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 行政カテにもつながる質問です。
 集中豪雨等によって、斜面が崩壊し、家屋の破壊、道路の寸断などが起きますが、それによって生じる損失・損害は誰が補償するのでしょうか。例えば、斜面が民有地の場合(A氏所有)、その所有者宅(A氏宅)が破壊されれば自己負担になるでしょうが、他の所有者宅(B氏宅)の場合では斜面所有者(A氏)が補償するのでしょうか。
 家屋の場合、比較的考えやすいかと思いますが、例えばA氏所有の斜面によって公道が破壊されたらA氏がそれに伴う損失・損害を補償するのでしょうか。さらに、その斜面は保護する必要があるとき、それに伴う工事費はA氏が支払わなければならないのでしょうか。
 以上の判断をするとき、その根拠となる法律等があれば合わせてお教えください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

斜面が崩壊し、家屋の破壊、道路の寸断などが起きますが、



>それによって生じる損失・損害は誰が補償するのでしょうか。
まずそれが天災なのか人災なのかという判断が必要です。
つまり斜面を管理すべき人が適切な管理をしていて、ただ想定外の天災により損失や損害が発生した場合には誰にも責任はなくなります。
たとえば川の堤防が決壊してという事件が去年も起きましたけど、工事に問題はなく、可能な限りの対策はしていたが、その想定を上回る洪水となり決壊したという場合には行政の責任を問えないのと同じです。
あと地震等でも同様です。

一方で崩落する危険があると予測されている、あるいは管理が不十分で補強などが必要にもかかわらず放置して、それが天災と重なり崩落したなどでは、管理責任を問われます。

この管理責任を問えるケースで考えますと、

>斜面が民有地の場合(A氏所有)、その所有者宅(A氏宅)が破壊されれば自己負担になる
そうなりますね。

>他の所有者宅(B氏宅)の場合では斜面所有者(A氏)が補償するのでしょうか。
そうなります。

>例えばA氏所有の斜面によって公道が破壊されたらA氏がそれに伴う損失・損害を補償するのでしょうか。
そうなります。

>その斜面は保護する必要があるとき、それに伴う工事費はA氏が支払わなければならないのでしょうか。
そうなります。

基本的には所有者が管理することになります。
ただ行政も危険な斜面などに対しては助成等をしていると思いますけどね。
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この回答へのお礼

詳細なご回答ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2006/07/18 14:43

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