移すに当たっては、そのお寺さんに供養してもらうのが自然な形ではないかと思います。
 当寺でも遠方に居を構えた方がお墓を移すことがたまにあります。諸般の事情で移転先が必ずしも同じ宗派でない場合もあります。だからこそ、今まで埋葬されていたお寺で最後の供養をするのが筋ではないですか、と申し上げております。

<他人様からの情報では、「新しい方に移すときだけお経をあげていただく」とか、「移すためだけにお寺にお願いしたとしても、お経をあげてくださった方の宗派の魂が入ってしまうので、家族でそっと移したほうが良い」と聞いたこともあります。>

このアドバイスははっきり言って間違いです。遺骨改葬の手続きを知らない方の無責任なアドバイスとしか思えません。従来埋葬していた墓地の管理者(実家ののお寺さん)の承諾無しには、遺骨を移すことは出来ないのです。実家のお寺さんへの礼を失するようなことをして、承諾を得られるものでしょうか?ましてや無断で遺骨を移すというのは、法律に触れる行為です。だからこそ、最初に法的な根拠と手続きを説明させていただいたのです。

3、細木数子さんの本を全部信用しては駄目です。
 「分家の場合、夫婦どちらかが亡くなったときに建て、それ以前に子供を亡くしたときは親のを建てる予定の左手前に小さなのを立てる。またお骨は土に埋める。周りを塗り固めない」
 もしかしたらこういう習慣が一般化している地域も若干は有るかもしれません。でもこういうやり方をしている人ばかりではありません。現実に私の寺の墓地にあるお墓に限ってみても、亡くなった子供だけが埋葬されている墓地は現在でも10件以上あります。子供が亡くなった当時は生活に余裕が無かったり、転勤続きで墓地を決めかねていたりなどの理由ですぐにお墓を建てず、実家の墓地に埋葬したり実家のお寺で預かってもらうことはよく有ります。しかし、多少生活に余裕が出来たり持ち家を建てたりしたので、お墓を建てて子供を供養する例は珍しくありません。むしろ自然な行為だと思います。細木さんの本にある記述はあまり感心できません。むしろ人を迷わせる内容の記述だと思います。

4、霊園の規約にも墓石を建立する期日が定められるているようですね。
 遺骨を移すためにも、お墓を建てる事が必要になります。予算的なことをあるかもしれませんが、どうせ建てるなら後々貴方御自身や御主人が入ることを前提としたお墓を建てるほうが良いと思います。今日家を建て建てかえる場合の大きな課題は廃材の処理だといわれています。今日、お墓を建てかえる場合でも、古い墓石の撤去処分費用が大きな負担となっています。

 小さな墓石で構わないと思って今回小さな墓石を建てても、いずれ先祖代々お参りするための墓石建立の必要性が生じてくるのではないでしょうか?その点をよく検討された方がよろしいと思います。亡きお子様を供養すると共に、あなた方の将来に備えたお墓を建てられたほうが良いのではないかと思います。

この回答への補足

お返事ありがとうございます。
補足ですが、「小さめなお墓」というのは、あくまでも「小さめ」というだけで、石材店にある範囲での「小さ目のお墓」ということです。
丁寧なアドバイスありがとうございました。参考にさせていただき、行動に移したいと思います。

補足日時:2006/04/27 18:18
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こちらでQ&A方式で色々解りやすく解説してありますので、よろしければ覗いてみて下さい。


                ↓
http://www.tsuino-sumika.com/knowledge/faq5.html

また、相談フォームのあるサイトもありました
                ↓
http://www.e-ohaka.com/08soudan/index.html
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この回答へのお礼

早速のお返事、ありがとうございます。
関係したサイトがあるのですね。勉強不足でした。
二つのサイトもぜひ参考にしてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2006/04/26 22:43

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